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ニキビに悩めるあの頃の私へ

まずはじめに声を大きくして言いたいのは、
「ニキビができるのはあなたのせいじゃない」
ということです。

枕を清潔に保つとか、洗顔しすぎないとか、野菜食べるとか、睡眠をちゃんととるだとか、そういうので治るのは一握りです。

まーじーで、体質ガチャでしかないから。そんなどうしようもないことで自分を責めないでほしい。

私は小学校高学年から高校までの青春真っ盛りをニキビと共に過ごしてきました。
それこそ上で書いたことを全部やりましたが、ニキビは消えてくれませんでした。

社会人になったいま、枕カバーを洗うのは良くて月に1回だし、面倒くさい時は洗顔どころか風呂にも入らないし、生活リズムはめちゃくちゃだし、野菜は相変わらず苦手です。
でもニキビができるのは生理前くらい。小さいのが2つとか。
本当にあの苦しみはなんだったんだろうって思います。

ニキビが原因で消えてしまいたいって気持ち、すごくわかります。私もそうでした。


でも大丈夫、消すべきはニキビの方。
ともに奴等を抹殺しよう。


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①まずは皮膚科へ

最近はCMも流れていて、いい時代になりましたね。
私には最初、皮膚科という選択肢がなく随分遠回りをしました。
皮膚科に行きたくない?うるせェ!行こう!(どんっ)

肌のことは肌の専門家に聞く、これが一番確実です。

これを書いた理由のひとつでもあるのですが、素人が提唱したよくわからんスキンケアや、元から肌が綺麗な芸能人が宣伝してる商品にとびつくのはやめよう。

もちろん中には自分に合ったケア方法があるかもしれないし、市販品が悪いとまでは言いませんが、ニキビ肌用なんたらで対処できるニキビのレベルはそこまで高くないと思います。

私も悩んでいた頃はニキビに効くと聞けば喜んで人体実験していましたが、結局のところ皮膚科の薬に勝てるものはありませんでした。
逆に治ったいまとなっては、市販の化粧品でもある程度の効果を発揮してくれるものはあります。

まずは土台をどうにかするところからです。
ニキビが酷い時に市販品や独自のケア方法でなんとかしようとするのは、沼地に上質な木で家を建てようとしてるのに近いです。

市販のもので倒せるのは、綺麗な肌のくせに「ニキビできたぴえん」とかやってる方のちっせぇやつです。奴らが損傷してるのはせいぜい瓦です。インフルエンサーに騙されるな。

皮膚科に行ったことのない人はとにかくまずは皮膚科へ!話はそこからです。
恥ずかしいことは何もないので大丈夫、相手はプロです。

ただお医者さんとの相性というのも確かに存在します。
保険適用でやれることは限られているので、そんな突拍子もないことはまずされないはずではあるのですが、何ヶ月通っても変化が見られない、対応が適当、など問題があれば違うお医者さんに診てもらった方がいいです。結局人間同士なので無理なもんは無理です。

オススメは「自由診療の美容皮膚科と普通の皮膚科が合体しているところ」
まあここはそこまでこだわらなくてもいいかな。

私も普通の皮膚科で治療しました。
美容皮膚科もやっているところだと、もし普通のお薬で治らなかったときに保険適用外のお薬を紹介してもらえたり、保険治療と並行して自費診療のものもやってもらえたり、ニキビ跡治療にうつるとき相手に自分の状態をちゃんと知ってもらえてるって程度です。

総員復唱!ニキビは皮膚科へ!

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②自由診療という選択肢

皮膚科には行ったんじゃいそれでも治らないんじゃボケェという方もいらっしゃることでしょう。保険適用の薬で治らない、となったとき次に出てくるのは自由診療です。10割負担なのでお金がかかります。
かかりつけの皮膚科が気に入っていて、対応してもらえそうならそれでよし。難しいなら病院をかえましょう。

大手さんを否定するわけではないのですが、CMをうっているようなクリニックさんはすぐコースを組ませようとしてくるので気を付けたほうがいいです。
それが結果的に良い悪いは置いておいて、コースを組むならよく調べて納得した上で。ノリで契約するのはやめましょう。一度持ち帰って冷静な判断をしてください。
自由診療はとにかくお金がかかります。

よく見かけるのはイソトレチノイン、ケミカルピーリングあたりかな?もし再発したら私はアグネスをやると思う。

正直、私は皮膚科のお薬で治った人間なのであまり詳しくはありません。(現在はニキビ跡治療でお世話になっていますが、活動中のニキビに関しては詳しくない)

