「分かった！！」

分かっただけじゃ”経験”できない。

だからその後に色んな事が起きてくる…。

スイッチが入り”実行”に移る過程だね。

今朝はイヤな１日の始まりから、こんな事を書き留めていた。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

朝からイラついて始まった。

正に「記憶のリピート」、今日はこれを見せつけられた。まずはそのストーリーから。

２つの時間をセットできる目覚まし時計。私が主人より早く起きる時、今までに何度も”止められて”しまった。スヌーズを止めるならまだしも、鳴らないようにoffしてしまう。

「音に反応してやってしまっている」というのはよーーく解かるんだけど、相変わらず謝りもしないのも腹が立つ・・・。

「”何度も何度も”という事がとても嫌い。１度や２度ならまだしも…」と、私は過去の振り返りの中で、自分の「嫌い」な事をこう記している、そしてそれは今でも少し感じている。

（何度も…人にされるのも、自分が同じ経験をくり返すのも嫌い、の意味）

そして、ここから。

過去に何度も止められているから、それが積み重なり、今日の出来事ですぐ”スイッチ”が入ってしまっている。普段はこの起床パターン自体が少ない事もあり、眠っている（記憶保持状態）ものが、今日１度の事で火が点いている。

ホ・オポノポノはこれを記憶の再生と呼び、これをクリーニングすると言っている。昨日記事に上げた事によってしっかり「ホ・オポノポノ」にフォーカス状態になっている。

さらに掘り下げると。

経験回数が多ければ、それだけ確率も上がり記憶は深く刻まれ、「また？」というリピートになる。”身近なモノ”になればなるほどそういう事になる。だって、憶えてしまっているから。（だから特に”血縁”は難しいんだろう…身体にも記憶されているから…。）

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

今朝は太陽の暑さに引き出されるように、朝の事にイラついていた。ワン散歩を急いでいた所、散歩前に次々排泄ラッシュにあい、なかなか出られない。雲がなくて、２陣を考えると「急がなきゃ…」と、思いが加速した。

散歩中、今日はセミが随分と飛び回り、腕に体当たりされてビビって騒ぎ、出発前に間に合わず、玄関でブリッとしてしまう子の処理に追われ、完ぺきなイヤなパターン。

ただ、「こんな事を思ってるからこうなった」とは全く思わないので、イラつきながらもサッサと終わらせた…それでも次々今日は起こった。

紐づけの考えはせず、出来事を結果として観た時に、全て「イヤな事にフォーカスしてるよな」と思った。でも逆に「”良いと思う事”はなかったか？」と探してみて解った。

今日に関してはなかった。ハッキリとそう思った。

今までと同じ事（←良く捉えるように努めるのではなく、ここは”当たり前”としてしっかり観た）は”良い事”とカウントせず、普段の私が”ラッキー！”と思うような事があったか？と観るとない。足を引っ張る様な事しかなかった。

ただそれを観た時、しみじみ

「物事はただ起きてるよな」

そう思った。

良かった、イヤだったと、傾けたのはやっぱり私で、リピート再生していなければ、”出来事”で終わりだった。

「感情が出る」という事は、やはりそれを知っている、という事・・・。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

今日は空を見て焦ったのは”知っていた”から。

「今までも大丈夫だったから、大丈夫でしょ…」

ムダに焦った時はこの想いによって”マイペース”に戻っているけれど、今日のように焦っている時、本当にこの後、「雲によって助けが得られない」という事を知っている（分かっている）から、と思った。

（「今までも大丈夫・・・大丈夫でしょ…」、これはやっぱり”思考のクセ”から来るものと、本能的に感じるモノとの差があるように思う）

予測は大方立てられる、ダメな時はダメと知っている。

そして余裕のある時ならば、「ダメな時は仕方ないよね」と諦める（今回ならば散歩なし）事をきちんと視野に入れるのに、どうしても「行きたい」と執着した行動をとっていると分かる、理由も。

昨日トリミングで散歩に行っていないから”行かせてあげたい”、ウンチを我慢してる子がいるから出来るだけ行きたい、、、その想いがあるから。

ウンチだって家で出来るのよ。梅雨時なんて３日も行けない時もあるのよ。なのに、自分の拘りが強い時、「想いに縛られる」時、こういう選択をしてしまうんだよね。

ぜ～んぶ自分がやっている事。

この「想い」によって自分を振り回し、振り回されている。滑稽だよ、ニンゲンは。そして生きている限り終わりなんてないのは当たり前だよね、感情の生き物なんだから。

感情によって次の動作が出てくるというメリット、感情によって自分を束縛するというデメリット。

記憶というのは、「感情を伴なったモノ」が深く刻まれる。記憶のクリーニング、感情の整理、アプローチは異なるけれど、目指す所は同じだね。

と、長々書き記して感じるのは、

フォーカスしている事が私の中に『ある』から、それを体験している。それは、”こちら”の私が経験したい事とは一切思っていない。

だけど、色々をこなしてきて少しばかり解るから、「あ～、望んでるね、これ」と落とせる。

「望む」という言葉を私は言い換えよう。少なくともここでは「深くフォーカスしている事」というニュアンスが正しくなる。