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ICL手術を受けてみた!適性検査から手術当日の流れ、術後の状態までをまとめてみた!


2021年10月上旬にICL手術を受けました。

記憶が鮮明なうちにまとめ記事を書いてみたので、ICL手術を検討している方やこれからICL手術を受ける方の参考になれば嬉しいです。


現在26歳の私は、小学校2年生(7歳)から近視が始まりました。

成長期なこともあってか、視力は落ちるところまで落ち最終的に両目とも0.05。

メガネやコンタクトを外して夜の街に出ればほぼ何も見えないので、年中セルフイルミネーション状態です。


そんなメガネとコンタクトが手放せない生活と無事おさらばしました!



ICLって何?


一応ICLが何かについて書きます。

既に知っていて、早く手術の流れが感想が知りたいという方は読み飛ばしていただいて問題ありません!

ICLとは『眼内コンタクトレンズ』といいます。

眼内の虹彩の後ろに眼内レンズを挿入することで屈折力を変え、近視・乱視を矯正します。

眼の内側にレンズが入るため、コンタクトレンズのように日常生活の中で外れてしまうこともなく、異物感もまったくありません。

レーシック手術に比べてあまり聞きなじみがないようにも思いますが、意外にも歴史は長く1997年に欧州でCEマークを取得。

その後は、カナダ(2001年)韓国(2002年)アメリカ(2005年)中国(2006年)など世界約70カ国で承認・認可されています。

日本では2010年2月にICLの有効性と安全性が認められ、高度管理医療機器「有水晶体後房レンズ」として厚生労働省に認可されています。


今回は体験談をメインに書いていくので、ICLの仕組みなどは割愛します。

手術の流れなどは、自分の感想も合わせしっかりと書いています。


ICLを検討した理由


まずは災害時の不安。

急に地震が起き、枕元のメガネが割れコンタクトは見つからず建物が倒壊するかもしれないからすぐに外に逃げろ!なんて時が来たとします。

0.05の私はほぼ何も見えないので、外に逃げられたところで多分助かりません。

もし逃げ切れたとして、何も見えない中での避難生活はかなりハイレベルなものになるでしょう。

地震や津波、台風被害などのニュースを見るたびにこんなことを考えるようになっていました。


そして最近で言うとコロナ禍のマスク。

今まではサクッと近場に買い物に行きたい時などは、メガネをかけて外出していました。

メガネとマスクって耳が大渋滞しませんか?

重いし落ちる、ズレる。

我慢してまでつけてるのにメガネが曇ると腹が立ちます。

今後マスクを外せるようになる日が来るのか来ないのか、これが続くのかと考えるとかなり苦痛。


あとは出先で目が痛くて外したい時に保存液やケースを持ち歩いていないといけない、旅行の時に持ち物が増えるなど。

細かいところにはなりますが、そういった理由が積み重なって今回ICLを受けることにしました!


新宿近視クリニックを選んだ理由


ICL手術を検討した時に1番悩むのがクリニック選びだと思います。

私が候補に挙げていたのは

・山王病院
・サピアタワー
・新宿近視クリニック

の3つの院でした。


山王病院は開発者の清水先生がいて、症例数が国内で最も多いという安心感が魅力。

サピアタワーは多くの芸能人も手術をしていて、こちらも症例数が多く名前が知れているので安心。


その2つの院ではなく、私が新宿近視クリニックを選んだ理由はこちら。


毎日手術を行っている

執刀医は3名の先生が在籍しているそうで毎日手術を行っています。

そのため都合が合わせやすく、予約が取りやすかったです。

山王病院は清水先生指名の場合曜日が限られてしまい、月水木(話を聞きに行った当時)のみ。

サピアタワーも手術日が金土日(話を聞きに行った当時)になるとのことで、都合が合いませんでした。


執刀医の指名料がかからない

症例数は山王病院、サピアタワーに比べるとやや少なくはあります。

他の院では、執刀医の指名に別途料金がかかるとのことだったのですが、新宿近視クリニックでは特に別料金がかかるということはありませんでした。

私もカウンセリング時にカウンセラーさんに相談し、院長先生で予約を取らせていただきました。

ICLの手術はICL認定医しか行えないので他の先生でも心配はないのですが、少しでも不安がある方は安心感につながる部分だと思うのでおすすめです。


価格が安い

価格が他よりも格段に安かったです。

安いからこそ不安という声もあるかもしれませんが、カウンセラーさんもそのお話はされていて『湘南美容外科の系列院で、全体の売り上げから料金の設定が可能ということもありこの価格設定が可能になっています。』と説明してくださいました。

