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心筋梗塞なんてならないで・・
#経皮的冠動脈形成術 (PCI)
ランチを食べた直後だった 1月10日 正月明けの日曜日だった。 午後になって、まだあまり経っていない時間。その感覚は突然に襲ってきた。痛みとも違う、締め付けられるような重い感覚。うずくまって動けないという感覚とは正反対の、今、どうにかしなくては、まずい。
全身を不安と危機感が覆う。
まずい、確実にまずい 実感は濃くなるばかりだ。
119番 真っ先に考えた、この選択は即座に打ち消された。我が家の周りには3つの大学病院が徒歩圏内にあり、そのどれっもが歩けば10分強で辿り着く。救急車を呼んで、来るまでが10分、そこから、病院が決まり搬送されるまでに、いったいどのくらいの時間がかかるのかを考えた時、その選択肢は消えた。過去に、何度となくお世話になっている大学病院、ただし循環器は初めてではあったけれど、ERなら診療科は後だ。早速電話をいれる。電話をしながら家を出た、まだ受け入れるとは言われていないけれど、とにかく話ながら、歩いていく、少なくても病院と自分の物理的な距離は近づく。時間を要したのは、受付のオペレーターから、引き継がれるまでの時間で、ERの看護師に繋がってからは、早かった。来られますか と聞かれた時には、救急受付の扉の前まで来ていた。受け入れてくれると聞いた途端、歩くのが辛くなる、その場に倒れた。
電話は繋がったままだ、今どこですか の問いに扉の前に倒れていますとだけ告げた 直ぐに車いすを押して数名のスタッフが来てくれた。
車椅子で処置室へはいる、ベッドに寝かされる、心電図、
矢継ぎ早の処置 検査 血管は過去に経験が無いほど固く、針が入らない。エアゾルタイプのニトロ、何とか、静脈に針が入る、輸液が落とされる、中身の想像はつかない。そして酸素と目まぐるしく処置が行われる。
若いドクターがいう、「急性心筋梗塞です。」
「波形に出ていますか?」と聞いた
「典型的なものがでていますので、いずれにしろあまり時間をかけるのはよくありませんので、今日は休日で人も少ないのですが、これから人をかき集めてカテーテルをして血管を通します」
という結論を聞いた
手術の同意書を取る家族がおらず、医療スタッフは困っていた。
ご家族は と言われたが、あいにく皆、地方に出かけていた。
リスクに対する説明がされた それは、軽度の不正脈から、心破裂まで、きちんと説明がされた。
こちらも、CT造影剤にはアレルギーがあることなど、決してありがたくない情報を伝えた。
この時の、状態 あとで解ることですが、 上は後から頂戴したもので、下は私が書いたメモです。何もわからない、普通のサラリーマンが心筋梗塞を発症するということは、大変に不安なものです。なので、回復後に分からないことを、少しだけ調べてみましたが、よくわかりません。
皆さんにお伝えしたいこと
心筋梗塞は、何も強烈な痛みが必ず起きるものではありません。
私には、術中の方が遥かに痛みを感じていました。
そして、カテーテルでPCIを行い、ICUに3日、一般病棟で4日
1週間で退院出来ましたが、この病気はm、かかって良い病気では絶対に
ありません。さらに、一定の予防は可能だと思われます。
予防しましょう、検査しましょう。
私だけかもひれませんが、年内の検査はアナフィラキシーが出て、途中で終わりました。これにより、その後も、精神的に再発ではないかと、何度かERでお世話になっています。
この病気は一種の PTSDを発症する可能性があるのかもしれません。
私の、嫌な思い出でですが、リスクをお持ちの方の参考になればば。
最後に、原則病院へは 救急車で来てくださいとのことを強く言われましたこと、付け加えます。
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