2020年落語会観賞統計

・定席 落語協会:6、芸協:11
 内訳)鈴本:1、末広亭:14、浅草:1、池袋:1
・その他:6 内訳)鶴光の会:2
合計:23

今年最初の一席は、柳家ふくびき:初天神(1月6日末広亭初席第一部)
今年最後の一席は、入船亭扇辰:徂徠豆腐(12月28日末広亭夜)

去年が41回だったので、大幅に減ってる。やっぱり、4月5月の緊急事態宣言による休席が影響している。

「その分、ストリップに行ってるんだろ!」は無しで←

今年の一席は、笑福亭鶴瓶:癇癪(2月12日末広亭夜 神田伯山真打昇進襲名披露興行)。鶴瓶師匠が本気を見せたから、あの日の「神崎の詫び証文」があったと思ってます。

鶴瓶師匠の癇癪は、師匠 六代目笑福亭松鶴が主人公。34年前に他界しているので、多くの伯山ファンは知らないであろう六代目松鶴のものまねで、ガシガシ笑いを取ってく鶴瓶師匠。鶴光師匠がライバル心燃やしてるのは、鶴瓶師匠の才能なんだなと。

聞く六代目松鶴の話は、私には鶴光師匠で散々聞いてるので目新しさは無いけど、鶴瓶師匠が話すと面白いんですよね。

鶴志師匠が亡くなったのは今年でしたね。笑福亭の皆さんは一日でも長生きしてほしい。

次点の一席は、柳亭小痴落:磯の鮑(7月29日末広亭夜)。落語って、男のバカバカしさを笑ってきたから、今も通じるんだろうなと。それが前面に出てました。

こっちーの芝居は、客入りも良かったですしね。正直、この次の芝居だった8月上席夜 落語協会真打昇進披露興行やり直しの方が客いなかったので…

新年はどうなりますやら。鶴光師匠が「噂のゴールデンリクエスト」の影響で寄席出るの減ってますし、寿輔師匠は場所問わず投げ気味なので、寄席に行く数は新年も増えなさそうですが。でも、成金組が続々、真打になるので、それは見に行くとは思います。

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