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繭恋2~本気のカップル編成~

繭恋1の話はこちら https://note.com/pkunboy/n/n55619ac5c555

大変すぎた繭恋2

2は本当に編集が大変でした。キャラ紹介とBGM選定だけで2週間ぐらいかかりました。途中で何やってんだろうと思った時もたくさんありました(笑)。
その分結構こだわりが深くなっていきますので、これを読んだらまた見たくなる人も出てくるかも(笑)

結構長話になるので読みたいところだけでも読んでくれたらうれしいです。

2のカップル構成

ノートンマルガレータ→舞う組
ホセマーサ→空と海組
ウィリアムパトリシア→バンダナ組
クリーチャーフィオナ→異教組

見てくれた人はもう違和感ないかもしれませんがちょっと異色ですよね(笑)

2作目も前と同様にはい繭恋しました~で終わるのが嫌だったので、2は2で新しく深みの出るコンセプトを入れようと思いました。
4人の女性キャラが過去に闇を抱えていて、繭恋で前向きになるきっかけができれば、ちょっとは深みのある動画になるんじゃないかと。
背景推理からいくつか引っ張ってきてそれを手助け出来そうな特徴をもつ男性キャラをいれました。雰囲気も含めて。

4組の恋愛の形と演出

奇跡で生まれた異教組

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この2人がとっても面白くて、最初はズル組にして、2人でどこまでもズル賢く行こうって落とし込む予定だったんですけど、撮影の際に協力してくれた方のクリーチャーくんがクリスマス衣装で、こりゃうまく使うしかねえなとなって、異教の流れを組み込みまくりました。そのおかげでかなりいい感じになった分編集が大変でした(笑)。
コミュニケーションタイムでは雪を映さないで、セリフを隠して最後に実は雪が降っていたんですってしたりとか。途中まではBGMもただ愉快な2人組っぽくなるようにいろいろ試しました。ちょっと悪いことしてるカップルってのもなかなか良いと思うんですよね(笑)。

理想的な男女に近いバンダナ組

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バンダナの2人はちょっとアメリカンなイメージにしました。呪いに悩むパトリシアにおかまいなく触ったり、一緒に走ったりボンボンにタックルしたりと、悩みを気にせず勢いで引っ張っていこうとするウィリアムに惹かれて、最後はパトリシアが自ら彼についていって前向きになっていく流れ、うまく動画で伝わってるといいなあ。途中の曲のBTSのRUNは2人で走り出すところに合わせました。ラストの曲はエドシーランのShape of you のピアノカバーでしたが、この2人の感性で生きていく感じが少しマッチしてるような気がします。ウィリアムがカップル成立シーンでボンボンにタックルした時に、無茶しすぎ、1人だと危険だわ、と少し注意したパトリシアもこだわりポイント。彼のことを良くわかってきて、それでも付いていく感じが夫婦っぽくて、男女って感じもよく出てると思います。

圧倒的花形の空と海組

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前回は美人組や運命組みたいに、美しさやロマンをふんだんに出した分かりやすい花形カップルがいたんですが、今回その枠にはこの2人が入りました。2人が映えるように、キャラ紹介のシーンは両者とも1番目立つように曲とかタイミングとかで演出したつもりです。雨の中マーサが泣いている場所も完結編のラストシーンに繋がるようにしました。2人が海へ出るところでの衣装の変更(視聴者さんと話して紅白の衣装にしようと決めました)、サムネに2人を出したこと、ディ○ニーカバーをBGMにした(若干歌詞に台詞を似せている)ことで、空と海組はとっても華やかで分かりやすかったような気がしました。大成功です。この2人は志が高くてどこまでも行ってしまいそうで素敵ですね。個人的にはホセ推しが増えて欲しいと思っています。

気合の入れ具合が違う舞う組

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ノートンの相手がマルガレータになったのは、舞うが素敵というだけでなく、完結編で公園に話が続いた時に、知り合いであるマイクとのシーンも撮れたり、唯一の2回参加者(完結編を含めて)同士であるマイクとノートンの友情も描きやすいと思ったからです。この2人の枠は前回の美人組と似たような枠で、誰もが簡単に過去と向きあえるわけではない、繭恋に出ればとりあえず上手くいく、みたいなやり方をしたくなかったという個人的な思いがありました。この2人については後述します。

カップル色が出た4組
ちょっとワルな異教組、男女感満載のバンダナ組、ロマン満載の空と海組、なかなか噛み合わない舞う組。
ぱっと見では違和感を感じた人も、動画を最後まで見た時にはどれも最初よりカップルっぽく見えるんじゃないかと思います

