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ひとりの夜に あなたと話したい 10のこと

"永遠に続くように思える夜にも変わらず朝は訪れます でも昨日とは違う新しい朝 あなたの今日がきっとよい日でありますように いつか、またどこかで"2020年発刊の本書は人気イラストレーターが孤独をテーマに描き下ろした『優しい言葉と絵』が織り成すいくつかの物語。

個人的には何となく癒しを求めて本書を手にとりました。

さて、そんな本書は"あなたはどんな一日を過ごしたのでしょうか"をプロローグに『side-A』"いくつもの夜と朝に"と、うれしいことがあった夜、落ちつかない夜、そして青いスカーフと彼女etcが前半『sideーB』"成層圏の青"と旅先や距離、時間、宇宙、夏の手紙、言葉と彼etcが後半の二部構成で不思議で【語りかけられるような物語】が収録されているわけですが。

まず、やはり柔らかく淡いタッチ『統一された色彩』のイラスト世界はとても魅力的で。読み進めながら心が癒されました。

また、著者らしき人物を通して出会う人や出来事も"つかず離れず"な距離感があって、何ともじんわりくるというか。共感する部分がありました。

著者ファンの方はもちろん、何気ない毎日に癒しを求める人にもオススメ

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