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映画 セフレの品格(プライド) この映画を観て 現実の美しさを知る

調べると この原作は 漫画だと言う
タイトルから思い浮かべたのは あのドラマだった
そのドラマは1965年生まれの僕には、真面目に観たという意識はなく
多分、このドラマが流されている時代、僕自信があらゆる面でテレビを見れる余裕の無い時代だつたと思う
忙しい 忙しすぎた 公私ともに そして、公私の登場人物はかなりリンクしていた頃だった。
公私が常にリンクする生活は、そこかこの映画にも通じる

簡単に言います

常識と良識の中で、きちんと生きていたら 足元を掬われる
編めたのは、だれあろう、信じ切っている対象
それぞれには、理屈があり 理屈の中で演じられる生活は
きちんとコンサバティブになっている

けれど、その真面目に良識の中で生きる一人ひとりに理屈はあれど
モラルハザードの極致
こうなると、常識と良識を守って見せて、壊れ果てている人が生きている反面で

良くないとされる 日々の中にはあるのは 誠実な魂
肉体もある 欲望もある 感情もある
そして、それらは、裏も表もなく、自然を割り切って生きた時
その、割り切って生きた日々に、偽りもなければ嘘もない

だからこそ、美しいのは どちら?
そんな疑問を投げかけたら

彼らは答える気がする、 美しい必要など無いのだと

この映画の何が良いか

発想が素晴らしい 解っているから こそ
キャスティングが素晴らしい
一番美しいのは、一番の悪役 彼女の悲しいまでの抵抗は美しくも恐ろしい

華江の寂しさの先にある行為が理解できて美しい

抄子 の台詞と行動がいい 私が・・・・ この一言に集約される

僕がここに書いたことは みていただけるとわかるかも

#セフレの品格 #湊よりこ  先生

映画2部作は 僕は 決意  初恋  決意 の順で観てしまった
これが良かったと思う

ちなみにR指定はご留意のほど



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