アークレボアメリカ感想:3,4日目(終)

ピザマヨです。今まで2回続いてきたアークレボワールドツアーの感想も今回が最後となります。遠征から随分日にちが経ってしまい書き切れるか怪しかったのですが、皆さんの応援もあってどうにか書き終わることができました、ありがとうございますm(_ _)m

さて前回は負けたショックの中寝たわけですが、ゆっくり寝て傷も回復した…等ということはなく、ホテルの朝食で大量のベーコンとソーセージを食べてストレス発散していましたw 絶対太るのでアメリカには住めないですね本当に…(名実ともにピザにはなりたくない)

朝食の後、TOP8観戦のために会場に行くにはまだ早い時間だったのでどうしようか考えていたところ、Diaphone(※2日目感想参照)からDiscordで「対戦しないかい?」と連絡が来ました!もちろん二つ返事でOKです。前日に対戦したいと喚き散らした甲斐があったので内心ガッツポーズですw
Diaphoneは僕の泊まっていたAtriumホテルの隣にあるHiltonホテルというところに泊まっていたので、PS4を持って歩いて向かいました。Hiltonは中にスタバがあったりと全体的にスッキリした印象でした。

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Hiltonホテル内、こういうホテルもいいですな

そして教えられたDiaphoneの部屋に入室!入る直前に「もしカツアゲされたらどうしよう」等とぼっち特有の思考で心配になってましたが失うものはPS4ぐらいしかないので諦めて(?)入りましたw
室内にはDiaphoneとその奥さんと、YoGameWizardとSethlololがいました。
部屋はかなり暗かったので写真は撮りませんでしたが、そもそもアメリカでは部屋が暗いのがデフォなんでしょうか…?ホテルの自室でも照明が無かったので机のライトを使って部屋を明るくしていたななんて思っていました。
部屋では大きいモニターでBBCFのTOP8が流されていたので観戦も同時にできて楽しかったです。ちょうどソウジさん対ふっくーさんの試合がやっていたので「アラクネについてどう思う?」と訊かれましたが「大好きだよ!BBTAGにも来てほしい!」と答えたらマジか…という目をされました。
アラクネこそブレイブルーを象徴するキャラクターなのでBBTAGに出るべき、異論は認めない。

そして僕のPS4を別のモニターに接続して対戦が始まりました。
Diaphoneのナインブレイクと20戦ぐらい、YoGameWizardの美鶴ユズリハ、Sethlololの真田アズラエルとそれぞれ10戦ぐらいずつ対戦しましたが全員さすがにブレイクと対戦し慣れているという感じで手ごわかったです。ただクマはやはり珍しいみたいで、アイテムを投げて変なことが起こるたびに笑いが起きてましたw
全員ほとんど五分だったように思う(あんまり気にしてなかった)のですが、前半負けが続いて後半取り戻すパターンが多かったので「オレは意外と対応型なのか…?」なんて考えてました。多分使ってるチーム的に火力が低いのでどこかで相手のパなしやバーストを読んでがっつりダメージを取らないと勝ちづらいからだとは思うのですが、その時まで自分は誰よりも最初の数戦が強いタイプのプレイヤーだと思ってたのでちょっとびっくりでした。考えれば前日も2本取られてから取り返す展開が多かったですしね。ただプレイスタイルは堅実に戦っていくというよりも一方的に攻めて勝つタイプだと思うので、今後は相手の動きをすぐ見極めて対応して、オーダーメイドでハメていきたいななんて考えてました…。

ずっと対戦していたかったですがシャトルバスの時間が近づいていたので名残惜しみつつ自分のホテルへ帰りました。とても楽しかったのでありがとうDiaphone,そしてブレイクdiscordサーバー…本当にいい思い出になりました。
無事バスの時間にも間に合ったので会場へ向かいました。この日はとても暑くてびっくりしました…日本では冬になろうかという11月中旬ですがアメリカではまだまだ暖かいようです。

TOP8が始まるまで時間があったのでまずは昼食!今回はモール内のラーメン屋に入りました。「優勝軒」というところで日本にも店舗があるようですね。店員さんが日本語で挨拶してくれたりメニューに日本語が書かれていたりで安心感がありましたw

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メニューはこんな感じ。ドル表記が逆に違和感ありますね

今回は写真の左下の富士ラーメンというラーメンを注文。日本に比べて味はどんなもんかな~と思っていると

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!?

