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【小5向け】2024 灘中一日目②

大問1 問2
まずもって最近の果汁グミはそこまでぶどうの味を再現しているのだろうか。この文章では「果汁をそのまま詰めこんだように濃縮されたジュースを飲んでいるような味」と形容されているが、本当のところはわからない。
ここでは、「つやつやの巨峰のような絵が描かれた濃い紫色の包み紙」が出てくるとやっぱりそういうリアル路線の味を期待するということであった。
答えを書く上で気になるのは「ちゃんとがっかりするだろう」という表現である。

問い方は「がっかりする」のはどうしてですか、というもの。結び方は結構悩む。マイナスの心情だから「のに、から」を使えばいい。それよりいつがっかりしたのか、包み紙をほどいた時点でがっかりするとは考えにくいので、やはり口に放り込んだときだろう。
とすると、「包み紙から本格的なぶどう味を期待したのに、ぶどうあじあじだったから。」とするのが無難なのか。
「ぶどうあじあじ」をそのまま使えるかは疑問が残る。入試の会場であれば念のため言い換えている。
「本物のぶどうの味がしなかったから。」これでいいだろう。

おそらく点数差にはならないが「ちゃんと」をどう活かすかが難しい。
「ふつうは」をどっかにいれるといいかな。

***
この解答をあみけん先生と議論しているときに「マルカワのフーセンガムのように…」と言ったら笑いを誘ってました。丸川製菓のホームページを見ると、定番のオレンジ・グレープ・イチゴ、そしてフェリックスガムに加え、SPYxFAMILYのキャラクターガムが扱っているですね。あと「高額商品」というタブもあり、駄菓子メーカーの矜持を感じました。

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