方向性の異なる自分を愛す
こんな状態に始まり(「症状を感じる」)、こんな経緯があって(「考えるって難しいね」)と、身体の中で色々は起こって行ったのだけども。
そしてそれ以降も、自分の状態を静かに経過観察し続けていた。
具体的な事はメモしているけども、ここではやはり「時間の経過」という大きめの流れから振り返って観えてくるコトをメインに書いていきたいと思います。
「便秘」を通して、一時的にでも腸の動きが悪かった事を知り、直に起きた”事象”によって「外側から」様々なアプローチを図る…。いや、自分の脳内で考えていること、と言う”内側の話”でもある。
”オシリの事件簿”によって、オシリに発生してしまった”錯覚”と連日闘い続けた。これは少し説明したい。
「習慣」で学習した自分からしてみれば、これは十分な錯覚と言えて、同時にそれを全てではなくとも、殆どを「錯覚」として私という存在が処理する”習慣”に再度作り上げる為の「(トイレ)トレーニング」と思った。
この事が起き、長い時間トイレに居て浮かんでいたのは赤ちゃんの排泄シーン。
いきむ時に瞬時に顔を真っ赤にしたり、便のカタチもままならずべちゃべちゃだったり、まだ何の習慣も持たないその排泄は、「カラダそのものの働き」によって、自由になされている事。そう思っていたから。
それが段々と、外の刺激からパターンはできてきて、いつでもではなく”リズム”によって排泄も出来上がってくる事を考えた時、私は今、”それ”を行っていかなければならない状態にある、と感じた。
何がきっかけという事の特定は私には出来ないけども、とにかくオシリの錯覚を強い”違和感”として認識された為、オシリに意識を合わせている限り、赤ちゃんのそれと同じ事をする事になる、と捉えた。
ここで一度、”天秤”にかけている。
身体の訴えはまた自然な事かもしれない。もしかしたらこの”感覚”の方が「本来」と考えるのかもしれない。そしてその後の習慣によって作ったパターンの方が、ニセモノなのかもしれない。
だけど。
この”人間”という形で生活していく上で、この”パターン”を持っている方が、生活がしやすい事は確か。本物と偽物のどちらかでなく、今の自分が生きていく上で、「どちらが過ごしやすいか」と考えるべきだろう…。
今まで、”オシリ”で便意を感じていた事はない(記憶上)。それが一時的にでもそっちへ行っている事で、ブツも出ないのに、強い違和感へ引っ張られ、意識されるたびトイレへ行く・行かなければならない様なループに一時ハマっていた。
そんな経緯を挟みながら、食べ物を今までの量の6割程度へ減らしながらもきちんと3食食べた。腸の動きは(以前のようには)まだ戻っていなくて、ゴニョゴニョ音は鳴らすも何も出ない、を繰り返す。食べていて”出ない”はおかしい。「また苦しくなるのは嫌だな…」心配も少しづつ溜まっていった。
その後に「よしっ!」の瞬間は来たのだけども、昨日のワン散歩では、それら全てを通して観えてくるものに注目していた。
・○○な状態を抱えて「不快」としっかり感じている。言葉にしなくてもどっぷりそこに浸かっている事が分かる。(その中に居る)
・逆に、ほんの少しでも”出た”と確認できた時、身体の状態は殆ど何も変わっていなくても気分が晴れ、「快」をしっかり感じている。(その中に居る)
ここかな、と。
身体の実際の状態よりも、”気分(的)”なことで、自分は左右されているという事。そして、その裏でしっかりと「快・不快」判定はなされているので、「身体に起こるナニカ→不快」「身体に起こるナニカ→快」というデータを、しっかりと脳内へフィードバックしている状態、として感じていた。
その学習によって”白黒”が決まってくるのかな、そう感じていた。
自分の意識が意図的に働くことなく、身体の働きに身を任せるでもなく“呑まれている状態”から、人として少しでも学んできた事を活かして、自分のパターンで矯正していく、方向づけしていくという「創り上げ」ていく事を流れから読んでいるように思った。
脳内の事だけで言ったら、古い脳と新しい脳のせめぎ合い。互いにおいそれとは譲らない。この”私”だって負けられない。
そう思った時、この「私」の中に生きるその”イキモノ”も本当に必死なんだと思えて泣けてきた。
可哀想なんじゃない、どんなモノでもただ「生きたい」のだ。
それは生き方・在り方などそんな事の領域を超えて生きたい本能なのだ。
私と張り合う位のレベルで力を出してくる事が、同時に”相手”のレベルを見ることになる。私は私の意気込みを知っているのだから。だから”苦しく”なるのだ、そう思った。
愛すべき本当の相手は。
外ではなく、自分の、常に共存しているその”イキモノ”なんだと思うと、涙が止まらなくなった。
相手に感情なんてない。
ただ一方的に共存に感謝する。
大きな”大自然”へのそれとも似ている様に感じた。
「うみのみかをサポートしたい」と行動させてしまう様なクリエイターです(*^^*)。私も同じように読まれた方のサポートになる事を意識しています。 自覚を保ちしっかりと進んでいきます!