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多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

"真剣になるのは、自分にとって本当に大事なことの為だけでいいんです。恋するように、寝ても覚めても、嫌な相手のことを考える必要はありません。『今ごろパフェとか食ってる』なぜか心がスッとする魔法の言葉です"2018年発刊の本書は第1回メンタル本大賞受賞作。つながり過剰の世界"に必要な良薬、優しい処方箋。

個人的に、タイトルが絶妙だなと感じていたので手にとってみました。

さて、そんな本書はゲームグラフィックデザイナー、イラストレーター、漫画家である著者による日常で起こる人間関係の悩みを描いてSNSで発表、話題になっていた『パフェねこシリーズ』が書籍化したもので『考え方一つで悩みを消せるかも?』という言葉と補助線が四コマ漫画と共に64個、見開きでおさめられているのですが。

個人的には特に日頃から見知らぬ誰かに『愛されたい』とか『嫌われたくない』とか思ってなくて、SNSの使い方も我が道な私には、ある意味ハッとするような目新しい言葉はありませんでしたが。しかし、かえって【これで自分はいいんだな】と確認するような読後感でした。

また、そんな自分はさておき。スマホで飛び込んでくる刺激的な言葉に一喜一憂して人生無駄にしてる人には、ちょっと落ち着け、書いた本人は『今ごろパフェとか食ってるよ』とか、本書を手渡せたらと思いました。

SNS中毒な方、また大切な人ではなく、どうでもいい他人発のWEB情報に人生の貴重な時間を奪われているのでは?と考え始めた方にオススメ。

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