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40歳を過ぎたら生きるのがラクになった

"私は今日も元気にプリプリ怒っている。子どもたちにも『イヤなことをされたら空気なんか読まなくていい。我慢せずに怒ればいい。まっとうに怒れるのは心が健康な証拠だから』と言いたい"2019年発刊、本書はタイトル通り全てのJJ(熟女)におくる切れ味鋭いエンパワ系エッセイ集。

個人的にはおっさんなんですが。紹介されて手にとりました。

さて、そんな本書は自身の格闘オタクの夫との出会いから結婚までを描いた『59番目のプロポーズ』で作家デビュー、ドラマ化もされた著者が【若さを失うも断然生きやすくなる】40代の熟女ライフについて、ジョジョや北斗の拳、マッドマックス他サブカルネタをこぎみよく散りばめながら、オシャレやセックス、趣味や仕事にまつわるあけすけで自由なトークが『勝手にしようぜ』と展開しているのですが。

割と下品な自虐ネタが多くも、ときおりの『女はこうあれ』『こうでなければダメだ』といいがちな男性たちに対する苦言に、おっさんとしてハッとさせられます。

また、著者はRJ同士のシェアハウスで豊かな老後を目指しているらしいですが。その流れで知った佐藤友哉原作、映画にもなっている【家族に捨てられた老女たちが共同体をつくり、クマと戦う】『デンデラ』が気になりすぎて仕方なくなりました。

40代の方はもちろん、スッキリしたいビジネスウーマンの皆様にもオススメ。

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