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そもそも昔話ってね

そもそもね…

昔話ってのは

世界各地に存在している。

神話や伝説もそう。

民話の類であれば

妖怪や幽霊なんかも入ってくるし、

西洋では

妖精やUMAなんかも入るのかな。

落語も昔話だね。

言い伝えもそう。

噂話や世界各地に存在する逸話

その全てが昔話

はなしの漢字は色々あって…

咄 话 話 䛡 谭 噺 譚 䜖

それぞれ意味はあるんだけれど

全てを総称して昔話なんだと思う。

中でも

日本の昔話は

親から子へ伝える手段として

伝統的な精神要素や文化的な内容が

強い傾向があると思う。

むかしむかし…

今は昔の物語…

あるところに…

そんな語り口調で始まるお話は全て

その全部が昔話

明治20年代

昔話たちは

子ども向きに書き換えられるによって

広く日本人の心に定着したけれど

経済や歴史の変化によって

伝えたい内容も変わってきて

所々話が変わっているものもあるし

桃太郎、浦島太郎、一寸法師、

酒呑童子、花咲爺、鶴の恩返しなど

古くは800年近く前より

寸分も変わらずに

語り継がれている物語もある。

つまりは

伝えたいものが何かしらある

その思い自体が

また伝える/継承することが

昔話ということ

なんだろうな

様々な物語…

調べてみると

日本昔話には

〇大昔話なるものがあるよう

・日本三大昔話(三太郎)

桃太郎、浦島太郎、金太郎

これはAUのCMでも同じみ

まとめて三太郎とよばれること

・日本五大昔話

桃太郎、かちかち山、猿かに合戦、

舌切り雀、花咲爺さん

これらは辞書にも載っている

室町時代末期から江戸時代初期に

成立した代表的な5つらしい

・日本七大昔話(戦前→戦後)

桃太郎、かちかち山、猿かに合戦

舌切り雀、花咲爺さん、浦島太郎

一寸法師

これら戦前の昔話のうち

桃太郎、かちかち山、猿かに合戦、舌切り雀

の4つは勧善懲悪で侵略的な復讐劇であるため

自己犠牲や他者への思いやりのある平和的な

鶴の恩返し、傘地蔵、わらしべ長者、炭焼長者

を戦後の日本七大昔話としたよう

誰が?

言語学者、国語学者である金田一春彦先生

国語辞典などの編纂された方で

テレビでもよく見る言語学者 金田一秀穂先生の

お父様です。

・日本十大昔話

桃太郎、花咲爺さん、かちかち山

舌切り雀、猿かに合戦、くらげのお使い

鼠の嫁入り、ねこの草紙、分福茶福、金太郎

これらは大正時代から戦後にかけて活躍した

演劇評論家 児童文学者の楠山正雄先生の著

『日本の神話と十大昔話』に掲載されていたよう

あれ?神話と昔話は別箇なのかな…

まぁいいや。

昔話に学ぶでも取り扱ったお話もあれば

まだ取り扱ってないし、

僕自身が全く内容の知らないお話もある。

知らなかったら調べればいい

知れる楽しさを教えてくれることへ感謝


どちらもなんとも可愛いお話

平和…

サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!