君なんか写真と違わない?もはや二郎系ラーメンなんですが…。本家の二郎は食べたことがあるもののそれはアレを食べるつもりで二郎に行ったわけで、普通のラーメン屋だと思って行ってこれが出てきたらさすがに困惑しますよ!朝飯もガッツリやけ食いした後ですし…。
母親のラーメンは普通だったのでこの店だから・アメリカだからというわけではなくただそういう商品だっただけのようです、OMG。とりあえず食べ始めましたが味はちゃんとしたラーメンで中々美味しかったです。ただもやしが崩しても崩しても無くならない…結局20分ぐらいかけて何とか完食しました。本家二郎に比べて味が薄めだったおかげでなんとかなったように思いますが、あまりにも量が多かったのでこの日は夕食が食べられず。旅の醍醐味は食事みたいなところあるのに!(ある意味醍醐味満喫したか?)

あまりにも長くラーメンと格闘して時間を食ったので急いで会場に戻り、TOP8を観戦する準備に入りました。
他の人とはタイミングがズレていたので一人で見るしかないかな~と思っていたところナカシマさんが声を掛けてくれたので二人で観戦をすることに。いつも構っていただきありがとうございます…!
壇上の試合の詳しい内容はビデオがあるのでそれに譲るとして、とにかく熱くて面白かったですね。観戦してるだけで面白いのでBBTAGは最高ですね…。僕は昔北斗の拳や戦国BASARAXみたいな世紀末ゲーの動画勢をやって楽しんでいた時期があるので、似たようなゲーム性のBBTAGも観戦オンリーの人はいるだろうなと思っています。会場の別のところで見ていた母親も知っている選手(小路KOGさんやキャメイさんは母に話しかけてくれていた)が活躍するのは見ていて楽しいし会場全体が盛り上がっていて良かったと言っていたので、敷居の高い格ゲーというジャンルでもこういう形で非ゲーマーを取り入れられると面白いなと思いました。

壇上の試合も終わり、会場内のPS4で野試合をやるぞー!となっていたのですが、BBTAG勢が観戦をしている間にBBCF・GGXrd勢がPS4を占拠してしまい野試合台が1台しか無いという状態に…。仕方ないのでその場にいる人達で話し合い3先の勝ち残りで順番を回していこうという流れになりました。言葉が通じなくても意外となんとかなりますねw

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ゲーセンみたいでかなり楽しい!

しばらく待って勝ち残ったハクメン/メルカヴァ使いの人と対戦することに。拙い英語で名前を聞くとどうやらRazzo。オレでも知ってる有名プレイヤーやんけ!
対戦としては最初1本取られたもののその後は取り返し、いけそうかも~と思っているとRazzoがキャラ変え。カーマイン/ワレンシュタインというチームでカーマインの空中まわれェ!やワレンシュタインのJBを活かしてこちらの得意な空中戦を封じるというあまり見たことのないやり方にやられ、負けてしまいました。恐らくハクメンメルカヴァでは空中戦をされると手が出しづらいので、そういう相手にはカーマインワレンシュタインを出しているのだと思いました。こういう風に2チームを使い分けている人は日本ではあまり見ないので衝撃を受けるとともに「自分も次バージョンでは2チーム使うのもいいかも」と新たな発想にウキウキしていました。(実際この記事を書いている今、2チームを使って対戦していますが今のところいい感じです。今後も続けていくかどうかはわかりませんがきっかけになったRazzoには感謝)

野試合台はその後LLon(これも前回記事参照)が連勝を続け誰も止められない状態に。この男、待ってる時に「アイギスはただの鉄の塊、νはブレイブループレイヤーの女神のようなもの」とか言ってたのでアイギス使いはボコっちゃってくださいね!(妬みからくる暴露)

その内にギルティのTOP8が始まってギルティ勢が観戦に向かったため、TAG勢は無事大量の野試合台の確保に成功しました。そして空いた台で色んな海外勢と対戦できました。珍しいクマというキャラを使っているからか意外にも名前が売れていて、多くの外国人が話しかけてくれてとても嬉しかったです。よくTwitterでいいねしてくれるクマ好きの人(クマは使ってない)、同じブレイククマ使いのメキシコ人、クマキーチェーンをつけているクマバティスタ使いの人等、色んな人が対戦を申し込んでくれてとても幸福な時間でした!前日に負けた時は「自分はしょうもないプレイスタイルでしか勝てないし情けない…」と思っていたのですが、戦い方を好きだと言ってくれる人もいて、自分が思う以上に多くの人に影響を与えられているということに気づけたのは本当に救いになりました。日本のどこにもいなかった(いたらごめんね)ブレイククマ使いが地球の裏側にいたというのは今回の旅の中で一番世界の広さを感じる出来事でした。前日から感じていた悲しい気持ちはこの時完全に無くなって、「次はやったるで!」という気持ちへと変わっていったことを覚えています。

