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その文章に隙間をあけて

わたしは暇なときnoteの記事をあさるが、たまに目が滑って読めない記事に遭遇する。
その記事の特徴は決まっている。改行がなく、文字がずらっと並んでいる記事だ。

人の書いたものに文句を言うなと怒られるかもしれない。
しかし、その記事にいくらいいことが書かれていたとしても、隙間が空いていない文章を読むのは難しいのだ。

改行されていない文章を読むと、息継ぎができない。
どこまでも広がる文字の奔流に飲まれ、どこまで読んだかわからなくなる。

わたしはnoteやTwitterに文章を投稿するとき、意図的に改行をしている。
誰かにとって読みやすいようにという配慮は勿論、後から自分が読み直すときに読みやすいように心がけている。

誰かが言った。文章はリズムだと。
それを聞いてからというものの、わたしは文章のリズムを気にするようになった。

文章を書くときは歌うように、詩を書くように。口に出しても黙読でも、すらすら読めるようにと気を付けている。

隙間のない文章はリズムに乗れない。
読んでいてもいまいちノレない。

人には人の書き方がある。それは尊重すべきだ。
だけど、少しだけ文章に隙間を開けてくれたなら、わたしが喜んで読みに行くから。

お金が好きです。お金のためなら頑張れます。