アークレボアメリカ感想:2日目

ピザマヨです。今回はアークレボアメリカ2日目の感想を書いていこうと思います。
(またもや遅くなりました…ヒルダが、ヒルダが面白すぎるのがいけないんや…)

気を取り直して、前回夜7時に寝たところで終わりましたが翌日は約12時間後の朝7時に起きました。さすがに頭がスッキリしていて、旅行中つけていたメモには「快調~美鶴の中段も立てそう~」と書いてありますね。無理じゃたわけ。(※美鶴の昇りJBは発生16Fの中段)
フライト中ほとんど眠れなかったのもあってガッツリ眠れましたが、実際時差ボケ対策にはこういう感じで飛行機ではあまり寝ずに現地の夜に合わせて寝るのがいいみたいですね。今回は図らずもうまくいきましたが、次また海外に行くことがあれば意識しておきたいです。

その後は朝食へ。今回のツアーではホテルの朝食券がもらえたので朝食は毎回ホテルでとりました。バイキング形式でパンやワッフル、ベーコンやソーセージ、スクランブルエッグやヨーグルト等から選んで食べられました。

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ホテルの朝食。3日とも同じだったので今後は省略

特にベーコンとソーセージの味が濃くて最高だったのでおかわりして朝から大量に肉を食べました…やっぱりアメリカなんで肉料理に気合い入ってるんですかね?もし住んだら身体の横幅二倍ぐらいになりそうで怖いです…

その後ツアー用のシャトルバスで大会会場へ出発!車乗ってるだけで日本とは全然風景が違ってかなり楽しかったです。

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とにかく道が広い!片側5車線の道路も

今回行ったロサンゼルスはアメリカの中では割と田舎な方らしく土地が余っているのか、建物がまばらにありました。日本の都会の道だけを3倍ぐらいに拡大したかのような街並みだったので面白かったです。ただ歩いて移動するのは絶対無理なので結局車だらけで渋滞してましたねw

そして昼前に会場のカリフォルニア大学アーバイン校に到着。BBTAG部門は昼過ぎから当日予選があり、僕の出場するtop32は夜の予定だったのでひとまずBBTAG新バージョンの試遊をすることに。
ほどほどに人が並んでいたので10分ほど待って順番が来ました。しかし係の人に1試合だけやったら交代と言われてテンションが微妙に下がりました…BBTAGの1試合は本当に短いんです(泣)
僕は使用キャラの変更点を試したかったのですが相手は新キャラを選んでいたので、あんまり実戦でガチるという感じではなく接待ムーブをして特に調べものも捗らず終了。コントローラの設定をする方が時間かかった…(海外特有の〇と×が日本と逆という罠に引っかかって時間を食った)

気を取り直してお昼時になったので会場の建物の外に出て散策を始めました。道の向こうにバーガーショップが見えたのでひとまずそこを目指して陸橋を渡ると…そこにあったのは"街"でした。

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大学内なのにうちの地元より発展している

アウトレットモールのような感じでスーパー、レストラン、カフェ、果てにはネイルサロンまであり本当にびっくりしました…アメリカの大学ではこれが普通なんでしょうか?大学関係者に限らず地元の人も来ているようでかなり活気がありました。

その中で昼ごはんは「In-N-Out Burger」というバーガーショップで食べました。
アメリカでは有名なチェーン店のようで、話は聞いていたのでかなりワクワクでダブルチーズバーガー的なもののセットを頼みました。(写真はTwitterにアップしたので省略。アメリカのお昼に画像を上げると日本の深夜起きてるヤツに飯テロを仕掛けることができるので海外遠征勢は参考にしてくれ!)
味の方は、モスバーガーと近いような感じで中々しっかりした味で美味しかったです。ただポテトはバサバサしてたので日本の方が好みかなと…慣れなんでしょうけどね。

そして会場に戻ってきて遂にBBTAG部門の当日予選が開始!

