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世界は夢組と叶え組でできている

"夢中になる能力があるやりたいことがある人を『夢組』だとしたら、やりたいことがない人は『叶え組』だ。このふたつは組み合わせてチームになるとよい"2020年発刊の本書はクッキー屋経営者、雑談のプロである著者初の著書、考え続け、先に進むためのガイド的一冊。

個人的には気軽に読める本を探して、本書を手にとりました。

さて、そんな本書は洋菓子業界で12年の会社員を経て2011年に独立し「SAC about cookies」を開店し経営する傍ら、マンツーマン雑談企画「サクちゃん聞いて」これまで1000回以上の雑談をしている雑談のプロとして活躍する著者が"『やりたいことがある人とない人がいるのはなんでだろう?』『やりたいことがない人はどうしたらいいんだろう?』と2年間考え、書き続けてきたことが書籍化されたもので。

自らは『叶え組』として"やりたいことがある人のたすけになれる"と考えている著者が"『やりたいこと』ってなに?"の問いから始まり"自分の『過去を捉え直し』想像力と素直さを身につけて『未来を見る』こと"や、また"『正直であるために』誰と一緒にいるか。の大切さについて。【夢や目標をもてずに悩んでいる誰か】に向けるように書いているのですが。

著者のことは本書で始めて知ったのですが。『夢組』か『叶え組』のどちらかと言えば、同じく『叶え組』。裏方的にスポットを求める『夢組』の誰かの役に立つことにやりがいを見いだしている私としては、頷くところが多かったです。

また『リアリスト』と書くと短絡的過ぎるかもしれませんが。著者の自己を分析し、自分の現実的に出来ることから取り組む姿にも【地にちゃんと足がついた感じ】がして、とても良かったです。

"やりたいことがない"と悩む誰か。子育て世代の方にもオススメ。

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