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マンガでわかる ちょこっと社会貢献

"『プロボノ』とは、『社会的・公共的な目的のために、自らの職業を通じて培ったスキルや知識を活かして無償で取り組むボランティア活動』です"2023年発刊の本書は【人生を豊かにする選択肢の一つ】として注目の" プロボノ"を具体的、わかりやすく漫画で説明してくれている良書。

個人的には【ビジネスパーソンとしてのキャリアも後半】定年後の人生を考えていることから本書も手にとりました。

さて、そんな本書はリンダ・グラットン『ライフシフト』ドラッカー『パラレルキャリア』といった生き方や働き方の考え方が広がる中【『大人の社会見学』あるいは『越境学習』『他流試合』】とも言われ注目されている『プロボノ』活動について【左遷された49歳の広告代理店のクリエイティブ・ディレクター】【子育てと仕事の両立に自身が持てず退職、社会から取り残された気がしている37歳女性デザイナー】そして【新卒から40年弱、定年間近で第2の人生を考え始めている58歳総務部長】の3人の主人公たちがプロボノに関わっていく物語が『プロボノやママボノの紹介や効果』といった補足的なコラムを挟みながら展開しているわけですが。

個人的には『49歳のクリエイティブ・ディレクター』に年齢的には近くも特技といえるスキルはなく【長く一つの仕事を続けてきただけ】の私としては、58歳総務部長の物語がとても共感でき、勇気づけられました。

また、何となく『新しい働き方、生き方』といった内容の本は学生さんや若者向けに書かれている印象があったのですが。本書の主人公たちは【30代〜50代】で。またそれぞれの抱える【不安や悩みの描かれ方もリアル】なのが嬉しかったです。

専門的なスキルを活かし【能動的に社会貢献したい方】会社外でやりがいを見つけたり【人とのつながりを持ちたい】ビジネスパーソンにオススメ。

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