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酒好き医師が教える最高の飲み方

"ただ飲んで酔っ払うのではなく、おいしい料理といい仲間とともに、一生涯飲み続けるためにも、本書で健康を害することがないメソッドを身につけてもらえれば幸いである"2017年発刊の本書は『飲酒と健康』に関して。医学的見地から真面目に作られた良書。

個人的には暴飲を重ねてきたものの、そろそろ『人生の午後』。適量のお酒との付き合い方を考えようと本書を手にとりました。

さて、そんな本書は"酒ジャーナリスト"である著者が"酒好きを代表して、【酒飲みの素直な疑問や不安】を医師や専門家にぶつけてみようではないか"と書いたもので。全7章の構成で『正しい飲み方』『セルフケア』『病気にならないためのルール』等々、酒好きだったら"ちょっと気になる"も、同じく酒好き仲間に囲まれていると"気にせず飲め飲め"と一緒にスルーしてしまいがちな事を丁寧に解説してくれているわけですが。

まあ。とはいえ。結論から言えば酒は『毒なのか薬なのか』と言えば【エビデンスレベルでは毒なので】つまり身も蓋もない意味では飲まない方が良いわけですが。それでも。本書では【酒好きの気持ちに寄り添って書いてくれている】ので、素直に受け入れることが出来ました。

また『飛行機での飲酒『無理に吐く』『鍛えれば強くなる』『寝酒の入眠効果』『酒でくすり』等々【酒好きなら関わりありそうな各種NG行為】を医学的にちゃんと説明してくれているのも良かったです。

酒に強くも、年齢を重ねて数値が気になりだした私のような方へ。また禁酒や節酒を考えている方にもオススメ。

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