アイキャッチ

<会社を経営すること>の視点から #わたしを表す7つのキーワード( 2 )

( 1 )はこちら

前回に引き続き、このツイートから始まった視点の違いによる自己紹介 ( ? ) をやっていこうと思います。お付き合いください。


( 1 ) 理屈で理解しないとできない人
( 2 ) 生まれ故郷と、縁もゆかりも無い場所
ーーーーー今回はここからーーーーー
( 3 ) 夢を表現する前の、現実を知る必要性
( 4 ) 無邪気さと真面目の共存
( 5 ) 人見知り故に見えたこと
ーーーーー ここ まで ーーーーー
( 6 ) 電子レベルでの世間の波
( 7 ) 夢の実現に向けて


( 3 ) 夢を表現する前の、現実を知る必要性

まずこの項目で指す<夢>とは具体的なことではなくて「こうありたい〜」「○○をやりたいな〜」という表面的でふわっとした感情の代名詞と定義します。

その夢は1個でも100個でも、はたまた1,000個でも…いくつ無限にあっても、<現実>にお金がいくらあって、どう動かしてどんな結果になるのを理解していなければ、いつになっても叶わないということを嫌でも実感しました。

わたしは 株式会社夢みるぱさり (以下ぱさり) において、無意識且つ無自覚に常に夢ばかり思い描いていて、お金にはとんと無頓着でした。しかも、タチが悪いことに自分はそのことに全く気づいていません。今思い返してみると顔から火が出そうなくらい恥ずかしいことですが「夢を描いていればいつかは叶う」とすら思っていたんだと思います。今は当時どんな気持ちでいたのかすらも思い出せないくらい、誠に恐ろしいことです。

<夢>は持つべきものです。辛い時、苦しい時、大きな壁が立ちはだかった時、その<夢>が糧になって乗り越えられる。でもそのためには<現実>というお金を直視し、何が正義かを見極める必要がある。自分の中の正義が確かにあって、その次にその正義を叶えるための夢がある。
それを 株式会社モアザン (以下モアザン) に移ってから理解することができました。


--------------------


( 4 ) 無邪気さと真面目の共存

お金と時間と人に対しては常に真面目でありたいと思っています。真摯に向き合う、と言った方がいいかもしれません。これまでの30年間は予定を立てずに行き当たりバッタリである程度なんとかしてきたけれど、還暦までのこれからの30年間を予定を立てて1分1秒を大切にすることでどんな化学反応が起きるのか実験中です。

ひとつ分かったことは、自分の時間を大事にすることで、相対する人の時間も大事にできるということ。相手の状況を伺うということが自然にできるようになりました。(今までどれだけ自己中だったかということが顕著になって頭を抱えました。)

そんな真面目を謳う中でも、しっかりと無邪気さを消さないでいたい、とも思っています。というより、元来わたし自身が両極を持ち合わせているから、バランスをとっていきたいということ。

ただ単に無邪気に「あれやりた〜い」「これがいいな〜」とキャッキャするのではなく、はたまた頑固に「これはダメ!」「あれもダメ!」ではなく…真摯に向き合う中で、情熱や夢を持っていられるのが経営の面白さなのかなと思います。


--------------------


( 5 ) 人見知り故に見えたこと

メインの自己紹介でも書いたのですが、わたしは酷い人見知りです。
だからこそ気づけたと思うことがひとつあります。

人は皆他人に興味がありそうで、実は全く無いということ。

そこがそもそもの出発点であること。

初見での対峙はいつどんな時でもとても緊張するものです。相手の顔色を事細かに伺い分析しながら会話をするのですが、どの人にも共通してあるなと感じるのがこんにちは。の時点で興味は自分から相手には移っていないということ。

誰でも一番興味があるのは己自身で、初めて会った人に興味が湧くのは
①自分と共通項が見つかった時
②自分の思考範囲を超えた時

のいずれかの瞬間に立ち会った時なんじゃないかと思うのです。

だから、飲食業というひとつのファン産業である以上、来ていただいたお客様にはいずれかの感情を持っていただくことがファンになっていただける瞬間なんじゃないかと気づきました。

逆を言うと、いずれかに当てはまらなかった場合は次がないということ。だからできる限り多くのお客様にその経験をしていただけるように努力をするべきなんだと思います。


--------------------


次回がこの話題の最終回です。
ぜひ最後までお付き合いください。

( 3 )はこちら

この記事が参加している募集

#自己紹介

230,907件

サポートありがとうございます。 頂いたサポートはフィルムの購入や現像に充てさせていただきます。