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未来を共創する経営チームをつくる

"ほんの少し、自分のこだわり、エゴ、プライドを脇に置いて"みんなの目標"と"パーパス"に意識を向ければ、人はチームで何かを成し遂げることができるのです"2020年発刊の本書は"経営チームをいかに本当のチームにできるか"を丁寧に解説した一冊。

個人的には経営者の方にすすめられて本書を手にとりました。

さて、そんな本書は元ラガーマン、現在は数多くの経営者のエグゼクティブ・コーチングを実施している著者が自らの経験を踏まえて、役員それぞれが"4番でピッチャーの集団"つまり、厳しい競争を勝ち抜いたハイパフォーマー集団だからこそ難しい【経営陣のチーム化について】日本企業の特色。軍隊的だったり、男性比率が高い『オールドボーイズクラブ問題』を取り上げたり、マイクロソフトCEOナデラを例に出したりしながら、わかりやすく説明してくれているわけですが。

某攻殻機動隊的には【我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ】であり、割と私もそんな考え方なのですが。とは言え、一方で。この考え方は【不確定要素が多い】のも事実だと思うので、本書に書かれていることに納得する部分は多かったです。

また、本書はビジネスパーソンに限らず【ハイパフォーマーな人】を対象にしてますが。良くも悪くも、そういった方向けの本って意外となく。おそらくは割と孤独な方が多いのだろうな。そんな事も邪推してしまったり。

ビジネスパーソンに限らず、何かしらの形で管理者的立場にいる方にオススメ。

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