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会場内の様子。会場にいても配信の試合が見やすいのは◎

当日予選は14プールが一斉に行われるため全部の試合を見るのは不可能なので、プール9に注目して観戦していました。このプールは3人の強豪プレイヤーが居るものすごい激戦区だったので見応えがありました。軽くその3人の紹介をすると、
・するめさん…ヤン/クマ使い。僕と正反対にガードを主軸として戦うスタイルのプレイヤー。クマ使い同士普段からよく交流している。
・LLonさん…ν/バティスタ使い。日本語がめちゃくちゃ上手い韓国勢でよくTwitterや大会の場で話している。
・Diaphoneさん…ブレイク/メルカヴァ(orナイン)使い。海外勢が立てたブレイクdiscordサーバーで知り合って、お互いプレイを参考にしている。
という感じで関わりのある推しだらけの熱い戦いが見られて僕は非常に満足でした…。
そして勝ち上がったのはするめさん!ルーザーズから勝ち上がりウィナーズで一度負けたLLonさんに6回勝ったのはお見事でした。忍耐強さ、見習いたいです。

当日予選も終わり、次はついにTOP32…のはずなんですが開始時間が20:30とその日ラストの種目だったのでひとまず夕飯を食べに再びモールへ。

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アメリカ食の中ではまだヘルシーな方…?

緊張していた上にそれほどお腹が空いていなかったので母と二人でこのプレート1枚を分け合って食べたのですが、店員はにこやかにフォークを2つ出して対応してくれてかなり安心しました…。というか最初の税関を除いてアメリカで出会った店の人やホテルの人は皆愛想が良かったです。やっぱあの税関のヤツ、ロサンゼルスでもやっていけねえじゃねーか!

食べ終わった後再び会場へ戻ってきました。
まだまだ時間に余裕はあったのですがとにかく緊張していました…選手の待機部屋にあったPS4で野試合もやったのですが、勝ったり負けたりであまり緊張を減らす効果は無く…。他の選手の人も対戦したり談笑したり色々でしたがどことなく緊張感は漂っていたように思います。

緊張は高まる一方でしたが20:30になりついにtop32が開始!
今回は配信台が1台のみでセレクトされた試合のみが映るとのことでかなり残念…。1年かけて大会を行い招待された選手達が多く出る試合なので名勝負ばかりだったでしょうし、できればもっと映してほしかったなと思います。
配信が無理でもソフトのリプレイ機能や外部の録画機能を利用して試合を保存して後に動画サイトにアップしてくれればな~なんて思いました。自分たちの国で応援されている選手も大勢いるでしょうし、全員の勇姿が伝わるようになると良いですね。

気を取り直して初戦の相手はカナダ勢のLTL選手(ルビー・ゴルドー)。
1試合目から思いっきりバーストをミスってブレイクが11000ぐらい喰らって一瞬で落ちるまずい展開でしたが、クマ一人で逆転勝ち。
海外にはクマ使いが居ないとは聞いてましたが実際に全然クマのことをわかってないことが実感できたのでこの時点で「これはいけるかも…」とちょっと思っていました。
そして予感通り2,3試合目は危なげなく勝利!日本の上位勢にはほぼほぼ通らない撃ち方のクマワープが通ったりして、レアキャラ使いの強みを存分に出せた結果となりました。

心配していた1回戦が終わり緊張も程よく解けたところで次の対戦相手はトモレロ選手(マイ・真田)。トモレロさんとは何故か大会で縁があり、今までの大きな大会(アークレボジャパン・冬劇2018・KSB2019)で3回も対戦し僕が2勝1敗。これだけ見ると勝てそうな感じがしますが、このバージョンになってからのネット対戦ではかなり負け越している相手だったので気分は完全に挑戦者でした。
かなり落ち着いて挑めたはずですが、1・2戦目はアシストの出し方が良くなかったのか不運なハピバ(キャラ2人ともがコンボに巻き込まれて一気にダメージを喰らうこと)が起きて一気に連取されてしまいました。しかし3,4戦目は単体で攻撃しにいってコンボにアシストを使う方針でハピバを避けた結果うまくダメージを奪えカウント2-2へ。
しかし最終5戦目はこちらのガードの甘さをつかれて、トモレロさんに軍配が上がりました…。ルーザーズ行きとなってしまいショックではあったのですが、普段負けてた相手ということもありメンタル的にはそれほど凹みませんでした。トモレロさんはこの後TOP8まで上り詰めるので、やはり強かったということでしょう。大会通算ではこれで2勝2敗となったので次の大会では勝ちますよ!

