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現代社会の矛盾と相克(書きかけ)

解題

現代社会には、問題がある、これを
まずは、並べ立ててみよう

安全欲求の肥大化

1.経済的安定への過度な執着
現代社会では、経済的安定が安全欲求の中心となっており、
これが富への欲望に肥大化させ、金銭的価値を過度に重視する傾向がある
2.物質主義の台頭
物質的な豊かさを人生の目標とするような価値観が広まっている

承認欲求の肥大化

1.SNSの影響
ソーシャルメディアの普及により、他者からの承認の機会が増え、
これが、承認欲求を過度に刺激する
2.競争社会
社会的地位や成功の可視化(虚実含め)が進み、他者との比較の機会に
いつも晒されている。

社会的欲求の軽視

1.人間関係の希薄化
経済的成功や社会的評価を追求するあまり、深い人間関係を築く機会が減少している。
2.コミュニティの崩壊
個人主義の台頭により、所属意識や共同体意識が弱まっている

自己実現欲求の歪み

1.外発的動機の優先
内発的な自己実現よりも社会的評価や経済的成功といった外発的な目標が
優先とされる
2.創造性の抑制
安全・承認を求めるあまり、リスクを伴う創造的活動が抑制されている

人間らしさの欠如

1.共感能力の低下
他者との深い関わりが減少することで、共感能力が低下して人間関係が表面的になりがち ビジネスライクで・・・みたいに
2.倫理観の欠如
経済的成功、社会的評価の過度な増幅に伴い、倫理的な判断が停止する場合がある。
3.自己疎外
本来の自己と社会的期待に応えようとする自己が乖離する
4.幸福感の低下
物質的な豊かさや社会的評価が真の幸福につながらないことへの気付きが遅れる

解決策の考察

上記の問題は、聞き飽きた。
だから、新しい資本主義的な試みがある。
富の再分配→ 結局経済的格差がなきゃいいんだろ?的な解決方法である
特定の権力構造によってそれが生み出されてしまうんだとしたら
権力を分散するという妥協案が出てくる、でも徒労に終わるだろう。
権力の完全に無化というのは理解されにくい。
富の蓄積や分配のメカニズムそのものを無化しようとして仮想通貨の思想があるのに、それさえも資本主義の枠組みに絡め取られている、というより
新しい通貨という程度の理解しか、そもそもされない。
ポストモダン的アプローチとしいて、リオタールのいう「大きな物語」の終焉がある。これは単一普遍的な解決を求めるのではなく、多様性を認め、局所的で文脈依存的な解決策が考えられている。がこれも、大きなメカニズム的な視点に絡め取られてしまっている感じがある。人間の理解力不足があるように思う。
複雑系として捉えるアプローチに頼ろうという動きもある。
つまり(ひどく端折ると)数値で!というものである。エドガー・モランらのが現代社会の矛盾は単純な因果関係では説明できない複雑なシステムから生じるというものある。これは長期的視点を与えることができるが、その実行には、複雑系への理解が必要で、理解が不足がちな人間にどこまで実行能力があるのか怪しい。
都市計画で、時差通勤だの、渋滞緩和策だの自転車普及だのが唱えられ、
生態系の保全で、絶滅危惧種だけに着目せず、食物連鎖などにも考慮するなど包括的バランスを考えたり、組織単位を見直して、コミュニケーション構造を変えようとかいうアプローチもあるのである。

この中で人間性の回復という点でいうと
私がいま一番の苦手としているのはコミュニケーション的なものである
これは、コミュニケーションがどこまでいっても社会要請であり、内包的なシステム構築とどうしてもぶつかることを克服できないというか
社会が変わらないとその社会要請も受け付けられないと拒否してしまうのである。コミュニティに入ってその中で解決を試みているのが現状である。

この記事の完成

全体的に文章をなおす
もっと哲学を勉強しなおして、アプローチを増やす
などの対策を講じたら完成とする。



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