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DREAMに参加して思ったこと

先日、正式に世界一周コンテストDREAMの三次審査の結果が発表された。

結果発表

結果は

落選

次の審査には進めなかった。

正直、悔しい。

でも「補欠合格」はいただいていた。
だから、本当にあと一歩だったのだ。
もう気が抜けてしまって、なんて言ったらいいのかわからない。
不合格とストレートに言われるより正直ツライ。

この3次審査は「プレゼン審査」と「Web投票審査」の2種類の点数の合計で結果がでる。
その割合は7:3。
点数の開示はされないからわからないが、Web投票は43人中22位であったことを踏まえると、プレゼン審査が結構な好成績であったことは想像がつく。
これは、素直にうれしいかもしれない。

プレゼン審査を振り返って

準備期間は実質1週間しかなく、今までに経験したことのないプレゼンを録画する形式であった。
プレゼン自体はこれまで何回もやったことがあったので、プレゼンをすることに対してもパワーポイントを作ることに対しても抵抗はなかった。
ただ、前代未聞のオンラインで録画をするという形式に苦しんだ。
どうやってオーディエンスを巻き込めばいいのか、自分らしいプレゼンをするためにはどうすればいいのか、ボディーランゲージってどうやったらフレームに収まるのか…

4日かけて構成を決め、1日でパワポを作り、残りの2日でひたすら練習という感じの時間の使い方だった。
最終日にたどり着いた形式は次のような形だった。

勉強机にPCを置く
椅子を使わずに床に膝立ちをする(胸から上がフレームインする)
これまで通り身振りを使ってプレゼンする

椅子に座った状態で撮ると、どうしても顔のアップになったり、上からカメラを見下ろす形になったりしてしまい、威圧感を与えてしまいそうだと思ったし、身振りがフレームに入らない問題発生してしまった。
だからといって立ってみると、身振りは入るが、カメラを胸から上の正面に置くためにかさ上げするものがなかったので、見下ろす形が改善できなかった。
だから、膝立ちをして、机の上に置いたPCを微調整して、プレゼンに臨んだ。
面接とかテレワークで上半身だけ正装をしている時と同じ感覚ではあったが、結果的に今まで通りのプレゼンができた。

Web審査を振り返って

プレゼンに比べて、苦手な発信を評価されるWeb審査。
いくら比重が軽いとはいえ、ここである程度は確保しないと次に進めないっていう感覚はあった。

まず、所属している団体と高校のクラス、LINE、Twitter、Facebook、Instagramのタイムラインに投稿して、認知を拡大したのが月曜。
月曜の20時開始だったが、次の日の10時時点で120票。
トップとは軽く倍は差がついていたと思う。

火曜日はLINE以外の各種SNSでつながってない人を対象に個人LINEアタックしたのと、バイト先への告知をした。
半日かけて50人くらいにLINEを送ったと思う。
次の日の10時時点では380票。
確か一番の伸び率だったと思う。

そこからは、基本的にLINEグルへの告知、SNSで発信といったマス向けのアクションしか打たなかった。
個人にアタックするほうが票数を稼ぎやすいんだろうっていう仮説はあったが、久しぶりに連絡するのがこの投票のお願いっていう一方的なものになってしまうことに罪悪感を感じてしまい、火曜だけしか行わなかった。
もし、水曜以降も割り切って粘り強くやっていたら、合格する可能性もあったのかもしれない。

最終的に獲得できた票数は1062票、43人中22位、ブロックのトップとは約6倍の差が開いてしまった。

個人アタックに罪悪感を感じていたり、もともと友達(つながり)が非常に多いってわけではなかったりしたが、1000票を超える票を1週間で集められたことに関しては、すごくうれしかったし、自信になった。

学んだこと/感じたこと

①SNSって疲れるってこと
Web投票の期間はバイトとSNSを行ったりきたりする生活だった。
自分のことを発信するのにもエネルギーが要るのはもちろんだけど、フォローしている他の参加者の人の活発さを見ると自分のペースがわからなくなり、ただただ焦ってしまうことが多かった。
周りと比べてしまうっていう負の側面があるんだということを改めて感じたし、自分と誰かを比較するっていう行為はパワーを吸い取られるんだなとも感じた。

