iOS13.6のアプデ(別記事に追記あり)

 私は今、絶望の淵にいる。

 バックアップをとらずiOS13.6のアップデートをした。
 そして、エラーによっていわゆる「リンゴループ」に陥り、復元(工場出荷状態に初期化する)せざるを得なくなったのだ。

 バックアップを取っていないので、復元しようにも復元できるファイルはない。

 いつか同じ失敗を繰り返しそうなので備忘録を置いておく。
 私よ、ソフトウェアアップデートをする前にその都度思い出せ……

1.ソフトウェアアップデートのバージョン名(今回ならiOS13.6.0)をネット検索しろ!

 リンゴループに陥った後、ネットで検索すると不具合報告のページを発見した。これを先に見ていればアップデートなどしなかったものを!!!

2.バックアップを取れ!

 取れ!!!大事!!あと、ちゃんとパスワードはメモるんだ。いつ設定したか覚えてない……とかなるんだけどさ……

何故あのバックアップパスワードって
「パスワードを忘れた時」みたいな項目無いの!?!?
何故パスワード忘れたらもうおしまい!って感じなの!?

(前のiPhoneはバックアップ取ったのにパスワードが分からないせいで何もできなかった)

 あと、定期的にiCloudにLINEトーク履歴もバックアップを取るといい。
 私はLINEの履歴重視するタイプだから。

3.大事なデータは別デバイスに移せ!

 バックアップを取ったからといって復元できるとは限らない。本当に。
 パソコンにあるから、Googleフォトにあるから、別のiPhoneにあるから、と思ってると、もし復元できなかったとしても気が楽。

 私の大好きな友人を撮った総勢127枚の写真は、別デバイスにも保存してあるので、最悪の事態が起きても何一つ損なわれることはない。
 それだけは今回の私の唯一の救われた点だ。

――

 さて、こんな記事を書くに至った悲劇の話を書きとめておこう。

 今日(日付的には昨日)の昼間のことである。
 先月買ったばかりのiPhone8に、2つの通知が届いた。

「iCloudの使用容量が4.7GBです。5GBまであと少しです」(要約)
「今日の夜ソフトウェアアップデートをします」

※iCloudは5GBまで無料で使えるが、それを越す場合は課金をしなければならない。

 私はiCloudはメモと連絡帳の同期程度にしか使っておらず、写真などはiCloudに接続させていなかった。
 なぜ突然、容量が足りなくなったのだろうと疑問に思い、見てみると「自動アップデート」がオンになっていたために、アップデートファイルがiCloudの容量を圧迫していたのだ。

課金して容量を増やすほどでもないと思っていたので、その自動アップデートをオフにした。そうするとアップデートされていたデータは消え、使用容量も元の1.7GBに戻った。

これが、第一の失敗だった。

 もう一つの通知、「ソフトウェアアップデート」は、自動で突然されては困ると思い、慌てて自動更新をオフにした。

 しかし帰宅後、また勝手に突然ソフトウェアアップデートがされては困ると思い自分のペースでやれるようにと、アプデをしようと考えた。
(自動更新をオフにしたのだからそんなことは無いはずだが)

 そして、iTunesにつないで、アップデートを行った。

 これが第二の失敗だった。
 アップデートしても不具合ないか確認せい!

 画面には「バックアップを取って更新」「バックアップを取らずに更新」という選択肢が出る。

 パソコンの残り容量は16.4GB。iPhoneはすでに11GB使っていたので、これではPCの容量が圧迫されると思い、バックアップを取らなかった。

あほんだらー!!!!!!!!

これが第二にして最大の失敗だった。


アップデートが進んでいくうち、画面が動かなくなった。

「エラーが発生しました」というメッセージとともに、iTunesは動きを止める。iPhoneの画面にはひたすら「PCにつなげてくれ」と言わんばかりの画像が表示されたままだ。

「更新」をすれば直るかもしれない。直らなかったら「復元」をして工場出荷状態に戻す必要がある。という画面が出る。

なんということだ。私は、iTunesにバックアップを取っていない。
しかも、昼間iCloudに自動バックアップされていたデータも消してしまった。

何も、残っていない。
「そうか、突然自動バックアップがされていたのは、ソフトウェアの自動更新に合わせてiPhoneが準備していたのか」と今になって気付く。

しかし、何も、残っていない。


 私はわずかな望みにかけて、「更新」を押す。

 何度やっても、エラーが表示されるだけ。


追記!!!

アプデできた!!!!!!!!!!
スマホの中身消えなかった!!!!


 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?