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やるかやられるか…大袈裟かよっ(笑)

『射程距離は5メートルup。文句なしだ。新型の武器を手に入れて、これで奴らを狙撃できる…』

奴らの居場所も確かめた。

室外機の風の当たるサンルームの足の付け根。良い場所に作ったもんだ。

『さぁ、行くぞ私!』

⦅プシューー プシューー・・⦆

『あれぇ、15メートルどころか、風に煽られて5メートルも飛んでないじゃんか。( ;∀;)』

『うわぁ、きたっ(シューーッ!)』

敵もなかなかやるな。でも今日は勝つ(; ・`д・´)

サンルームの下から蜂が飛んで行くのを毎日のように確認していた。つい数日前には場所の特定ができないながらも、それらしい場所へ向けて内側(家の中)からジェットを噴霧していた・・・、5~6匹の蜂がある箇所に死んでいたのを確認していた。

少し安心したのも束の間。

その二日後くらいには、再び蜂がそこから現われるのを内側から見ていた。「やっつけるしかない」と思い、新しいジェットを購入し、戦いに挑んだ。

私は、主人には口頭で”絶対あそこの辺りにいる”と話はしていた。私は覗き込んでの確認はできず、でも確実にソコと断定した昨日。「うん、あそこに蜂の巣作ってた」と目視確認した主人、場所は確定した。


ジェットの距離が出ると言っても、この日は風が強かった。そこまで煽られるとは思っていなかったが、半分も飛ばない事にヒーヒー言いながら、私の目からは直接は見えていないそこに向けてジェットを噴射した。

出てくる蜂は大量ではない。だけど、いつこっちに向かってくるか油断はできず、打っては家の角に隠れ、打っては隠れた。

シューーッ、(サッ) シューーッ、(サッ)

スプレーの握り手部分が、本当にガンの形になっているから、格好はまるでスナイパー。無意識に胸の前にジェット缶を握る姿を観て、一瞬自分を笑った。

『うわっ、きたかっ!((+_+))』

右の背後からブーーッという音と、黒っぽいものが視野に入り、驚き慌ててしまった。

⦅痛い…⦆
ジェット間で手首を打ってしまった。

「蝉だよ蝉(笑)」

サンルームの内側からずっと様子を見ていた主人が笑いながら教えてくれた。

『痛い、手をぶつけてしまった( ;∀;)』

「やろうか?」
『(最初からやってよ)うん、気をつけてやって(*´з`)』

主人に狙撃をバトンタッチして、サンルームの内側から見ていた。

「やったよ。蜂の巣も落としちゃうから」

大方蜂が落ちたであろう状態の巣を、突いて落とした。初めて見た大きめの蜂の巣、しっかりとしたハニカム構造。直径15センチ・厚み7センチ位で意外と大きかったと知った。中には幼虫もいた。

念の為、スプレーをした上で潰してもらった。冷静に”大丈夫だよ”的に対処する主人に有難く思うも、後で調べれば”アシナガバチ”で、決して甘くみてはいけない種類である事も知った。

『知らないって、恐いわね(^-^; あんなに近づいて”大丈夫”とは言えなかったんだよ(笑)』

間近で見て、直に噴射。半袖短パン。
あまりにも舐めすぎている。
そして、手にも止まったらしい( ゚Д゚)
(アフォ!!)


一方。用心を重ねた私と言えば・・・。

手首を脇から缶底で打ち付けたのがいつまでも響いてしまい、ハッカの香り付きリストバンド、通称シップで処置。

肉のない手首にダメージが発生した。

名誉の負傷!?

私がやられたのは、一匹の蝉だった。
ヤツは、セミファイナルを迎えていた…。

完。

「うみのみかをサポートしたい」と行動させてしまう様なクリエイターです(*^^*)。私も同じように読まれた方のサポートになる事を意識しています。 自覚を保ちしっかりと進んでいきます!