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昔話に学ぶ《l》

今日は何にしよっかな

悩むなぁ

どの話がいいだろうか

ベタな話もなぁ

難しい話は子どもが食いつかない

長い話は最後までもたない

色々悩み結局書かないまま

時間だけが過ぎていった

あれ?なんかnoteから遠ざかってる?

いかん。いかん。

自分のために書き記してたのを忘れてた。

自分のため

楽しく学ぶため

そ。知らない話を調べてみよう。

子どもと公園散歩してたら

公園に童話たちのタイトルがいっぱいあった。

『ちからたろう』

桃太郎でも金太郎でもない

『ちからたろう』

はて、なんだったかな。

あかたろう

こんびたろう

とも呼ばれる岩手県のお話

あらすじは以下...


むかし、

とても不精者の

おじいさんとおばあさんがいました。

ふたりは、いつもあかだらけだったのです。

2人は子供がいなかったので、

垢を丸めて、人形を作ります。

そして、

この人形は、まっくろですが、

かわいい男の子に仕上がりました。

この人形は、

ご飯を与えると、口を開いて食べたのです。

おじいさんと、おばあさんは、

この子を力太郎と名付けました。

そして力太郎は

ご飯をたくさん食べて、

本当の男の子になったのです。

そのうちに、

力太郎は

「力を試す旅に出るので、

鉄の棒をつくってくれ。」と言います。

そして、

鉄の棒を軽々と持ち、

歩いて行くと、

向こうから

大きな御堂を担いだ男がやってきました。

力太郎が

早く道を開けるように言うと、

「おれは、日本一の力持ち、

御堂っこたろうだぞ!」どなってきます。

すると、

力太郎は、

「日本一の力持ちはおいらだぞ!」

と鉄の棒を振り落とします。

そうすると、

御堂はバラバラにこわれ、

勢いで松の木に引っかかった御堂っこ太郎を、

力太郎は助けてやるのです。

すると、

御堂っこ太郎は

「おれをお供にしてくれないか。」と

力太郎にいいました。

こうして、

2人が少し行くと、

今度は、

岩山で、

岩をげんこつでたたき割っている

大きな男に出会います。

ふたりが近づくと、

力太郎に岩のかけらが飛んできます。

「何をするんだ!」と力太郎が言うと、

その大きな男は

「おいらは、日本一の力持ち、

いしこ太郎だぞ!」と言いました。

ですので、

力太郎は、

いしこ太郎を投げ飛ばし、

その勢いで岩に埋まったいしこ太郎を助けます。

すると、

いしこ太郎は

「おいらをお供にしてくれないか。」

というのです。

お供2人引き連れて

ちからたろうが歩いて行くと

ある村があり、

村には誰一人歩いているものはおらず、

屋敷の前で長者の娘が泣いていました。

そこで、

力太郎は、

娘にワケを聞いてみますと、

「月に一度、怪物がやって来て、

娘をひとりづつさらって行きます。」

と言うのです。

これを聞いた力太郎は、

「怪物をやっつけてやる。」と言います。

そして、しばらくすると、

怪物がやってきました。

御堂っこ太郎と、いしこ太郎は

怪物に「それっ!」と飛びかかりますが、

怪物は、2人をつまみあげ、

飲み込んでしまいました。

それを見た力太郎は、

鉄の棒でかかっていきますが、

怪物はびくともしないのです。

そこで、力太郎は、

怪物のおなかをおもいっきりけとばしました。

すると、怪物は、

御堂っこ太郎といしこ太郎を吐き出し、

ばったりとたおれました。

そして、長者は、

そのお礼に三人に

お腹いっぱいご飯を食べさせてあげます。

長者は、

力太郎たちを、大変気に入ったので、

三人を自分の娘たちの

婿に迎えることにしました。

やがて、

おじいさんと、おばあさんも

この村に呼んで、

いつまでも、幸せに暮らしたのです。

おしまい。


なんてクレイジーストーリー

奇妙奇天烈昔話

いくらお風呂に入れないからって

垢を集めるなんて

まさか子どもになるなんて

愛情にまさるものはない

そんな話なのかな。

この話は何処か今まで学んだ昔話に

似ているような気がする

なんだろう

そうだ!井の中の蛙だ!

これは昔話じゃなかった

じゃあこれかな

立場変われば

見えるものも変わってくる

自分の知らない世界が

もっとたくさんあるはず

じつはこの話

ちからたろうじゃなくて

御堂っこ太郎といしこ太郎の

アナザーストーリーがメインストーリー

なのでは?

ドラえもんの

ジャイアン、スネ夫

クレヨンしんちゃんの

まさおくん、かざまくん

サザエさんの

中島くん、花沢さん

物語の主人公でなくとも

それぞれの人生においては主人公

日本一

たしかに自分の世界の中では

もっとも力が強い

そう思っていたんだろう

でも負けちゃった

より強い奴に出会った

知らないことを知ったのであれば、

次は動くかどうか。

行動するかどうか。それ。

人が知ってるか知らないかじゃなくて、

自分はどうか。それ。

評価されてどうのこうのではない。

自分がどう思うのか。

『お供する』

これが成功か失敗かは分からない

でも、負けた自分を受け入れ

学び続けようとした誠意は素敵

「しあわせ」や「ゆたかさ」を探求し、

最低限の幸福と社会的援助を提供する

それぞれの自己肯定感を満たし、

存在や居場所を与え

目的に向かって助け合う。

それが福祉。

「しあわせ」や「ゆたかさ」の基準って

きっと人それぞれ違う

生活している周りの環境や

どんな人たちと関わってきたのか

どんな人生を歩んできたのか

何を教わって

何を見て聞いて

どう思ったか

人によって違ってくる。

みんな同じというわけではない。

自分がこう思っているから

相手もそうであろう

そんなはずがない。

きっとこのズレが人間関係の不和だったり

些細な衝突に繋がるんだろうに

人によって感性も違う

似ているようでも違う

兄弟でも家族でも違う

そんな人たちと支えあうんだ

違うものとして認識し

相手を知るところから始めないと

相手のイメージするものすら

分からないことにもなってしまう。

相手に寄り添う

言葉で書くと簡単だけれど

これがどんなに大変なことか。

大変な時こそ頼れないこともある

プライドが邪魔をしてね

人間だもの

寄り添うって言っても

相手が何を求めているか

それがその後どう作用するか

結果は自分次第なんだよね

他人を変えるなんて

支配じゃないんだし

圧力かけても難しいんだよ

まずは自分を変える

それが相手にどう影響があるか

頼れる職場、頼れる人、頼れる環境

まず自分が頼ろうとしてないと

何にも変わらないよね

子どもみたいに何でもかんでもって訳には

いかないかもしれないけどさ

まず自分がどうするかって視点

これが抜けると

何にも前に進まない気がするね

今回のちからたろうは前に進んでる

前進むためには

何するか

どうするか

さ。考えよ。

知らなければ

色々チャレンジしたらよい。

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サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!