ナタリーという名前を出した本当の意味

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ナタリーという名前を出したのは、すれ違いを表現したかったんですよ。
繭恋2中では男性キャラの中でもノートンが一番多い回数、ペアのマルガレータの名前を呼んでます(最後の方では違和感が出るくらいに言ってます。)。でも彼女はマルガレータではなく、過去から抜け出せないままナタリーとして悩んでいるので、なかなか気持ちに応えられない、ノートンは何度も名前を呼んでいるけど、それは彼女の思う自分ではないからなかなか届かない。このすれ違いに気づけるはずもないノートンは最後までマルガレータと呼びながら探し続けて、見つけられない。最後のシーンでナタリーが公園というノートンに届かないところでナタリーという名前を告白します。すれ違い過ぎて近づけない2人の距離の遠さが良く出せたかなと思います。
完結編のラスト、2人が名前をどっちで呼ぶのかと会話して終わるシーンで2のラストと比較したら構想段階で自分で泣きそうになりました(笑)。

繭恋2はここにもこだわりました


前歯モウロの登場、電話で相談

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モウロと前歯(フレディ)を恋愛相談の相手として出そうと思っていたらたまたま配信で、前歯電話恋愛相談所って面白いなっていう話になって、別マップの電話が繋がるという流れができました。別マップ同士を編集で繋げることによって、ゲーム動画という枠組みから編集ありきのエンタメ動画っぽくなりましたね。初めて見た人はびっくりするんじゃないですかね(笑)。
ここで女子たちが悩みを相談するという設定も上手くマッチしたと思います。オカ前歯といやんモウロという組み合わせに関してはアタシの化身でs・・・

実はあった幻のイ○イの伏線

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ボンボンが冒頭で実は月の河公園が良かったけど予約が取れなかったっというシーンがあって、そこでEさんが表示されていますが、彼完結編の動画の締めにちょっと出してますからね、公園で(笑)。これに関してはもう少し先にまた話す機会が来るかもしれません。来ないかもしれません。繭恋に出演させる気はなかったですよ。あんまり応援したくないんで。

組み合わせからわかるボンボンの負担

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異教組は元々ズル組というコンセプトで、バンダナ組もスタンキャラ、空と海組も信号銃、ノートンもスタン、更には永眠町の電車にも嫌われるボンボンにはかなりきつかった第2回。
この回で最後にボンボンがキレて、完結編では永眠町を抜け出して繭恋をめちゃくちゃにして、そこにバルク爺が出てきて、という狙いがあったんです(笑)。完結編では視聴者目線ではそう見えるように作ったけど伝わったかな。

タイトルシーン


今回のオープニング、タイトルシーンで流れた曲自体は前回と同様ですが、少し雰囲気が暗めになっています。これは同じ企画でも話が暗くなるという意味を含めてこうしました。完結編ではどうなっているでしょう。
そして、ノートンが1人でホワイトサンドを走っています。これは今回のラストシーンを引っ張って来て、最後まで見たときに意味が分かるようにしました。ちなみに完結編のタイトルシーンでは・・・・・

エンディングについて
エンディング曲
Rival feat.ORKID -Traffic Light- 



この曲の歌詞って結構マルガレータの部分と被ってるんですよ。
サビの
Stuck in your traffic light, with my stupid mouth.
あなたの信号の前で私は何も話せず立ちすくんでいる。
っていう歌詞とか。
When I confront of you we are just having fun.
あなたといるときは楽しいように過ごしている。

とか、うまくは行ってるけど大事な自分の過去、名前については話せないマルガレータが浮かべられる歌詞になってます。この他にもたくさんありますんで英語がわかる方は是非聴いてみてください(笑)。
それ抜きでもとっても素敵な曲です。

ちゃんとしたエンディングをつけたのは2だけ
これは繭恋がひとまず終わったことを指しています。完結編は”繭恋3”ではないので、曲の入りで”To be continued” 続く としておきながら曲の終わりは”Fin”終了 で終わってます。繭恋は終わるけど話は続くって感じですね。
完結編でも新しくエンディングテロップをつくることも考えましたが、時間がなかったし前回と数人しかキャスト増えないし蛇足かなと思いつくりませんでした(笑)。

今回は大体こんな感じです。この動画は僕の動画編集史上一番大変でした。音を合わせたり、BGM探したり、何回も台詞変えたり、編集ソフトが重くなったり。それを踏まえて完結編では編集をかなり見据えた状態で撮影できたので、本当に辛くていい思い出です。見てくれた人が良かったと言ってくれたことが何より嬉しかったです。


                                続く

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