ご新規様一名(181027)

その日は7時過ぎに起きて、 午前中は、数日後に控えたライブがあるのでドラムの個人練をしにスタジオへ。バンドマンが犇めく音楽スタジオではなく、町の公民館についている小ちゃい防音スペース。登録をすれば学生なら誰でも使えて、二時間半で200円の破格の安さ! だけど代わりに使用後のチェックがすごい厳しくて、床に落ちているスティックの削りカスも綺麗に掃除しないといけない。なんか部活の合宿の顧問の先生による部屋チェックを思い出す。でも、これが200円で使えてる理由だし全然苦ではないのだけど。

お昼はぎょうざの満州で餃子一人前とラーメンを食べた。店に入るや否や、「ご新規一名様〜!」とレジのおばさんの甲高い声で歓迎を受けた。マニュアルなんだろうけど、本当に言う必要ある?といつも思う。新規と常連で対応が変わるわけでもないし、もしこの新規が「お連れ様」に対しての「新規」だとしたら、店に入った瞬間だったらこの人を待ってる人が店内にいるのか、一人で来たのか判断できないでしょ...というかまずぎょうざの満州であまり合流とかないし...う〜ん......この店何回も来てるけどいつ常連になれるんだろう。「常連一名様〜」と呼ばれる日は来るのだろうか。

昼食後はsoftbankショップで携帯の機種変更をする予定だったが、その前に時間調整も兼ねて上島珈琲で穂村弘『世界音痴』を読んだ。隣のサラリーマンが、YouTubeでインスタライブを観ていて気が散った。 意外だながと思いながら大量の氷で薄まったミルク紅茶(ミルクティーではない、ミルク紅茶)を飲み干し、来店時間になったのでsoftbankショップへ向かう。諸々の説明の後お店の方と一緒に携帯プランの確認をするのだけど、知らないうちに変なサービスに加入させられてるときもあるから、厳しい目で確認する。するとやはり、「安心保証プラン」にチェックマークが入っていて、「これ、要らないです」と言ったら店員が、(見つかったか...)みたいな表情をしたので(騙されないですよ、こんなのには)と心の中で返した。その後、「こっちの方がお得ですよ」と変更を促されてそれも疑ってみたけど、それは本当にお得でした。すみません。

帰り際、店内に安置されているPeeper君の目をひたすら突いている女の子を見かけて、日本は平和だなと思った。自分より目上(身長的に)の人によくそんなことできるな! そんな和やかな光景をみた先、もし自分と同じ身長のロボットがいたらと考えて、ちょっとゾッとした。

以上、あるサイトで、「日記は当日より翌日以降に書いた方が整理がついて良い」とあったので四日前のことを書いてみました。

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