湘南美容外科のポイントの使用もできたり、紹介割引3万円もあったりと料金面で悩んでいる方にはおすすめしたい院です。

私は以前湘南美容外科の脱毛に通っていたこともありポイントと紹介割があったので、合わせて4万円引きが使えました。


通いやすかった

個人的な部分になってしまいますが、やはり自宅からの通いやすさも選んだポイントでした。

手術日・翌日・1週間後など1年にわたって何度か定期健診にも行かなくてはいけないのであまり遠い院に行くことは難しい。

手術後は1人で帰らなくてはならないので、何かあったらと思うとやはり近いところがいいと思い新宿近視クリニックを選びました。

1年にわたって定期検診があることを考えると、予約が毎日取れるというのもかなりメリットだと思います。


適性検査って何をするの?


適性検査ではレンズを作るための現在の視力を測ったり、レンズを入れるのに角膜の厚さや幅は足りているのかなど様々な検査をします。

所要時間は大体3時間。

その30分~40分くらいは瞳孔を開く目薬を10分おきくらいに差して効いてくるのを待つ時間でした。


瞳孔を開くってどういうこと…?

よく医療ドラマとかで死亡確認するときのやつじゃん大丈夫なの…?


となってしまいますが、手元が見えにくいだけで遠くのものはそれなりに見えますし、スマホも少し離せば見えます。

端から見たら早期に老眼が始まった人みたいにはなるものの、不自由はありませんでした。

看護師さんが検査をしてくれたデータに基づいて、医師の診察(ここは短時間で終わりました)。

問題がなければカウンセリングで料金・効果・副作用などについて詳しい話になります。


新宿近視クリニックの印象は、とにかくカウンセリングが丁寧。


湘南美容外科の系列院でありレーザー脱毛院と併設されているのですが、そこはさすが美容外科といった素晴らしい接客のスタッフさんばかりでした。

カウンセリングを担当してくださった方も、丁寧に時間をかけその都度質問はないか確認しながら進めてくれたので安心感があります。

金額も高い買い物になるので、納得いくまで話したいという人にはとてもおすすめできる院だと思います。

瞳孔を開く目薬がまだ聞いている状態でのカウンセリングではありましたが、資料なども見やすいものを用意してくれているので問題ありません。

術後の注意事項などの案内もこの日にあります。

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手術の流れや、副作用などすべての内容に納得・承諾したら当日の支払いも可能です。

レンズ代を入金してから発注、レンズの納品日が決まり次第それに合わせて予約が取れるので早めの手術を希望する人は入金も早い方がいいでしょう。


私は当日レンズ代のみを入金し、残りの手術費用は手術日当日の入金にしてもらいました。

レンズは国内に在庫があれば1週間から2週間くらいで届き、在庫がない場合は海外から取り寄せになるのでもう少しかかるとのこと。


入金翌日、国内に在庫があり納品日が決まったため予約が取れると連絡が入りました。

その電話で手術日・翌日検診・1週間後検診の3つをまとめて予約。

術後も何度か定期健診での来院が必要になるので、通いやすい院を選んだほうがいいです。

そうして手術日が決まりました。


手術3日前


手術に備えての目薬の点眼が始まります。

朝昼夕晩と1日4回、抗菌点眼剤を点眼します。

出先などで忘れないか3日間ひやひやしていましたが問題なく終えました。

ちなみにコンタクトは手術日の前日までつけていても問題ないそうです。

当日はNGなので要注意!



手術当日



そう失敗はないとわかってはいても、やはり当日は不安。

もしかしたら見えなくなっちゃうかもしれないと思い、手術日までに撮り溜めたドラマの録画を消化したり実家に親の顔を見に行ったり。

まるで終活の様になっていましたが、そんな心配はいりませんでした。


当日来院時間は14時半、来院するとすぐに10分おきの目薬が始まります。

スタッフさんが10分おきに差しに来てくれるのでもう座っているだけ。

ぼんやりとはしてきますが、動くのに問題ないのでトイレにも普通に行けます。


1時間それを繰り返し15時半、手術の準備に入りますとの案内が。

手術室前のカーテンで仕切られリクライニングチェアが置いてある空間に移動しました。

よく病院で聞こえるオルゴール調のBGMの流れていて無音ではないのがありがたかったです。

そこでは麻酔の目薬を5分おきにスタッフさんが差してくれます。

その合間に手術後に自宅でさす目薬と内服薬の説明がありました。

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目薬3種類と内服薬1種類、痛み止めもくれます。

(痛みはほとんどの場合出ないそうですが、手術翌日にPC作業などで無理をすると疲れからやや痛く感じる場合があるそうです。)


最後の目薬の時に手術中目に髪の毛などが入らないよう、よく食品工場などの作業員の方が被っている白のネットをかぶり髪の毛を覆います。

その状態で先生の手術前のチェック。

この時に少しびっくりしたのですが、目にペンで印をつけます。


目に印…!?


