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久しぶりの外食は、若い時の味だった

若い頃、山下町のパスポートセンターのある、あのビルに勤めていた。そう、多分、毎日毎朝、10年近くも通ったと思う。電車で通い、車で通い、そんな毎日だった。窓からは、港の景色が見え、同じビルにはラジオ局も同居していた。あ、そういえば、その次のオフィスも、ラジオ局の入るビルだった。エフエムと中波の違いはあったけれど、何故かラジオ局の入るビルと縁があった。
今朝、 #バンクシー展 を見に行った後で、中華街に出た。元町を歩き、時間を潰して、ランチタイムに合わせて、中華街に。人気だと言う店に行ってみた、長い行列ができていた。ふとみると、若い時から何度も何度も何度も訪れた店が、ちょうど開く頃だった。この店も、何組かの待ち客がいたけれど、味も値段も知っている、さらに美味しい、この店を選んだ。
大好きな #海老雲呑 を注文して、瓶ビールで、これをやつける。合わせて、焼豚かけご飯も注文した。これは、薄切り千切の焼豚に、ネギとタレ油が混ざり、複雑でコクのあるご飯ものになっている。
変わらない味
変わらない店の人
けれど、私が20代だったころの、お姉さんはは、同じだけ時を過ごして、今日もお店にいた。なんとなく、そっけない接客も、づッと変わらない、これもまた、なんとなく逆に落ち着く。息子さんだろうか?お孫さんだろうか、それとも、ただのバイト君か?
若い男の子が丁寧に働いていた。
それらをちょうど良い時間をかけていただき、店を出た。

ふわふわの雲呑の皮、しっかりした具材の食感、海老雲呑といいながら、多分、豚肉とエビを合わせてるようだ。これだから美味しい。
これだけは、つべこべ言わずに食べるべき。
食レポで
何これ? 溶けるぅー とか ジュージュー とか、タレントさんが、声のキーをあげて、早口に喋る類とは違うかもしれないけれど、安心して、美味しい、素朴な海老雲呑でした。
思い出とともに

店には、それらしい看板もないのに、店の前の電柱に店の名があり、そこに ◯◯飯店 ここです と書いてある。
このお店を、だだんと名前すことが、お店はどう思うのか? わからないので、書きませんが、多分 #中華街 海老雲呑 で出てくるので、大丈夫でございまする。


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