テーマを追う2 グリーンなきクリーンエネルギー

カーボンニュートラル、EV、5G、DX

今の社会の中で欠かせない技術を支えるテーマでがエネルギー、特に電気である。電気がなければ、これらは成立しない。さらには私たちの生活も成り立たない。

私に社会人のイロハを文字通り叩き込んでくれた先輩がエネルギーの専門家だったので、良く話をしていた。

私達が考えるべきは、エネルギーのベストミックスである。

様々な発電手段、エネルギーの元があるがそれらの組み合わせによって最も効率よくかつ自然環境への負担を減らすことが必要であるとのことだった。

実はすべてにおいてバランスが重要である。再生可能エネルギーとして注目される太陽光や風力は安定した供給が難しい。一方で現在のメインである火力は環境負荷も大きく、なおかつ燃料を海外に依存しているため、いざという時の保障がない。

長所と短所それぞれのバランスから考える必要がある。にもかかわらず、どれかだけに依存するような方針があちらこちらで見えるのがまったくもって不思議である。

他所の国を見てみると、「自分の国の発電は原発ゼロでかつ100パーセント再生可能エネルギーです。」と言いつつも、実は隣の原発大国から電気を買っていたりする。

新幹線に乗っていても、車で走っていても、あらゆる所にメガソーラーが見えてくる。

山を切りひらいて、緑を失ってクリーンエネルギーを作る。それでいいのだろうか。

電気という生活に欠かせないものだからこそ、それがどのようにして作られているのか。背景を考える必要があるだろう。

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