ただひとつ言っておきたいのは、個人輸入でなんとかするのはやめた方がいいということです。

なぜかこのフェーズまでいくと個人輸入したがる傾向があります。高くつくし気持ちはわかるんですけどね。

肌のことは肌のプロに、これを徹底してほしいです。

私のことも含め、ネット上の情報を鵜呑みにしていると痛い目に遭います。
別に嘘をついているつもりはありませんが、自分で調べて、ちゃんとわかる人にきくクセをつけた方がいいです。特にこういう、人の悩みにつけこむビジネスは無数にあるので

話を戻します。
なぜ個人輸入した薬が危険なのか。

それ自体が、というよりは取り扱いです。
ものによっては血液検査が必要だったり、持病があると使えないものがあります。書かれていなくても最新の論文でなにか補足されている条件があるかもしれません。

自己責任で強いピーリングやるの怖くないですか?
数千円をケチって命までおびやかされるのはアホらしいと思いませんか?

先生と相談して、ちゃんと検査もするなら別になにも文句はありません。

ただTwitterなどで保険適用外の薬を自己責任で使っている方をみて、なら私も!と飛びつくのは非常に危険です。
「〇〇さんが△△って薬を□mgで飲んで良くなってたから真似しよう!」
まじでやめて。あなたはその人ではないのです。
参考になるのはせいぜい肌質が似ている人が買っている市販の化粧品くらいです。

何度でも言います、情報に踊らされてはいけません。

ちゃんとプロにきく、これを徹底してください。
私なんかの文章読んでるよりよっぽどその方がいいと思います。

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③ホルモンバランスからくるニキビ

結局、私の青春の証(この呼び方本当嫌い)は保険適用のお薬でとても綺麗になりました。半年くらいかかったかな?残念ながら跡は残ってしまいましたが…。

高校から社会人になるまで、生理前に新規ニキビはできるものの、以前ほどではないし気にせず放っておく日々が続きます。

私生理痛は全然ないんですがとにかく生理不順で、20歳超えてこれはまずいかなと思って婦人科に行きました。

これが低容量ピルとの出会いです。

革命でしたね。ちゃんと決まった周期で生理がくるようになりました。
ところがどっこい。
眠ってたニキビがこんにちは、久しぶりーじゃないんだよ!!

絶望の再来です、これはまずいと思って必死に調べました。
調べていくうちに低容量ピルはニキビの治療にも使われていることがわかって、ならこの薬があってないだけかと次の時に違う種類のものにかえてもらいました。

第二次お肌革命が起きました。

もうね、私ギトギトなんですよ、顔面石油王。
まあこれはいまでもそうなんですけど、産出国1位の座は揺らいだかな?みたいな。とにかく顔面の治安がいい。こんなにいいのは赤ちゃん以来。

青春を終えてもなお私の顔面に居座り続けたニキビたちは、どうやらホルモンバランスの崩れからくるものだったようです。学生時代はニキビと無縁だったのに大人になったら急に…ってタイプはこれかもしれません。

いまでも生理前にたまにニキビはできますが、全然気にならない程度です。

なので保険適用の薬で治らなかった方は、自由診療に行く前に一度、低容量ピルを試してみるのはいいかもしれません。(ニキビができやすいことを伝えてね)

個人輸入もあるんですけど、私は1回目のピルが合わなかったし、なにより定期検診をサボってしまいそうなので病院で処方してもらっています。

もちろん低容量ピルを使えない体質の人もいます。リスクもあります。ここで書く気はないので各々調べてください。


④ウイルス性のニキビ

恥ずかしながらこのタイプのニキビの存在は最近まで知りませんでした。 ​

バービーさんの動画で詳しく解説されているのでどうぞ。​
https://youtu.be/etvlEMnbto4

もし何をしても治らないニキビがあるのなら、このタイプかもしれません。ご参考までに。


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ニキビって本当に気分が落ちるし、人の目を気にしてしまうし、肌の話題になるのも嫌だし、指摘なんてされた日には暴れ狂いたくなります。

治療を進めていても不安で不安で、なんで私は普通じゃないんだろうって何度も思いました。

でも大丈夫。ちゃんと治るから。
そしてあなたのせいじゃないから。

自分をいじめるのはもうやめよう。


あの頃の私に伝えたいことを押し込めた自己満記事でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございます!

あなたやあなたの大切な人のお役にちょっとでも立てたら嬉しいです。

とりあえず普通の人くらいの肌になれた私は現在ニキビ跡治療をしてます。
つるつるになれたらクレーター治療の記事もまた書きたいと思ってるので、よろしくお願いします。





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