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『パターンB』

気づきを得られ、流れもスムーズできっと私は”いい気”になった。

昨日の記事を、その前日の日中に下書きを終えた、ちょっと余裕のある状態だった。

夜、主人の帰宅。

手を触る仕草が目に付く。

本人も自覚している通り、『良くなってきた⇔またぶり返してきた』を繰り返すから油断できない、というのは傍で見ているのでそれも想定内。

どうしてその話になったのか分からないけど、手の事、睡眠の話へ。

「早く寝るようになっても『また元に戻る』という事もある事だしさ、今どうしてるとか私は知らないけど…」


ここは何というのか。
主人は”慣れる”のが早い。本人もよく口にしている自覚済みの事。身体が学習して”その効果”が、長く続いているという実感から離れるのが早いように思える事が多々あった。

脳が利口(笑)
「こうすればいい」という事を身に付けてそのハタラキになっていくので、『こうしていても大丈夫』というものに収まるのが早いように感じていた。

睡眠の話の時に主人がどういう言葉を並べたのかはハッキリ憶えていないけども、”ムダ”という様な内容だった。

「いくらやったって○○だから、今の体制が変わらなければ云々…」

(お、お、お。そう来たか)

内心でそう思いながら、私は黙って聞いていたのだけども、その後の数秒?ほんの短い時間に、2人の氣が「ガツッ」とぶつかったように思った。

「(うん、うん、うん。)分かった。そういう理由が出てくるんなら私はまた何も言わないだけだからいいんだ。ただ、いつかは抜けていかないと、ソレは同じことになる、というだけだからね」

「おれ、今何か”そんな事”言った?自分で気づいてないんだけど?」

私は食事へ体勢を戻し『自分の中』を考えていた。

――私の心(アタマ)の中の言葉・思い――

「何で強く言った?冷静であるようで氣がぶつかってる。私は何をしようとした・・・?」

自分を振り返っていて、『何かあるなぁ』だけを握ったまま食事を終えた。

「まぁ、とにかく。最悪、少し長い目で今年は見るという事で(*^^*)」

5月に会話した通り、今すぐどうこうじゃないのは、手の事だけでなく仕事の事も含めての話。それは主人も解っている事だからそんな程度でその時の会話は終わった。

「あ、そうだ。なんかこの間こんなの視たよ」

そう言って動画を転送した。

それとは別に、似たような内容の記事を目にした事を、要点だけ伝えておいた。

そして私は楽しみにして風呂へ向かった。


『何かあるなぁ』

これの続きを観るのが楽しみだった。自分で”ある”事が分かっているから。

ワン達とも離れて独り静かに考え、没頭できる場所として、私にとって風呂・トイレは大切な時間。

その時のシーンへ戻ってみる。

元々は”主人の変化”として、ただソレを綴っているだけだった、はず。そう、主人の変化なんだから。

あの時、一瞬の”ガツッ”は、何でだった?

アタマの中を少し探す。

あ…。私あの人の”世界”に入って行っちゃった。自分の世界を、あの人の世界に広げてしまったんだ…。

干渉させた、そう思った。

理由も上がって来た。

既に書いた記事。私が「こうだったらいいな」と思っている事が”叶っている”と分かってた。それが嬉しかった事も事実だし、更に、自分の”予測”が当たっている事に気を良くしてしまっている、というウラ側が視えた。

(そこか)

情けないとか、恥ずかしいとか何もなく。「干渉って、こういう事なんだ」という手応えを感じたことが嬉しかった。

自他の分離までは良かったけれど、簡単に自分が他に干渉してしまう事はこうして起きてしまう、という事に気づけた瞬間だった。

(なんだ…。ありがとうYさん)

”私側”に一度戻って、再び冷静に主人の世界を観て、私の世界を観て。それぞれは「別の世界なんだ」という事をもう一度私の中で分けてみた。


私は『氣』という言葉をよく使うけども。視えている訳でもないのだけど、自分で考える時にイメージがソレで出るのでその様に表現している。

アタマの中は映像があるのでなく、氣というあくまでも透明のイメージがその何もない空間を、主人の世界という空間へ広げ入ってしまった、という風に視えるから。


それを、自分に戻して、主人は主人の世界を、ただ私がそれを観ているという自分に戻せた事は良かったと、「良い体験をした」と感じた。


自分の中に取り入れて考える、という様な”敢えてそれをする”、と言う対応の仕方もあるのだと思う。

ただ私はスタンスとして、自分が「ここ」という所にいながらそれを観る、というカタチで主人に接したいという風に考えている。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

その姿勢は、その後の主人との会話にも表れ、その事は主人にも伝えた…。”パターンC”は明日へ。

「うみのみかをサポートしたい」と行動させてしまう様なクリエイターです(*^^*)。私も同じように読まれた方のサポートになる事を意識しています。 自覚を保ちしっかりと進んでいきます!