見出し画像

昔話に学ぶ《g》

今日もストック整理...

ちゃんと完成させなければ

『3枚のおふだ』って知ってる?

教えてwikipedia先生

三枚のお札は、

青森県及び埼玉県川越市の昔話。

呪的逃走譚の代表的な物語。

鬼婆と小僧、たべられたやまんばとも言う。

あらすじは以下…


昔々ある村に、寺があった。

そこに、

小僧と和尚が住んでいた。

ある日、

小僧が

山へ栗拾いに行きたいと駄々をこねた。

和尚は

山には山姥がいるから駄目だ

と反対したが

何度も頼む小僧に根負けし

仕方なく許すことにした。

3枚の札を出すと、

「山姥が出たら

この札に願い事を言って

使うがいい」と言い

小僧に持たせた。

山に来た小僧は

栗拾いに興じていたが、

夢中になっている内に

日が暮れてしまった。

すると

老婆が現れ

小僧を家に泊めてくれた。

だが夜にふと目覚めた小僧は、

老婆が

山姥の本性を現し包丁を研いで

小僧を食べる用意をするのを目にする。

その異様な姿に怖くなって

小僧が「糞がしたい」と言うと、

山姥は考え込み、

小僧を縄で括って便所へ連れて行った。

小僧は1枚目の札を便所の柱に括り、

札に「何かあったら自分の代わりになれ」

と頼んで

窓から逃げた。

山姥が「もういいか」と

何度か尋ねると、

小僧に化けた札が

「もうちっと」と繰り返す。

山姥が我慢できず

ついに 便所の壁を壊すと、

小僧は跡形もなく消えていて、

そこには破れた札があるだけだった。

だまされたと気づいた山姥は

小僧を追いかける。

山姥に追い付かれそうになった小僧が

「大の川、出ろ」と呪って

2枚目の札を投げると、

大河が現れた。

だが、

山姥はぐびぐびと飲み干した。

次は「火の海、出ろ」と呪って

最後の札を投げると、

火の海が出た。

しかし

山姥は川の水を吐いて吹き消した。

寺に逃げ帰った小僧は

和尚に助けを求め、

真面目に修行に励むことを条件に

壺に隠してもらった。

和尚は囲炉裏で餅を焼き始める。

やがて

山姥が寺に入って来て

「小僧を出せ」と迫る。

和尚が

「その前にわしと術比べをしよう。

山ほどに大きくなれるか」と言うと、

山姥は「ああ、出来るとも」と言って、

ぐんぐんと大きくなった。

和尚が「豆になれるか」と言うと、

山姥は「ああ、出来るとも」と言って

豆になった。

すると和尚は、

豆になった山姥を餅に挟んで食べてしまった。

おしまい。


このお話 怖いんだけど

なんだかラストが面白くって

小さい時に何度も絵本を読んだ記憶です。

また和尚が優しいこと優しいこと

大人になって改めて読むと

父性に満ち溢れている

優おじだなと感じる

ダンディパパさんなんだなと感じる

ホッコリなエンディング

相反して山姥の執拗な執着心や束縛

何て身勝手なんだ

だから山姥なんて呼ばれるんだ

同じ大人でも大違い

と悲しく思ってしまう

この教訓は

大人に伝えようとしたものなのかな

大人はもしかしたら

子供にとって

良い存在にも悪い存在にも成り得る。

最初は優しい老婆が、夜中に山姥に。

あるよね2面性あるヒト。

2面どころじゃないヒトもいる。

あえて、顔を分けているヒトもいる。

そうじゃないと大人の社会は生きていけない。

そう思い込んでいるヒトもきっといるだろう。

親は、我が子が離れると

途端に不安になり、必要に執着したり、

思い通りにいう事をきかそうと

束縛したりしてしまう。

我が子もヒト

決して親の所有物ではない。

すべて親の思い通りにさせようとするのは

親のエゴでしかなく、

思い通りにいかないことの方が多々ある。

怒鳴る、叩く

力づくで何とかしようとすることが

決して教育でも指導でもなく

経験させることや伝えることで

子どもなりにも

考えさせられることがあるのではないか。

子どもは子どもなりに成長している。

考えることもいっぱい。

意図していないことで

優しさを感じたり、学びを得ることもあるよ。

ピンチの時は誰しも来る。

そんな時こそ落ち着いて。

行動あるのみ。行動するだけじゃなく考えて。

経験が学びに直結する。

そんなことを伝えたかったんじゃないかな。


「しあわせ」や「ゆたかさ」を探求し、

最低限の幸福と社会的援助を提供する

それぞれの自己肯定感を満たし、

存在や居場所を与え

目的に向かって助け合う。

それが福祉。

たとえ親子であっても、

強制ではなくて

お互いに助け合う。考える。経験する。学ぶ。

それが選択肢の開拓にもなるし

自分らしい人生を築ける

きっかけになるのではないかな。


ショックなことは突然起こる

起こるもんは起こる

出来事は出て来るんだ

事前申告なんてもんはない

ただただショックを受けるだけ

ではなくて

じゃあどうするかを考える

そんな頭でありたいよね

そんなことを伝えたい

画像1


サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!