その後もするめさんと「お互いウィナーズで勝ち上がってtop8進出の懸かった試合」という体で3先を行ったり(あ、ピザマヨが3-2で勝ちました)、前日対戦しようと約束していたskywongと念願のオフライン対戦をしたりと充実した時間を過ごせました。

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神環境をありがとう、アークレボ

楽しい時間も終わり、ホテルへと帰ることに。しかし時間の都合上シャトルバスが使えないとのことで、「Uber」というアプリを使って皆でタクシーに乗って帰りました。要は民間タクシーアプリなのですが、ロサンゼルスみたいなアメリカの地方ではこれを使うのが普通らしく日本では考えられない規模の運転手と利用客がいて時代の進歩を感じました…。調べたら日本でも一部の地域では使われているようなので僕が田舎民だったというだけのことのようですがw

ホテルではまだ対戦し足りない人達がドラさんの部屋に集まって対戦しているとのことだったのでシャワーを浴びてから向かいました。
ドアを開けるとそこにはBBTAGのトッププレイヤー達が2部屋に25人ぐらい集うすごい環境がありました…TOP8壇上にいた人は全員いたし他にも有名プレイヤーだらけでした。マネーマッチも行われていたのですがそれはスルーして、カジュアルマッチで多くの海外プレイヤーと対戦しました。先ほどの野試合で気持ちの整理がついていたからかかなり集中して対戦することができ、フェイムやテンペストを含む色んなプレイヤーに勝ち越すことができました。(カタカナやしイキってもバレへんバレへん…。)
これが前日に出せていれば…と思わないでもないですが、自分の動きと集中具合が前日と明らかに違った(前日もその時できる全力は出せていたのですが)ので、負けて落ち込んで立ち直るという経験のおかげで一皮剥けたのかなと思います。また、アークレボの招待選手に選ばれてからは常に大会を意識してBBTAGをプレイしていたところがあるので、それが無くなってただただ強い人に無心で挑むということができたのも良かったです。技術面でもメンタル面でもまだまだ未熟なところがあることに気づけて、でもそれが今回の度でかなり改善できたようなそんな気持ちになりました。

まだまだ対戦したかったですが次の日の出発が早いので深夜1時頃に退室しました。ドラさん含む皆ありがとう…。結局徹夜で対戦していた人もいたようなのでBBTAG勢のやる気恐るべしですね。
海外勢全員と対戦できたわけではないのは心残りですが、ワールドツアーもまた行われますし、BBTAGを続けてたら必ずまた対戦できる日が来るはずなのでまあいいかなとも思います。あまり社交的な性格ではないのでグイグイいけなかったのも勿体なかったですが、だからこそせめてこういう記事や動画の投稿という自分にできることを通して色んな人と接点を持っていきたいです。

翌朝8時30分にホテルを出発して帰路へ!
実は今回の旅の中での目標の一つに「アメリカでマクドナルドを食べる」というものがあった(小さい頃からマクドのポテトが大好きなんです)ので、あらかじめ空港にマクドナルドがあることを確認して昼食はここで食べようと考えていたのですが、いくら探しても見当たらず…。ネットで当てにしていた情報が古かったみたいでかなりショックでした。ただ逆に考えるとアメリカでやり残したことができたとも言えるので来年のEVOとか行ってみたいですね!待ってろよアメリカ。

昼食は残念だったもののお土産を買い、無事飛行機にも乗ることができ、映画を見つつ安定のJAL機内食を食べました。JALはおすすめ!(二度目)

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生姜焼きあったけぇ…

さすがに疲れていましたがうまく眠ることもできず機内端末で(多分人生で初めてまともに)ソリティアをプレイしたりしていました。メモには「ソリティア神ゲーでは?」と書かれていますが多分疲れが限界に達していましたね…。

そして無事日本に到着!帰りの電車で網棚に荷物を置きっぱなしにしてしまい、慌てて戻ったら車掌が発車せずそのままドアを開けていてくれてやっぱ日本の田舎は住みよいな~なんて思いましたwアメリカの人たちも優しかったですけどね!

今回の旅の感想は以上で終了となります。
ワールドツアーを企画してくださり現地でも素晴らしい対応をしてくださったアークシステムワークス様、人見知りな僕に話しかけてくれたり対戦を申し込んだりしてくれたBBTAG勢には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。このワールドツアーは一生の思い出になりましたし、BBTAGは多少なりとも僕の人生を変えてくれたように思います。
皆もBBTAG、やろう!

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