Sakura

おはよう。

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最近の記事

初夏とフィルムとねこ

「ねこっ」と気を抜いた時、口づさんでしまう。 これにはちゃんと理由がある。 「つかれた」や「だるい」という言葉はあまり言いたくない性分のため、その代わりに「ねこっ」といっていたら口に馴染んできたためだ。 「ねこっ」 それはそうと、最近世界が終わるという予言に本気でおびえている。 「ねこ」と力強く口に出しても、なかなか体の震えは止まらない。 予言なんて見なければいいと言われるが、スクロールする指は止まらない。 止まらない、止まらない、ねこ。 いつ世界がなくなると

    • すきなひとのすきなもの

      わたしは小さなころから好きなひとの好きなものを好きになる。 例えば幼稚園のころ。 好きなお友達が水色が好きといったから、わたしも水色が好きになった。 昨日まではピンクが好きだった。 中学時代。 好きなアイドルが好きだといった歌をわたしも好きになった。 大学時代。 話すと心がぽかぽかになる大好きな人と出会い、お友達になった。 それまではあまり興味なかったインテリアや暮らしの道具、自然。 興味をもって、わたしも好きになった。 そして今現在。 好きなものはなん

      • ごとごと。〜馬路村での小話集〜

        2023年11月7日朝8時前、眠い目をこすりながら高知県に降り立った。福岡市から夜行バスで約12時間。はじめて降り立つ地だ。とりあえず無事についたことを伝え、ここからまた4時間かと気合をいれた。 高知県に来た理由はひとつ。 ゆずの収穫だ。 「ふるさとワーキングホリデー」を利用して、ゆずの生産地"馬路村"に約1ヶ月間住む。 ゆずの収穫による手の筋肉痛が治る前に、思い出を振り返りたいと思い、初めてnoteを書くことにした。文章を書くことに長けていないため、今回は小話集と

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