②Give & Takeするものをきちんと認識すること
投票二日目に行った個人LINEアタックで感じた「罪悪感」とか「自分勝手だ」という感覚から、これを考えるようになった。
投票をお願いして、投票してもらう。相手は自分に対してGiveしてくれているが、自分は何をGive(相手目線だとTake)できるのかを考えた時に何も出てこなかった。Win-Winでないと感じたのだ。
でも、考えてみれば、自分が頑張っている姿を見せることも一つのGiveの形なのかもしれないと思った。
そういう姿を見せてくれることを期待して投票という行動をしてくれているのだと捉えられるから、その考え方は有効なのではないだろうか。
そういう、「自分の姿を見せる」っていうのも一つのGiveの形であることは頭の中に入れておきたいと思う。

③自分のプレゼン力が結構上がっているのではないか?ということ
最初にも述べた通り、プレゼンと投票の割合は7:3であり、投票の順位は真ん中くらいであったことから、プレゼンの評価が結構高かったのではないかと推測している。
以前、所属している団体のオンラインミーティングでプレゼンをした時のオーディエンスの反応がいまいちだったことや、自分の中でもしっくり来ていなかったこと、オフラインでプレゼンしていた時も空回りしている感覚があったことを踏まえると、結構上達したのではないかと考えている。
これまでの自分のプレゼンの課題感をちゃんと把握して改善できたともいえるだろう。
これからプレゼンする機会があるかはわからないが、純粋にこの経験は自信になるなと思った。

ほかの参加者の夢も人柄も素敵だということ
Web投票を通じて、たくさんの人の投票ページをみたり、参加者の人と話したりした(し、これからも何人かと話す予定)。
誰の話をきいても、キラキラしているし、きいているこっちも元気をもらえるのだ。
すごく幸せな空間だなと思いながら話をきいていた。
コンテストという形式上、順位をつけないといけないが、そんなの関係なしに、みんなが掲げている夢は達成してほしいと強く願っている。

これからの行動

世界一周コンテストは終わってしまったが、自分の夢への道が断たれたわけではない。
自分の夢は世界ではなくて、日本にも必要なことだと思っている。
形はどうであれ、「周りの人を笑顔にして幸せになってもらう」という夢を叶えるために日々を生きていく。

まずは、スパイスカレーを一緒に作る機会を必ず就職までに作る。

一緒に作る仲間が誰かはわからないし、緊急事態宣言が延長されてしまったらそんなこと言っていられないけど、その時はその時で方法は考えたらいいと思ってる。

あと、動画編集もやってみたい。
意外にも?参加者でYoutubeを投稿しているっていう人がいる気がしたのと、これまでも少しやってみたいと思っていた節はあるから熱が再燃してきた感じだ。
スパイスカレーを作る動画ってのもいいかなとか思ったりしている。
おうち麺TVさんのカレーバージョンって考えたら面白そう。
やってる人いるのかな?

それと、SNS(というかインスタ)をもう少し使っていきたい。
基本見る専だったけど、今回のWeb投票期間を通して、使い方をやっと理解できたと思っているから、手を動かしていきたいと思ったのだ。
別に、何を投稿するでもないけど、何かテーマを決めたほうが楽しそうだなとは思っているので、食べ物縛りとかでポストしていく感じのことをしようかな。

最後に

なんかまとまりがなくなってしまったが、今回のDREAMに出場した経験っていうのは、本当にいいものだったと思う。
自分の苦手分野への挑戦っていう意味でも、学生最後の挑戦って意味でも、新しいつながりを作ることができたって意味でも。

3月下旬の入社までやることはいっぱいでバタバタすると思うけど、感じたり考えたりしただけで足を止めてしまうと本当に無駄にしたことになると思うので、上に書いたやつは少しずつでもやっていく。

「落選」っていうのは、そこで終わりというわけではなくて、そこからが真のスタートなんだろう。

これからも頑張ります。

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