ルーザーズの1試合目がXIIIBlade選手(セト・ナイン)。
初めて戦う選手でしたがセト・ナインは同じチームを使っているkuboさんと対戦したことがあったので行けるかななんて思っていました。
ところが相手の『双鈎のヴェンジェンス+ナイン6Pで裏に行くと見せかけてアクティブチェンジすることでナイン6Pが表でヒット』という今まで見たことが無かった連携に何度もやられてしまい、開幕2本を失う形に…。その時にようやく「ハメられる前にハメたらええんや!」と吹っ切れることができたので突進を多めにした立ち回りで逆に2本連取しカウント2-2へ。
最終試合は相手のヴェンジェンス6Pチェンジ連携にようやく対応し、クマのトマホークで返してセトを先に撃破!こちらの2人は傷ついているものの、相手のナインも体力残り僅かというところで相手がリバサでパなしたフレイムバニッシャーをガード!確反ダメージ的にもこれは勝てる!
…はずだったんですが、何故か相手のナインが超必中に上空へ舞い上がる…自分でも投げたことを完全に忘れていたクマのアイテム「風船爆弾」がナインに当たったようです\(^o^)/
正直完全に勝ち確だと思っていたので気が緩んでしまい、立て直すことができずその後も甘い攻撃を続けてしまいそれを返されて逆転負け…今冷静に書くとものすごい笑い話ですがその瞬間はショックでしばらく席から立てなくて結構泣きそうでした。ただ好きなゲームを全力でやって泣くのは違うなと思って必死でこらえて、XIIIBladeに「強かった!」と下手な英語で言い何とか席を立ちました。

負けたショックでしばらく落ち込んでいましたが、するめさんも色々あってkuboさんのセト・ナインに負けたというのを聞いて「ふざけんなクマはセトとナインにガン不利!(適当)」って言って2人で野試合台で対戦していました。重圧のない対戦をすることでお互いちょっとは気持ちが晴れたんじゃないかなと思います…僕が8-3ぐらいのスコアで勝ってたので向こうは余計ムカついた説ありますが(

そうこうしている内にtop8も決まり、帰りのシャトルバスの時間が近いとのことで皆でバス停までダッシュ!
何とか間に合いバスを待っている間に中国勢のskywong選手に話しかけられました。オンラインロビーでよく見かける人だったのですが回線相性が悪くて対戦しそうな雰囲気になったら逃げていた相手なので内心ドキドキ…w
どうも中国でも地域によって回線格差があるらしく、日本に近い上海付近(もう一人の中国勢yukiはここに住んでいる)は日本勢とも普通に対戦できるものの、skywongはちょっと離れたところに住んでいるのでどうしてもラグが起こってしまうとのこと。しかし中国BBTAG勢自体が少ないためレベルアップのために日本のロビーで対戦しないといけなかったとのことのようです。中国は広くて同じ国同士でもラグがあるので「日本同士だとラグが少なくて羨ましい」と言われましたが確かに同じ国だからラグが無いっていうのは当たり前じゃないんだよな…と思いました。
日本のプレイヤーは人気があって有名だから、ロビーで見つけると(skywongの)配信のリスナーに「〇〇じゃん!対戦しにいけよ!」って言われるんだ~みたいなこと言われましたがそれ聞いたら逃げにくくなるやんけ!と思いましたwそれが向こうの作戦か!?

ホテルへ着いて後はシャワーを浴びて寝るだけ…ですが一人になると負けた悔しさがかなり出てきました。アメリカまで来たのに思った通りの結果が出せず、自分に嫌気がさす…。とにかく自分が負けたことの意味が欲しくて、めちゃくちゃ疲れてるのに対戦で何かを見つけようと海外勢もいるdiscordで対戦相手を募集したのですが誰も釣れず…皆疲れてるので当然っちゃ当然です。仕方なしにベッドに入ってすぐ寝たのですが、心は中々晴れず。この陰鬱とした状態のままこの旅は終わるのか…?
3日目へ続く!

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