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療育施設の保育士

ハンデのあるの未就学児童の療育活動を行なって3年が経つ。療育ってなんだろう…と思って。ただの呟きである。

療育(発達支援)とは、障害のあるお子さまやその可能性のあるお子さまに対し、個々の発達の状態や障害特性に応じて、今の困りごとの解決と、将来の自立と社会参加を目指し支援をすることです。
お子さまは、一人ひとり発達のスピードが異なります。特に障害のあるお子さまの場合、その子の発達の状況や障害特性に合わせた関わりをすることにより、できることを増やしたり、隠れている力を引き出すことができるといわれています。
そのため、療育(発達支援)ではお子さまの現在の困りごとや発達の状況、障害特性に応じて、個別の支援計画を作成し、支援を進めていきます。例えば言葉をつかったコミュニケーションが難しいお子さまについては、発音の仕方を教えたり、コミュニケーションの取り方を教えたりします。また、お子さまのご家族への支援もあわせて実施されています。

病院、リハビリ、保育園、幼稚園、習い事など、通っている所は多い。自分の職場である療育施設の他にも、療育施設に通ったり。集団療育を受けながらリハビリに特化した療育施設なんかもあって、子どもと保護者は毎日予定がある。

自分の職場である療育施設にはOT、PT、STが月数回来てくれる。平日午前中は、療育。午後からは昼寝だったり個別療育。夕方前に終わる。自分は保育士なので、日々の活動から保護者にアプローチしていくんだけど、訓練とは違うので活動内容は遊び。同じような活動内容を繰り返し行う事も多い。それには理由もあって、繰り返す事で活動に慣れる、理解できる事が増える、やれるようになる事が増える。他にも前回とは違った発見もあるだろうしね。

でも、保護者からは「〇〇施設の療育活動は、同じ活動ばかりで飽きる。」「この活動だと泣いて終わるのに、また…」という話もある。保護者からしたら、なかなかしんどいですよね。子どもによってスピードは違う。好みも違う。親子・単独療育でまた感じ方も違うのだろうか。

今年度、自分の療育活動を振り返って、来年度はもっと充実したものにしていきたいのだけど。


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