音街レコードA面
"何十年も前の曲がさ 今でも流れてて 人の記憶の中に残るのって なんだかいいよね そういうの"2023年発刊の本書は『音盤紀行』も人気の著者による同人誌自体の作品集。レコード屋愛溢れた良作。
個人的に『音盤紀行』が面白かったので手に取ってみました。
さて、そんな本書は『てれぴんレコーズ』というシリーズタイトルで同人誌即売会COMITAで発表されていた著者自身が【レコード屋に行って考えたこと、体験したこと】が作品として収録されていて、レコード屋の値札レビュー、架空のレコード屋探訪、レコードを買う時の心情などの7作品が収録されているのですが。
レコードに対する愛情、そしてどこか懐かしい絵柄から【ベテランさんかな?】と思いきや、WEBでのインタビュー読むと意外に若い方みたいでびっくりしました。
閑話休題。さておき、すっかりデータダウンロード、サブスクで音楽を聴いたりすることが増えましたが。昭和生まれのロートルからすると。本書でレコードを探す人とかの描写に【あーそうそう懐かしい】とほっこり、しばしタイムスリップしたような心地良さでした。
レコード好きな方はもちろん、音楽好きだった『いつかの若者』にもオススメ。
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