となってしまうと思いますがご安心ください。本当に麻酔が効いていて痛くないんです。

点を書いていたと思うんですが、触れられている若干押されたような感覚はあっても痛くはない。

私はかなり視力が悪く、0.05ほどの視力で瞳孔も開いていたのでペンもはっきりとは見えず怖くはなかったです。

この段階では驚きが勝ちました。


見え方としては、テニスプレーヤーが優勝した時にカメラに向かってサインを書くシーンがあると思うのですが、あれが目の前で起きている感じ。

最短距離のVRみたい。


そしてついに手術室に移動です。

目薬の段階からずっと担当してくれていた女性スタッフさんが「緊張されると思いますが、頑張りましょう!」と声をかけてくれます。

手術室は視力の悪い私には、白を基調とした部屋の真ん中に歯医者みたいな椅子がある?くらいにしか見えなかったので、それも変に緊張しなくてよかったかもしれません。



手術開始


手術が始まると、目を閉じないように器具で固定します。

ほぼ拷問器具みたいな状態なんだと思うのですが、考えると怖くなるのであまり考えないようにしていました。

そして目の部分だけ穴が空いたズレないよう貼り付けられる布をかぶせられ、顔の右側に貼り付けられます。

これが本当に目のところしか開いていないので若干息苦しい。

でも普通に話せるので何かあったら伝えられるのはよかったです。


そして目の周りの消毒と目の消毒が始まります。

この時点で普通に目を触られているようなのですが、押されている感覚とゴム手袋の匂いがするなぁくらい。

手術中は目にずっと水が流れているので、水中で目を開けているみたいな状態。


「それでは始めていきますー。」

という先生の声でうっすらとメスっぽいのが近づいてきたかな?と思ったら、5分もしないでレンズのサイズ合わせに入りました。

頭の上でレンズを調整してくれて、これも5分かからないくらいだと思います。

『そしてレンズ入れていきますー。』の声で、また目元で何か作業が始まります。

この時にはっきりと見えるようになる瞬間もあります。


そして最後、一瞬視界が暗くなってきて結構焦ったのですがすぐにパッと明るくなり視界がかなりクリアに。

これで片目が終了。


左目も同じ手順で行われ両目で30分以内だったと思います。(院を出た時間から計算)

手術中一番痛かったのは、目の周りだけ出ている布をはがす時。

テープで張り付けてあるので肌が引っ張られて痛かったくらい。

ガムテープ貼ってはがしたみたいな感覚です。

目は全く痛くなかったので、まさかのところが痛かったなぁとちょっと笑ってしまいました。笑



手術後


術後は、また手術室前のリクライニングチェアで30分程休憩して終了。

翌日検診の予約も取っていたので、帰りは受付によることなく病院を出ました。

病院を出たのは17時だったので、所要時間はちょうど2時間半。

そのほとんどが目薬が効いてくるのを待つ時間や休憩時間でした。


この段階で手術前に頂いた保護メガネをしているのですが、若干の曇った感じはあるもののすでにかなり見えます。

自転車や車は危ないですが、普通に1人でも歩いて帰れるのでそこもよかった。


帰り道で車が通るときに光の輪が見え、「これがハローグレアか!」となりました。

最初なので驚きはあったものの、向かってくる車のヘッドライトの場合は光の輪が自分をくぐっていくようなこれまたVRみたいな感じ。

正直私は、鈍感で大雑把。

あまり神経質でもないので、今も光の輪は見えますが慣れました。

夜は結構見えますが、昼間は全体が明るいのであまり見えている感じもないです。

今後イルミネーションとかを見に行った時にどうなるか気になっています。

手術当日は緊張もしていたし、待ち時間も長かったりと疲れていたみたいで爆睡出来ました。



手術翌日


朝起きた時から全部見える。

「おぉ…!」ってなりましたね。

起きた時からなんでも見えるのなんて約20年ぶり。

これが当たり前のことなんでしょうがその当たり前がなくて、結構不自由だったんだと改めて実感。


手術当日のぼやっと感もほぼなく、視界良好。

翌日検診では瞳孔を開く目薬はしないと聞いていたので、普通に自転車にも乗れました。

今のところ気になるのは、外出時1週間はかけなければいけない保護メガネのイカつさくらい。

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翌日検診では、視力検査と医師のチェックで5分くらいで終了。

