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点滴生活

痩せた猫だねぇ。
うちのには「ごはん食べなさい」と言い聞かせてるけど、まぁ、食べないね。
点滴に栄養はない。

そうそう、猫さんは首輪してる方が多いじゃないですか。
輸液すると首回りパンパンになるんで、点滴打ってから、そこそこ吸収されるまでは首輪しない方がいいかも。
なんせ首回りポンポコリンにふくれちゃう。
点滴初日(先生してくださった日)に、洗濯ネットにいれてたけど、ちょうど膨らむ場所にチャックがあたっちゃって、針がネットのチャックに押されて抜けました。
そういう失敗は共有したほうがいいよねと思う猫飼いです。

点滴3日目。
慣れたけど、指は震える。
看護婦にして、数日前からワンコさんの点滴生活を始められてた点滴先輩に「指が震える新人看護師見習いです」って点滴相談したら、「どんと構えな」というありがたいお言葉を頂戴したので、どんと構えましたが所詮素人は素人でした。
難しいねぇ。

さて、猫。
超善良。
点滴、平気。
マジ?
多分、動画撮ったらぬいぐるみ。
痩せたぬいぐるみ。
それくらい協力的。
動かない。
これ、猫飼いとして奇跡。
どう育てたらこうなるの?ってくらい協力的。
話してどうこうならないから資質だと思うけど、とにかく大人しい。
朝の5時とか6時からジャンジャン起こしてくれるので、それに合わせてちゅーる出して、舐めてくれてくれたら水を飲ませる。
その間に点滴の用意。
初日は600w40秒で温度人肌にならなかったけど、4日目で残り少ないから600w30秒でも熱かった。
針先だけ変えて、点滴パックに白いプラぶっ刺す。
輸液が針から出てる(空気抜けてる)事をチェックして、ぶっすりにゃんこの首に点滴ゴー。
最後のほうで点滴コード踏まれて点滴針が首から抜けるトラブル有り。

点滴5日目
猫、点滴場所に自らスタンバイ。
言うても単に寝床です。
ソファか私の布団か。
布団へ来たから、ここで点滴。

輸液レンチン。
残り100cc。600wで20秒。
熱い。
人肌より明らか熱い。
なんやねん。
100cc×10秒くらい?
うちのレンジだとそるくらいか?
明日また試そう。

ほんと手のかからない猫なので、点滴用意7:15スタート、7:25終了。
針変えたり、レンチンしたり、猫抱っこしたり、首消毒薬したり、針刺したり、輸液したり、抜いた針を袋に詰めたり全部終わってこれ。
なんだったら、点滴中に脱走試み1回だけ。
しかも本気じゃなくて、にゃんこ挟んだ両足揺らしたら収まった。
点滴中に両手使えるって奇跡かよ。

あと、悲しいけどウン●はしてません。
オシッ●は1日2回くらい。
色がほとんどなくて、量が多い。
点滴しないと生きられないなぁ。

まぁ検査です。
天気悪いんで、点滴とチュールだけもらってくるかな。

猫は機嫌よく寝てます。

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