タダシが語る「PLAN C」への思いと、これから【後編】
PLAN C立ち上げにあたり、レーベルオーナーであるタダシのインタビューを前・後編の2回に分けて掲載します。
レーベル第一弾ライブ「CO-WORKING TITLE」への意気込みを語っています。
(取材・編集 / PLAN C制作部)
前編はこちら
https://note.mu/plan_c/n/n4308e65ac4f5
カロリーを抑えてどれだけ高い数値のライブができるのか
──レーベル第一弾ライブの「CO-WORKING TITLE」はどういったライブになりそうですか?
これまでのライブ以上に気楽なものにしたいです。ライブって、毎回振りかぶって作ってるんですよ。150パーセントやって100に近いものを作る作業なので、終わるとドッと気疲れする。長く続けて行くには少しは気を抜いてやる方法も考えなきゃいけないなと思った。それで今回、フォーマットの一個として、カロリーを抑えてどれだけ高い数値のライブができるのかなって。
──決してクオリティを下げるという意味ではないと。
もちろんもちろん。このライブでしかできないようなネタもやるし、今までのライブを見てくれた人もちょっと違う感覚になると思います。「スピンオフ」っていうのはそういう意味もある。あと二か月連続公演なんで、両方見るとそれぞれ違いがあって面白いんじゃないですかね。
──プラセボという、難波の味園ビルにある会場も注目です。
いい会場ですよ。ずっと場所自体は知っていたので興味はあったんです。で、一度下見に行かせてもらって即決しました。基本はカフェバーなんで、今回はお酒も飲んで見れますよ。おかわり歓迎っす。
一つのライブ形態だけではソロは持たない
──共演者の橋本健一さんと肝月千紘さんはどういう経緯でオファーしたんですか?
ハシケン(橋本)は去年の「よってたかって気後れ3」で共演したんですけど、まだまだ出てない魅力がいっぱいあるので、そのへん引き出しながら一緒に面白くやれたらなって。もうビシバシやってやろうと(笑)。つっきー(肝月)は、知り合ってそこそこ長いんですけど、共演って一度しかなくて。
──チーム☆レトリバーズの公演ですね。
あの時も共演したかって言われたら全然なんですけどね。掛け合いすらなかったし。で、彼女もずっと色んな舞台に出たりして、成長を感じることがとても多くて。それで今回の共演者を考えたら、つっきーの顔がパッと浮かんで。やるなら今だなって。
──二人ともゲスト扱いというのはどういうことなんでしょうか?
半分は僕一人のコントで、もう半分は二人コントって構成なんでそういうことにしてもらってます。カロリーって話をしましたけど、稽古の時間とか共演相手の負担もなるべく少なくしたいと考えたらこの折衷案になりました。
──ひとりコントも久々ですね。
ねえ。どうしましょう。またあの孤独な時間が!(笑) でも一回ライブで経験積んでるんで、まだマシか。
──今後また単独のソロコントライブもあったり?
あれはオリンピックみたいなもんなんで、四年に一回とかそれぐらいじゃないと。みんなもそんなに見たくないでしょ?
──そんなことないと思いますが(笑)。当然、「よってたかって気後れ」Vol.4も?
やりたいです。でも、「よってたかって気後れ」も含めて色んな方法で入れ替わり立ち替わりやっていくのが理想です。一つのライブ形態だけではソロは持たないので。頑張ります。
──今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
スピンオフコントライブ「CO-WORKING TITLE」
https://note.mu/plan_c/n/n5a12a61f422f