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限りなく透明に近いブルー


作家村上龍さんの本の
「限りなく透明に近いブルー」
というタイトルが大好き。

大学生の時に、
図書館で見つけたこの本。

タイトルが気に入ったから
借りて来て
「読んでみて」と
母に渡したことがある。

自分もまだ読んでないのに
何でそうしたんだろう。
その後、母から
「いやらしい内容が多い。
こんなの読んじゃダメよ」
と言われた。

「へーそうなんだ」と思いながら
母が言う通り
その本は読まずに返却した。

母から言われたって
読んでもよかったのに
何でそうしたんだろう。
(未だ読んでないけど、
今もこのタイトルが大好き)


ヤビジで撮ってもらった
上の写真をみていたら
急にその時のことが蘇った。

因みに私は
子供の頃から自立心が強くて
両親の言うことを
あまり聞かなかった。

普段の会話では、
親が色んなことを話して
私は聴き手でいることが多いけど、

自分自身のことで
大事な選択、決定をする時は
自ら判断して決めることがほとんど。

親子関係があまりにも密着している
韓国の文化の中で一人娘として生まれたし
周りを見ても
その文化、関係性が当たり前のように
捉えられることが多いけど、

それ、本当の愛じゃなくない?
と違和感があった。

ここでいう本当の愛は
私の感覚では「サラサラ」な感じ、
近いようで違う「愛情」というのは
「ベタベタ、ネバネバ」が混ざってる感覚。

親と私との考え方や思想の違いで
対立したり向き合ったりしたことが
何回もある。

手紙を書いてみたり
口頭で議論したり
しばらく喋らなかったり
どっちかが爆発したり
どっちかが泣いたり
色んなことがあった。

対立したり向き合う度に、
かなりエネルギーを消費したし
自分の生き方を貫くため、

とはいえ
大事で大好きな親を
喜ばせなかったり
悲しませることには
内側で受けるストレスが
もの凄かった。

その旅路を経て
今は大分お互いのことを
理解し尊重しながら
本音を話せるようになってる。


今回蘇ったエピソードから
気づいたのは
かなりの自立心強めの私でさえ
些細なところを含めた色んな場面で
やはり親からの影響を受けて来たんだろうな、
ということ。

意識している記憶以外にも
無意識のところに
その影響が残っているだろう。
それに対して
良い、悪いジャッジする必要はなく、
その影響力の可能性を認めることが
大事だと思う。

ただ、今の考えや想いが
本当に純粋に生まれたことなのか

それとも何かから、誰かから
影響されて染められたものなのか。

まっさらなところから見直すと
新しい発見があるかもしれない。

さて、
「限りなく透明に近いブルー」を
読んでみたくなった。

母がいやらしいと言った内容は
何だったんだろう。

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