日記2021/10/10
スリッパが汚くなってきたなと思って洗濯することにした。それで多分数年ぶりに裸足で過ごした。スリッパをちゃんと履くようになったのは確か高校生になってから。それまで素足とか靴下が多かった。だからかなり久々なんだけど、スリッパを履きたい欲があることに気づいた。なんということだろう。数年しかまともにスリッパを履いてないのに裸足が耐えられなくなっている。不思議だ。一体なにが違うのだろう。素足と草履型のスリッパのなにが違うのだろう。同じではないか?否、足の裏が直接地面につくということはそこに落ちている髪の毛やホコリ、塵なんかがつくということ。昔は気にしてなかったし、寝る前とかに適当に払って終わりだったけど、今はそれが常に気になって仕方ないのだ。不思議なものだ。
さて、深夜散歩をしたことあるだろうか。僕は高校時代に何度かした。半引きこもりだったので昼夜逆転とまではいかないが眠れない夜があった。冬の深夜散歩は寒くて、良かった。友達の家の近くを通っては、「電気消えてるってことは寝てるのか」とか思ったりした。それほど遠くにはいかない。せいぜい町内程度。単純に怖がりだからあんまり遠くに行くと怖いのだ。そんな夜の度にキャンプを思い出す。父がキャンプ好きでよく行く。キャンプの夜はとてもいい。ほとんどが山の中なので月以外の灯りがなくて、星座がわからなくなるほどの数の星。座って眺めているだけで心が安らぐ。自然に10時くらいに眠くなって、翌朝の5~7時に自然に目が覚める。早く起きたときは父と焚き火を起こす。遅く起きると大抵すぐ朝ごはん。朝は霧に覆われて外は白い。その霧が晴れる頃には自然の色があふれる。青、緑、茶色。そして虫が寄ってくるのだ。これだけはいただけない。
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