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右サイドのテクニシャン 〜ヴォイヴォダ〜


コソボ代表選手紹介3人目になります。

Mërgim Vojvoda 

ヴォイヴォダ。ポジションは右SB。
身長187cm、体重78kg。



・経歴


・Stamwdardユース🇧🇪(2011〜13) 

スタンダールの下部組織出身。

・STVV🇧🇪(ローン)、Carl Zeiss Jena🇩🇪(ローン)

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その後、シントトロイデン、Carl Zeiss Jenaへローンを。


・Mouscron🇧🇪(2016〜19)

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2016年6月、Mouscronにフリーで加入。翌月のアンデルレヒト戦でデビューを果たした。
長らくここで過ごしており、103試合出場2ゴール4アシストを記録。

・Standard Lüttich🇧🇪(2019〜 )

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2019年5月、スタンダールへ移籍。今シーズン、主力として活躍し32試合1ゴール4アシストをマーク。
ベルギーリーグでもトップクラスのSBと言われた。 

ちなみにスタンダールでヨーロッパリーグは経験済み。


・コソボ代表🇽🇰(2017)

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2017年6月にコソボ代表デビューを飾る。これまでに22試合出場し1ゴールを決め欠かせない存在だ。



・プレースタイル

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ポジションは先ほど述べたように右SB・WBである(一応左も可能)。SB時中央に吸収される事もあり、CBも出来なくはない??(CBでのプレーを数試合しか見ていないので分かりません)。彼の特徴からSBやWBが好ましい。

コソボファンは皆こういう。「右サイドのテクニシャン」と。
両足を使えてかつ足元の技術が高い、テクニシャン型SBである。自分たちのゴールサイドで敵に囲まれようが、得意の足技でかわし前へ運ぶ。ライン側でも落ち着いて相手を処理できる。まさにフットサル選手。

攻撃に関しては多彩で監督からも評価は高く、足技で相手を翻弄。決してスピードがあるわけではないが、剥がす力がある。オーバーラップとインナーラップの使い分けも上手く、現代のSBに必要な要素を持ち合わせており、非常にSBとしての能力が高い。SBとは思えないテクニックに相手は脱帽。 

クロス精度は中の上くらい。コソボでは自分で敵を引きつけ味方にクロスを任せるパターンも多いですね。

このようなプレースタイルからゴールやアシストなどの数字には現れにくい影のMVPのような存在である。

結論「テクニシャンSB」


・エピソード

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(これは彼のジャージコレクションの一部です)

彼はプレミアリーグが大好き。プライベート用のジャージもプレミアリーグのチームのものばかり。プレミアの試合もよく見ており、正真正銘のサッカー大好き小僧である。もしかしたら将来はプレミア移籍もあるかも。(チェルシーのライバル、アーセナルのジャージも持っています。グーナーさんも安心)


もう一つ。
2019年9月に行われたチェコ🇨🇿戦で代表初ゴールをマークした。そのゴールが、リヴァプールがCLバルセロナ戦で見せたアーノルドとオリギのCKを参考にしたものであり、コソボverアーノルドと言われた。このプレーを提案したのはヴォイヴォダ自身であり、チームを勝利に導いた。