1980年代 旅行屋の着回し術
私が20代の頃の話です。当時私は旅行屋で営業職をしておりました。これを、なぜ今書くかと言えば、そう、個人的には懐かしくて書いています。同時に、何かヒントがあるのではないかと、書き始めました。
例えば、アメリカにお客様をご案内して、当時の流通産業視察を行うとします。お連れするのは、メーカーの方々や、デベロッパーの皆様、リテイラーの方々などです。当時、わざわざ米国に渡り勉強したものと言えば、まあ、今では日本でもございます。あれや、これですね・・・日本には、リージョナルSCなど存在しない時代です。今回の主題はこれではないので話を戻します。
当時の会社の規定では、初日と最終日は、スーツ着用が義務付けられており、上下スーツ、もしくは、テーラードジャケットとトラウザーズという組み合わせで、タイはマストとなっておりました。社章をつけて、名前のプレートもという、半ば恥ずかしい格好ではありました。さらに、2日目、から帰国前日までは、ドレスコードはスーツ着用とは決められてはいないのですが、TPOでとなります。現地の企業とのミーティングやパーティーなども、あるので、それ相応の用意も必要ですが、今回はブラックタイの必要なものではない想定でまいります。当時の、アイテムをそのまま記載しますので、古くて解からん という皆様 ご容赦ください。
【成田を出る時の恰好】
■MITSUMINE さんのスーツ
段返り3つ釦のジャケットに、2タックのパンツ 色は濃紺
■POLOのソックス チャコールグレー
■Jプレスのひの頃の話です。当時私は旅行屋で営業職をしておりました。これを、なぜ今書くかと言えば、そう、個人的には懐かしくて書いています。同時に、何かヒントがあるのではないかと、書き始めました。
例えば、アメリカにお客様をご案内して、当時の流通産業視察を行うとします。お連れするのは、メーカーの方々や、デベロッパーの皆様、リテイラーの方々などです。当時、わざわざ米国に渡り勉強したものと言えば、まあ、今では日本でもございます。あれや、これですね・・・日本には、リージョナルSCなど存在しない時代です。今回の主題はこれではないので話を戻します。
当時の会社の規定では、初日と最終日は、スーツ着用が義務付けられており、上下スーツ、もしくは、テーラードジャケットとトラウザーズという組み合わせで、タイはマストとなっておりました。社章をつけて、名前のプレートもという、半ば恥ずかしい格好ではありました。さらに、2日目、から帰国前日までは、ドレスコードはスーツ着用とは決められてはいないのですが、TPOでとなります。現地の企業とのミーティングやパーティーなども、あるので、それ相応の用意も必要ですが、今回はブラックタイの必要なものではない想定でまいります。当時の、アイテムをそのまま記載しますので、古くて解からん という皆様 ご容赦ください。
【成田を出る時の恰好】
■MITSUMINE さんのスーツ
段返り3つ釦のジャケットに、2タックのパンツ 色は濃紺
※紺ブレに、グレンチェックのトラウザースとかでもあり。ただし、 現地で、公式な何かがあれば、ブレザーは避けたい
■POLOのソックス チャコールグレー
■Jプレスのブロードクロス調のシャツ色は白 ブルーはオフィスなら音のいいけれど、外仕事では汗染みが、見苦しいので・・・
■タイですが、レジメは、学生っぽいので、小紋を愛用
■コールハンのローファー、バーガンンディか黒
これが、まあ、ベースになりますね。
【現地での、行動中のスタイル】
■スーツのジャケット
■チノクロスパンツ
■オックスBD シャツ
■ローファー
【ジャケットも不要な場合】
■チノパン ■ポロシャツ ■ラルフのニット など 足元はローファー
【ちょっとした、会食】
■スーツにドレスシャツ ポケットチーフ
トラディショナルアイテムというのは、実に着回しが効いて、それでいて、あまり違和感を与えない、万能アイテムなのです。だからこそ、今 今一度見直されても良いような気がしてなりません。
例えば、ちゃんとしたものを買えば、かなり長く着れます。デザインに流行りすたりはありますが、トラッド物は、それにも耐性が高いです。
1万円程度のジャケットを着て、オフィスに行ったら、同僚も同じ なんて、嫌ではないですか? そう、当時1980年代 ブレザーの相場観は 39,800~ スーツも最低で39,800~でしたね。今より、高い? そうです。BDシャツは1万円、ポロシャツも1万円、ソックス、ハンカチ ともに1000円 トラウザース 2万円 チノパン1万円 ですが、みんなこれで、買っていましたね。もちろん、これがボトムの料金だとして、上見れば切り無しでしたが・・・ ただ、確実に、着ている事での、アゲアゲ感は、今の服には、あまりないと感じています。それに、今の、あの手の量販品に比べて、ライフサイクルは長い気がします。
デフレの温床が、アパレルと食だとしたら、ここを悔い改めないと、僕らの未来は暗くなります。
今、オフィスを見渡しても、テーラードジャケットは、激減
これではいけません。
トラディショナルアイテムの復活に力を入れたい、僕はそう思うんです!
強く
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