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昔話に学ぶ《x》

狼少年…

何を思い浮かべる?

1→狼に育てられた人間の男の子。

2→同じうそを繰り返す人。

ジャングルブックやターザンなど

ディズニー映画の元になった

野生動物に育てられた少年少女は

割と世界にはたくさんいるけれど

イソップ物語の羊飼いと狼

をイメージする人が

多いのではないかな。

それだけ浸透しているってことだよね

童話を作ったイソップさんの影響力だよね

狼が来たと嘘をついたために

本当に狼が来た時に助けてもらえなかった

少年の話

自業自得ってのは、このことなのかな。

じゃあ教訓って

嘘ついちゃいけないよ

なのかな。

いやいや。

まずはストーリーから見てみよう…


とある村に

羊飼いの少年が住んでいました。

毎日暇で暇で

退屈しのぎに

「オオカミが来たぞ!」と叫んでみると、

大切な羊が襲われたら大変!

と、大人たちが武器を持って

大慌てで飛び出してきます。

しかしオオカミはどこいもいません。

大人たちは少年を叱りますが、

少年は

その後も懲りることなく嘘をついては、

慌てる大人たちの姿を見て面白がっていました。

ところがある日、

本当にオオカミが現れます。

少年は慌てて

「オオカミが来たぞ!」

と叫びましたが、

もう大人たちは

誰も彼の言うことを信じてくれません。

結局助けは来ないまま、

大切な羊たちは

皆オオカミに食べられてしまったのでした。

おしまい…


何やってんだって話だよね。

失った信用を取り戻すのは

簡単じゃない

大変なんだ

先入観による決め付けの恐ろしさ

だってある。

羊を失った少年

彼の今後の動向によっては

羊だけでなく命すら危うい

可能性もあるしれない

だってさ

嘘をついたことで

ヒトの信用を失う怖さと

安易に嘘がつける怖さを知った

今後周りのヒトが

本当のことを言っているかどうか

本当に信用できるかどうか

自分がしたことで

余計に

判断が出来なくなったはず

人間不信

破滅への一歩を歩んでいる

ような気もする

情報の信用性、信憑性って

自分できちんと確認しないと

判断したり実行するには

失敗する可能性だってあるよね

この世はネット社会

情報なんて腐るほどある

就活だってさ

昔はさ

特段情報なんてなかった

気にしてもなかった

誠意があるかどうか

知識や経歴で左右されていた

会社が選ぶのみの時代

今は個人が企業を選ぶ時代

会社がどういう歴史で

どういう業績があって

どんな会計で

どういう人がいて

どんな世間のイメージがあるのか

先輩方がいれば

実際どうなのか

人間関係は?

給与面は?

ホント情報にまみれている

情報量に圧倒される

情報だけで拒否感が出る可能性も

あるかもしれない

それくらい情報がある

でも、その情報

信用して大丈夫?

その情報の

正誤判断の基準は何?

どのような判断で

検討した結果なの?

本当に大丈夫なのかしら…

そんな感情を少しでも抱いた上で

判断している?

「しあわせ」や「ゆたかさ」を探求し、

最低限の幸福と社会的援助を提供する

それぞれの自己肯定感を満たし、

存在や居場所を与え

目的に向かって助け合う。それが福祉。

ヒトの人生や生活を扱う仕事

今見えているもの

ただそれだけを

解決しても意味ない

ただそれだけで

判断してしまっても

いけない

ヒトが生きている

時間も日にちも経っている

それだけ経験し、思いもあり

感情も動いている

流れがある。歴史がある。

何かが起これば

それがそうなるべく流れが起こっている。

勝手な判断して

断定して

決めつけて

執り行って出来るものではない

一人じゃ出来っこない

だから複数で相談しながらする。

本人にも考えてもらう

だって本人のことだから。

関係ない人でも考えてもらう

だって自分のことになるかもしれない

私は関係ないことなんて何一つない

誰しも可能性はある

だから関わる

だから考える

情報って。

情報以外の何物でもない。

それを活かすも殺すも

己次第

なにも

情報は自分の足で稼げ

と言っているわけではない

情報の全てを疑え

というわけでもない

自分にとって

プラスになる情報も

マイナスになる情報も

全く関係ない情報も

たくさんある状況

一情報に流されるような

自分の判断であるな

信念を曲げるな

柔軟な判断

臨機応変な対応も

時には必要

でも

自分がしたいこと

自分の理想

自分の大事なもの

は揺るがず持っているべきだと思う

オオカミ少年は

ただただ暇だった

羊飼いの大人たちは

羊を守りたかった

別に信念を曲げていない

でもね、

羊を襲う狼が出たことは事実

いつ何時自分の羊が襲われる

かどうか分からない恐怖と

対峙することとなる。

羊の味をしめた狼

果たしてこの村は

この村の人たちは大丈夫だろうか。

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サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!