見出し画像

2020.02.09 37セカンズ舞台挨拶@渋谷シネクイント レポ&感想

映画上演後のトークなので
どうしてもネタバレしてしまう気もするので
あんまり気にしない方は読んでください

あとメモをとって
それを書き起こしているので
一言一句同じではありませんので
雰囲気でお楽しみください。

ここ違うよとかあれば逆に教えてください
めっちゃ必死にメモってこれです。


37セカンズ上映後 舞台挨拶トーク

・どういうきっかけで観に来られたんですか?

SNSきっかけ
口コミ
映画館で予告編をみて

アップルストアの社員の方?
アップルストア丸の内で
37secondsの実際の映像をつかって
予告編を編集するイベントがあって
それがきっかけで。



公開初日はキャスト、
スタッフが久しぶりに集まって
大東以外みんな感極まって泣いていた

大東も泣いていたのでは?!という
HIKARI監督からのツッコミに
僕は鼻すすっておいただけですよ
って言ってましたけど真意は?笑


・この映画のできるまでの過程


2015~インタビューを始めていった
映画にも出られてる
熊篠さんに障がい者と性についてのインタビューをしてから
女性の障がいをもった方にインタビューもしていった

2018.05~ カヤマメイちゃんに出会う(オーディション)
2018.07~ クランクイン
2019.02 ベルリン国際映画祭

ここまで怒涛の展開で

ずっとHIKARI監督のもっている純度が高くて
それが、キャストスタッフ陣にも通じていた

そこから日本公開までは少し時間が開いた
けど
一昨日久しぶりにみんな会えてみんな揃って泣いてしまった。

ベルリンでは元々5回上演のところ
口コミが口コミを呼んで
9回上演まで増えた。


この映画は実際に障がい者でないと
意味が無い。
有名な女優が演じても意味がない。

日本も、アメリカも
有名な女優でないと人が集まらないとかで
なかなか主演の方を
一般の障がい者というキャスティングは
やろうとしなかったそう。

でもそれでも今回このように
障がい者の方を主演として
オーディションを
行った。


でも公開までやっときたけど
映画公開して

この人誰?

ってなったら見てもらえない。


なのでまず、見てくれたヒトがいて
その人がどう広めてくれるか!次第!

(今会場にいる)あなたたち次第!!

(と熱意が!!w)


見終わった後で
喫茶店とかいって
とにかく大声で37セカンズのことを
話して、

なんならチラシとか
バラバラ落としながら w

手渡しながらw

制作者、演者ができるのはここまで
ここからは映画をみた人
一人一人がこの映画をすすめたり
一緒にみてもらう

それが大事なので!



ここから質問コーナー


(⚠ここから本編見た中で質問だされるので
微妙にネタバレするかも知れませんので
見た方、ネタバレとか気にしないよって方のみみてください!)













Q.2回目の鑑賞になりますが、ユマとトシヤがラーメンを食べるシーン
なんでラーメンにレモン?


HIKARI監督
フォーにライムかけるみたいな感覚で。


(すいません、
ここで理由別の話もしてたのに
関西弁×関西弁高速すぎて手が終わりましたww)


夏の暑い時の撮影だったので
スタッフさんがわざわざ冷やしラーメンで
用意してくれました。


Q.最初から最後まで主演のメイちゃんの顔つきが変わっていったように見えましたが
撮り方は順撮り?ですか?

※順撮り…1番最初のシーンから順番にシーンを撮っていく手法

HIKARI監督

順撮りです!
主演のメイちゃんがピュアでこの撮影を経て経験することも多いと思ったので

撮影自体はもう少しあるが、
45日間のメイちゃんの成長がみれる

順にとっていくため
同じ場所のシーンをまとめて撮るよりも
お金がかかることもあるのだが
そこはプロデューサー様のお陰で実現できた



大東

ワンシーンワンシーン必死だった
俳優であれば考えるであろう余計なことを
考えてなくてただ目の前の一瞬のことを
精一杯やりきる姿が
力強く画に残っている。


タイのホテルにて
ユマとトシヤがベッドに横たわり
会話をするシーン
出生時に37秒呼吸をしていなかった話

このシーンを撮る前に
監督と大東とメイちゃんの3人で話した。


「私でよかった」
そのセリフはもちろんHIKARI監督が
脚本を書いて生まれたセリフであるが

その言葉が嘘になっては意味が無いから
3人で話す時間を設けて

本当にこのセリフでいいのか
コミュニケーションをとった。

そのときはタイでのシーン
撮影も佳境になっていたこともあり
メイちゃん自身も成長が見受けられたそう。
自らの意見を出して、積極的にアイデアをだしていた。

大東

ユマ(役名)とメイ(本人)日本でのシーンは
さほどどちらにも変わりはないが
タイに向かうと思ってから
ユマの成長が先に前に出たが
タイにいってからメイ自身の成長が
追い越すような雰囲気もみえて

人間のこんな瞬間に立ち合えることが
嬉しいし
人間って面白いなって思えた。


メイちゃんがもったエッセンスがあって
出来上がった奇跡のような映画。


Q.映画にするまでの調査は?どのくらい行った?それは難しかった?