この日の視力検査では両目とも1.5見えていました。

手術前はコンタクトもあっていなくてそこまで見えていなかったので凄い。

目に何か入らないかなど少しの不安はあるものの、普通に買い物なんかもできてしまいます。

翌日検診で問題がなかったので、入浴や髪を洗うのも目に水が入らなければOK。

思いっきり上を向いて美容室みたいなスタイルで、顔に水がかからないようにして髪も洗えました。

洗顔は1週間はできないので、クレンジングシートやふき取り系の保湿シートで過ごします。



手術2日後


朝眼鏡を探す動作をしてしまいます。

めちゃくちゃ見えているのに20年のルーティンとは恐ろしい。

2日目にもなるともう手術の疲れなどもないので、ふとした時に目をこすったり顔を洗ってしまいそうで怖い。

洗面所に付箋で『洗顔禁止!!』と注意書きを貼っていました。笑

それくらいなじんでしまっていて自然です。



1週間後検診


1週間後検診では、また瞳孔を開く目薬を点眼しての検査になります。

所要時間は1時間くらい。

視力検査からしましたが、両目ともに1.5でした!

その後の先生の検査でもレンズの位置等に問題はないとのことで、無事に1週間後検診を終えました。

次は1か月後検診ですが、今後の定期検査ではもう瞳孔を開く目薬の使用はないということで大体30分以内には終わるそうです。


この1週間で夜間外に出ることもあったのですが、正直夜はハローグレアが気になります。

まだ術後1週間、慣れるには期間が短いということもあるかもしれませんが、夜間外で仕事をされている方などは始めストレスになるのではないか?と思いました。

ちなみに昼間は変わらずそこまで気になりません。

今後見え方の変化などがあればそちらも追記していきたいと思います!


1か月後検診


1か月ご検診も特に問題はなく終えました。

この日の視力は右1.5、左1.2でした。

レンズも安定して綺麗に入っているそうです。


ハローグレアにもだいぶ慣れてきました。

1度ライブに行きましたが、演出の照明もひどく気になるところはなく楽しめました!


見えなくなることはありませんが、見えていることが当たり前になって慣れてきたという感覚。

もう珍しさがないので『あぁ、輪っかね。はいはい。』と、こんな感じで流しています。笑



ICL手術を受けてみての感想


個人的には本当に受けてよかったなと思います。

私は2weekタイプのコンタクトを使用していて、楽天ポイントなども利用し節約はしていましたが、それでも年間の費用は1万円は超えていました。

そこに保存液やメガネの買い替えなどが加われば、また費用もかさみます。

そう考えると20年かからないくらいで元が取れるのではと考えています。

費用面でのメリットもあれば、

・朝のコンタクトを入れるわずらわしさがなく時短に繋がる
・旅行や出先に保存液やケースを持っていかなくていい
・もしもの緊急事態(災害時)でメガネやコンタクトがなくてもはっきりと見える

といった日常生活でのメリットも多くあります。


早めにやればそれだけメリットを感じる期間は長くなります。

悩んでいるの方は早めに、適性検査やカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

角膜の厚さや状態によっては、ICLを受けたくても受けられない場合もあるからです。

受けられる状態であることを確認してからでも悩む時間はたくさんあります。



手術後の経過が問題なかったからこその感想にはなりますが、これが実際にICL手術を受けてみての本音の感想になります。

ICL手術を検討している方の参考になれば嬉しいです☺



もし書いていないことなどで、術後の状態など気になる事があればコメント頂ければと思います!

わかる範囲の物であればお答えします!



長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!


クーポン・割引コード


もしこの記事を読んで「新宿近視クリニックでICLを受けてみよう。」と思った方、よかったら割引コード使ってください。

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上記のクーポンコードと会員番号・紹介者の名前が必要になるので

・会員番号 2000009002010

・紹介者名 (コメント下さい。お伝えします。)

とお伝えください。


安いに越したことはありませんので!


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