ぼーっと見る「忍風戦隊ハリケンジャー」感想 巻之四〜六

3話までで3人の名前を覚えられなかったピクシーですが、ちゃんとわかりやすく作ってあることに今更気がつきました。ハリケンホークから"鷹"介、水忍から七海、ハリケンレオン/獅子が吼えるから吼太。

ラッキーとかマーベラスとかその辺と比べると普通にいそうな名前だから覚えにくかったのかなーとは思うけど、"いそう"感をだせるのがすごいなあって思ってしまう。

巻之四「トンネルと兄妹」

イエロー/吼太の過去が少しわかる回。とにかく突っ込む二人に対して、様子見の重要性を訴える慎重派になったのは、過去のやらかしで妹を怪我させた負い目からだった。

妹の自立とともに吼太もある程度吹っ切れるわけだけど、地味に鷹介と七海も物分かりがいいというか素直というか、そういうところが出てていいよね。もちろんお調子者だからデートかな?っていって尾行するにはするんだけど、妹との複雑そうな関係を匂わせる会話を見たらまあああなるか。

今回のクグツ忍者モグドラゴ、cvが伊藤健太郎さんでしたね。そこまで詳しいわけではないけど珍しい役やってるなあって感じたわ…。

やはりモグラは叩くもの、ということでソードスラッシャーに続いて、カラクリボール2番・ゴートクラッシャーが登場。

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ソードスラッシャーに対して韻を踏みつつ、巻いた角をハンマーに見立てるセンスには改めて脱帽ものだよね…。このカラクリボールセット、当時も玩具を持っていなかったのでどうしても印象は薄いんだけど、逆に新鮮な気持ちで感心した。

巻之五「館長とお風呂」

お調子者筆頭の鷹介。館長は、彼のセンスを見抜いていてあえて厳しく当たっている…という回。ハムスターに身を写した館長、意外とその体を楽しんでませんか??動きが可愛すぎるよね。キーボードなり携帯電話なり。

今回の怪人は植物系ということでお約束(?????)の触手プレイ(語弊)。作り手の趣味か?まあ世の中には需要があるんだろうなあ(しみじみ)。

今回はホイールクラッシュ初披露。こういうスポーツ?競技?あるよね、って思って「輪っか 掴んで回る スポーツ」で検索すると一発で「ラート」って出てくるからすごいよね(そこ大事か?)。ハリアーソード、見覚えあると思ったけど多分ルーブスラッガー(ロッソ)かな(反ってるだけで似てるわけではない)。

そしてOPでずっと顔を出していたゴウライジャーが本編でようやく顔見せ。

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「2人の紋章が重なって三日月になる」という演出が洒落てるよね。

巻乃六「ハサミとくノ一」

今ではハリケンジャーとなった3人、まだ学び始めて2年目なのか(4話で吼太の妹が一年間連絡も寄越さなかったって言ってはいたけど)。落ちこぼれ扱いだった割にはアイテム関係ない忍術が多彩でちょっと笑うよね。まあニンジャ=サンならそういうものなのかもしれない(?)

1年前の単位を取りなおすために(申し訳ないが単位の話はNG)山を登る七海を、幹部である暗黒七本槍の女二人、フラビージョとウェンディーヌに襲われる。幹部なので当然強いけど、あまり真剣に戦ってない(というか手加減されてる?)のでなんとか二人が合流するまで耐え抜けた。どうでもいいけど、山を登ってるシーンのこんなパツパツの黒ズボンはよろしくなくない?まあ変身後が網タイツだったりするしリリィ白銀の方がアレって言われたらうん

今回の怪人はハサミの忍者シラーンス。カップルや親子、友達の縁を切るのはまだしも国際会議中の縁を切るのえげつなくない?どこぞの街には本当にリア充を爆殺するドーパントもいるんだけど、別方向にとんでもないことしてて吹いたよね…

新しいシノビボールはトータスハンマー。

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ゴートクラッシャーで「もぐらは叩くもの!」ってやってたのと同じように、「チョキにはグーだよね!」という返し、子供にもわかりやすくて良い(5話で鷹介がワニワニパニックやってるの思い出してしまった)。金槌タイプではなく、ガンダムハンマー系のハンマー(というかそのもの、殺意の塊)なので弱いわけがない(横>特格派生→横>特格派生→BJ2の世代)。哀れシラーンスは風穴を空けられて爆殺四散!ワザマエ!

一気に見たけど1週間で2話なので遅く感じる…見忘れないように気をつけよう。次回はゴウライジャー本格登場だ、楽しみ!

それでは。

画像出典
忍風戦隊ハリケンジャー
©︎テレビ朝日、東映、東映エージェンシー

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