基本的にずっとインタビューが調査になった

障がい者の人にインタビュー
というか本当にフランクに

セックスについてどうしてる?
好きな人はいる?

などいろいろ話した



映画 セッションズ のモデル
マークオブライエンさん (多分…wikiしたらこの方でした)
にインタビューした際

女の子は 好きな人といるだけで
脳と心と身体が一致してるから
幸せになれるそう

という話を伺う

障がい者であっても
自然分娩できるのだとか。

それから女性の障がい者の方にも
インタビューを重ねたそう。


メイちゃん以外にも
37セカンズのオーディションを受けた
女性がいて
その女性のドキュメンタリーも撮っています。
その中にも赤ちゃんがいる子がでてきます

再放送もされると思うので
みてほしい
(今のところない…)


ここで大東が

このドキュメンタリーのナレーションがいいって聴いたんですよ…?

するとHIKARI監督が
、あ、大東駿介っていう俳優ですね…笑



しかもこの映画をきっかけで
自分もインタビューをしてそれを記事にまとめることにしまして

今、検索してほしいんですけど

noteで
イエローブラックホール
で検索してください!



これからいろいろな方のインタビューも
載せていくんで
ぜひ読んでください!!!


(壮大な宣伝が終わりますw)

ここですとんであげてください
イエローブラックホール


Q.家出~タイにいくまでパスポートは?
(私もパスポートどうしたんだろう?持ってなかっただろうしな?お金は?とか現実的なこと考えてましたw)

照明写真をゲットしたシーンも撮ってある
でも編集のときにいれたらつまづいた。
パスポートが説明になってしまうから。

映画はリズムが大切なのでパスポートのシーンは省きました。


他にもユマ以外の
登場人物のバックグラウンドや
ユマの社会のと関わり(階段のあるところで上がれなくなり助けを求めるシーン)
などいろいろなシーンがあったそう

それはフルで3時間40分になり
さすがに映画としては長すぎるので
そのフルver,は大東もみていないそう。

映画版以外にも34パターンの37secondsがあるそうです。

(映画に先駆けてNHKでやったテレビ版もそのひとつにはいるのかと思います。
テレビ版にあって映画版にないシーンもあったと思います。
ぜんぶ気になる)

この先円盤化したとして
特典映像などに未公開のシーンは入れますか?

フルだと3時間超えるのでどうでしょう??
何らかの形でいれられたらいいですよね。

ではそのときの楽しみにしておきます。


Q.大東へトシヤ役に入るにあたって役作りは?

この仕事の大切な側面は出会いだと思う

自分は、子どもの頃から
障がい者センターの近くに住んでて
障がい者をまじかにみてきたこともあるから
壁というものはそこまではなかった

昨今は施設のしくみだけが
育って人と人との
コミュニケーションが減っている
自分は偉い何者でもないけど
そんなことを考えていた

そんなときにHIKARI監督から電話がきたそう


役者というより人として
障がい者との関わりについて
知りたかったし向き合いたかった。

なので、自分も撮影入る前に
インタビューをして入った。



トシヤのモデルになっている方も
実際にいるそうです。


バリアフリーとかいっているけど

何か困ってそうな人(困ってなくても?)
いたら声を掛けてあげることが普通にあって


そのときに大丈夫であれば
大丈夫でーすで終わるし、
必要であれば力になれる

そんな姿が普通にあってほしい。


HIKARI監督も小さい頃から
障がい者の方と接する機会が多くて
壁はなかったそう。



*****ここで撮影タイム~~~📷


ましな写真を厳選して載せます。
こういうときテンパって全然
撮れてないですw




最後メント

最近はこの世の中生きづらいかも?
そうはおもってなくて
個人の主張があって主張すればいい時代だと思う。
ので、個々の力が大切。


誰も困ってる人を助けようとしなくて
モヤモヤするんだったら
そんなめんどくさいことやめて
誰かがでるのを待つ前に
自分が先に声掛けちゃえ
そんな個々の力が必要だし
それが本来のバリアフリーだと思う。



だからこの映画も個々の力で

先ほどカメラに私たちをおさめましたよね?

その写真の使い道はあなたたち次第ですので、

存分に活用して

この映画を多くの人にひろめてください!




1週間です!シビアな話ですが
1週間のうちに人が入らなければ
記録にもなにも残りませんので
よろしくお願いします!!




