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となりのしかたさん

"移住者の目で見た『綾部あるある』を4コマ漫画にしてみたら面白いかも、という思いつきから始まった連鎖が『となりのしかたさん』です"2022年発刊の本書は京都のローカルメディア『あやべ市民新聞』連載4コマ50話に雑談風解説を加えてまとめた一冊。

個人的には綾部市を訪れたことがあることから興味を持って手にとりました。

さて、そんな本書は綾部市では"20人に1人以上はいると思われる"一番多い姓"『四方』家族。中でもずっと綾部在住の農家『しかた・たかし』その妻の『しかた・みその』を主な登場人物にして、綾部市ならではの"のどかな日々"が描かれているわけですが。

京都市内とはまた違う。例えば遅めに集まる。いわゆる"京都時間"とは違って20分以上前には集まる"あやべ時間"。あるいは様々な方言など。京都駅から1時間くらいで、また違った文化が確かに息づいているのが興味深かった。

また4コマの作者コンビによる雑談風解説も割と自由で。まるでフリートークのラジオを聴いているような感覚で楽しめるのも面白かったです。

京都は綾部市に縁ある方。スローライフに興味ある方にもオススメ。

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