*****

こんな感じでレポ終わります。



ふぅー
いつも大東駿介ひとりと
あまり話さない司会の声を拾うので
楽でもないっすけど
慣れてたんですよ

でも今回
関西弁×関西弁の
HIKARI監督×大東駿介の
めっちゃ関西弁リズムはんぱない
トークだったのてめっちゃ大変でした

拾いきれない話があって悔しかったので
私が拾えた以外にも話を持ってる人がいましたら
ぜひ、情報ください!!w



そして、ここからは私の感想を
述べさせて頂きます。


*****

ユマを取り巻く人たちを見ていると、

自分がユマをみている時に感じている姿を
客観視出来るとおもった。

自分を知るきっかけにもなると思う。

登場人物誰かしらの気持ちが重なることがある。

だからストーリーにも自然と入り込めたし、

俯瞰からもみれているような気がした。



まず私は障がいを持つ方との関わりが
全くといっていいほどなくて、
ないと言うか
障がいあるなしに関係なく
極力
人と関わろうとしていなかった
んだろうなと
この映画をみてすごく感じました。

きっと見て見ぬふりしてる
そんな人間です。


この映画をみてから少しは
周りをみようと思えました。
すぐに関わろうと乗り込めるほどの
性格じゃなくてすみません。
簡単に述べるならそういう感想です。


テレビ版をみていて
テレビ版はええ?!気になる~~~って
ところで終わったので
今回映画をみてちゃんと
そういうことなんだハマっていって
終わる頃には
すごくスッキリしました。

でもテレビ版にはあったけど
映画にはないシーンもありましたよね?
それは映画sizeとテレビsizeで計算
されてるのかなぁって思いました。
みれるならどっちもみてほしい。


1人の女性の心の成長がみられる
ストーリーだったから
自然と自分にもはいってきました。
障がいあるなし関係ない
ストーリーで
それが障がいと壁がある人?
障がいに壁がなくない人?にも
入ってくるものでした。


とはいえ、周りの登場人物が
ユマと関わる様は

障がいをもってる人への
見方をかえる姿も
リアルに描かれていて

自分もこう見ているかもしれない
なんでそういう思考になるんだろう。
こうなりたくないって思えました。

今まで考えていないことが
多すぎて
考えることが
多くて
キャパオーバー感はあるけど
嬉しい
キャパオーバーです。

あとお風呂場にある
補助器具に感動しました。

基本的に車椅子の方の生活も
知らないから
ドアの内側にロープついてるのとか
いろいろと
お家の中のバリアフリーに
興味津々でもありました。





すみません全然
纏まらなくて
永遠終わらなそうなので
この辺で終わります。






*****



私が大東のファンだということは
noteを読んでもらえたら分かると
おもうのですが

かれこれ10年くらいになります。

最初は、カッコイイ
そしてブログが面白いただそれだけで
気付いたら
生でみてみたくなって
写真集発売、握手会に自然と向かってました
(スムーズ)

それが大東の演じる姿、
話すこと、
行動に移すことが
人間として好きになって、
憧れで

それをみるのが私の日常になりました。

友だちも少ないし
ほとんど、
イベントにはひとりで行っていました。
今もそうです笑


家に帰ったら母親に
イベントでのレポを勝手に話すのも
日課で

結果
母親に10年語り続けていましたw

そこから
記憶力と理解力が足らずに
せっかくの話がきける機会に
忘れてしまうことが惜しい
と思い始めてからは
メモを取り始めました。

自己満でブログやらインスタやら
noteに載せるようになって今に至りますが


そこから
母親に大東駿介を生でみてもらいたいと
思い、初めて


今回37セカンズの舞台挨拶に
行かないかと誘いました。


ずっとこの映画の話もしていたから
母親も見てみたいと
二つ返事でこたえてくれました。


そして生で大東駿介をみた母親の感想は

本当に、普通のお兄さんだよね
(めっちゃいい意味で!!!w)


気取った感じもなくてかっこよくて
私が10年話し続けた姿がそのまま
ダイレクトだったみたいで
映画に対するトークの熱量とかも
面白かったといってて

なんだか嬉しくなりました。
(めっちゃ上から目線な私)
こういう瞬間をずっと待っていた気がしました。

私はこんなに素敵な俳優がずっと
好きで
この俳優のお陰でできることが
増えたんだよーって
嬉しい瞬間でした。
(できることっていっても
レポる能力と大抵のところはひとりでいける遠征能力くらいかもしんないwそんなないw)



そして映画終わったあとに
お昼ご飯食べながら

いつもより1.5割増のボリュームで
あのシーンこうだったよね

この人ああだった

てひとしきり感想を語らいました。


母親と感じていることが
割と似ていてそれも不思議でした。


母親とみる映画が
くまのプーさんシリーズくらいしか
なかったので
プーさんが可愛い、
プーさんが狂ってる、
て話しかしなかったので

こう語れる題材の映画を母娘で
一緒に見られたことも
とても嬉しかったです。




もう一回は見たいんですが
友だちがあまりいないのですが
誰か見に行きません??


誰か!!!!


ここまでダラっとした
レポ&感想を読んでくださり
ありがとうございました。








え、私のこと見てくれてる?を
誰もが疑う怪しいショットです。

読んだ皆様も

え?大東?こっちみてくれてます?
って妄想していい夢見ましょう

#37seconds
#37セカンズ
#大東駿介
#HIKARI監督
#シネクイント渋谷




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?