【🍏のオフ考察】《SOUTHEAST編》

０．今回の考察形式

一応毎回書いておきます。

１．チームとしての補強テーマ
２．FA補強について
３．トレード補強について
４．ドラフト補強
と当たり前の話だけど、この小テーマに分けて考えてみようと思います。

全体の中で何チームかで課題になるのがラグジュアリータックスの2ndエプロンの件。CBAが改定された事でここは罰則が多いのでよほど安定した状況で無い限り、避ける方向性で考察する。

１．アトランタ・ホークス

1-1．補強テーマ「主力若返り」

今季の失敗（PO進出できず）、オニエカ・オコング、ジェイレン・ジョンソンの台頭により、本格的にカペラやハンターの放出がニュースになり出している。ヤングの放出も噂こそされるが、タイムラインとのバランスを考えればデジョンテ・マレーの放出が妥当なところか。
PGがそこまで厚くないので、マレーは残す可能性も高そうだけど。

1-2．FA補強

トレードでの補強が主軸になりそうで、アトランタもタックスを回避する傾向がある為、FAではほぼ動かないと考えられる。
強いて言うなら、サディック・ベイの再契約と、トレード等補強後のポジション補填くらいか。

1-3．トレード補強

前述の通り、クリント・カペラとディアンドレ・ハンターの放出が濃厚。
どちらも相応に需要がありそうな存在だけに、注目のアセットになるだろう。
ハンターはチームの3番手プレイヤーになりうる選手だし、若手とのトレードでピストンズや、タックス回避も兼ねてバックスが万が一ミドルトンを動かし得る相手にもなるのだろうか。
カペラはサイズこそややアンダーよりだが、リバウンドが強く、インサイドに課題のある、PO目標のチームの補強にいい選手。
当然いずれも安価なプレイヤーではないが、オールスタークラスほど高くもないので、注目にはなりそう。
また伸び悩みの若手も数名いるので、彼らを他チームの若手とのトレードもありかも。

1-4．ドラフト補強

今ドラフトの1位を獲得したホークス。
トレードダウンも考えられるが、チーム状況を考えられるが、素直にアレクサンドル・サーを狙うかなと考えられる。
2巡目は持っていない為、彼と現行の主力でチーム軸を組み立てるのが良策か。

２．シャーロット・ホーネッツ

2-1．補強テーマ「軸の確立」

正直順位以上にロスターメンバー自体は充実している、ラメロ以外に誰を中心にするか落ち着けば、来季は一気に躍進の予感もある。
現状ブランドン・ミラーがラメロのパートナーとしてやっていくと思われ、一人経験値を補填できるベテランが獲れると、今季のペイサーズのような躍進は見えて来るかも知れない。

2-2．FA補強「マイルズ・ブリッジスの再契約がほぼ一択か」

他から選手を獲るような補強スタイルをあまりとるべきではないけど、ベテランの経験値を欲しい場合に限り、トバイアス・ハリスなどもありか。
とは言えマイルズ・ブリッジスを再契約出来れば中軸は仕上がるか。

2-3．トレード補強

一見SG不足にも見えるが若手が多いポジションなので、一年様子を見れば問題ない。ミチッチやコディ・マーティン、グラント・ウィリアムス、ニック・リチャーズとセカンドユニットが充実しており、そこを動かす段階でもない。今オフでは主力は下手に動かさないのが吉だろう。
キャップスペースが大幅に空いているので、他チームのサラリーダンプを手伝いつつ、将来の指名権やインサイドの補填を出来る存在を獲得するのがいいかも知れない。

2-4．ドラフト補強

6位と42位を保持。
スターター強化なら6位ではウイングを出来る選手を獲るのが無難。
陣容的には渋滞してるもののSG寄りでDFに気の利くウイング候補を獲るのがベターか。
42位については2way候補を獲るのがいいが、むしろどこかのチームのサラリーダンプに関与しつつ、放出しても構わないかも。
そのくらい若手の陣容は充実している。

３．マイアミ・ヒート

3-1．補強テーマ「2ndエプロン回避とマイナーチェンジ」

2ndエプロン回避はマイナーチェンジの為の前置き的な話。
おそらく2ndエプロンそのものはさほど気にし無さそう。
ヒートほど、大変革よりもマイナーチェンジが似合い、サイズアップをさほど求めないチームもないなあって思います。

3-2．FA補強

先の2ndエプロン問題もある為、大きな動きにはならなそう。
PO破棄しそうなケイレブ・マーティンはおそらく残さず、今主力と言える存在だったヘイウッド・ハイスミスとの再契約くらいになると考えられる。
他はケビン・ラブとトーマス・ブライアントのPO勢か。どう動くかで補強の動きも変わりそう。

3-3．トレード補強

噂こそあれど、バトラー・アデバヨ・ヒーローの3人は動かないというのが個人的な見方。万に一つ、この中の一人が動くときは指名権に振るか、ある程度の選手を取れる場合に限るかなと。
今季株を上げこそしたものの、ダンカン・ロビンソンはサラリーダンプを兼ねて放出の可能性は高い。
ロジアーは放出の可能性があるだろうがTDLまでは引っ張りそう。

3-4．ドラフト補強

15位と43位を持っていて、そのまま指名に使うだろう。
チームの陣容とのバランスで言えば、15位はハンドラー候補を43位は色々な考え方もあるが、個人的にはビッグマンorビッグウイングか。
実際順位的な人材やヒーローの存在を考えれば、15位でビッグウイング、43位でハンドラーという手段もあり。

４．オーランド・マジック

4-1．補強テーマ「3番手の存在とハンドラー補強」

現行のチームでPO進出というまずまずの結果は残せている。
3番手というか、バンケロを主軸にフランツを3番手に置ける存在というのが正しい所か。
ポール・ジョージ獲得の噂などもあるけど、個人的にはフルツがFAで抜ける可能性が高いハンドラーの補強がかなり意味として大きいと思う。
またウェンデル・カーターJrが悪い訳ではないが、ビッグマンでスターターを張る選手がアップグレードまたはアップサイズ出来るとよりよいかと。

4-2．FA補強「クレイ⁉」

長年マジックの課題となっているシューター。
今オフではFAとしてかつてのビッグシューター、クレイ・トンプソンがいる。負傷以降で少し過去の選手みたいな言い回しをしたが、十分にシューターとして活躍するだろうし、負傷の影響で鈍った部分もチームの変化で、復活を果たすかも知れない。

4-3．トレード補強

そこまで人を動かす必要もないだろうが、強いて言うならジョナサン・アイザックは動かしうるか。
キャップに余裕がある為、まだ大丈夫だが、バンケロやフランツのルーキースケールが終わった時に動かしどころに悩むのが彼のところ。
彼をトレードに出してチームで足りないポジションや指名権を補強する意味はある。例えばOKCであれば、アイザックとドートのトレードや、アーロン・ウィギンズまたはアイザイア・ジョー＋1巡目1つとかでのまとまり方をするかも知れない。

4-4．ドラフト補強

18位と47位を保持。
18位ではビッグマン(またはCも守れるビッグウイング)が妥当かと思う。
47位はシューター候補か。

５．ワシントン・ウィザーズ

5-1．補強テーマ「主力や軸をどうするのか」

先のホーネッツでも似たような事を書いたが、ウィザーズの場合は明確なタレント不足。ドラフトやトレードの失敗が目立ちフォワード陣こそまずまずだけど、バックコートについてはエース格として獲得したにも拘わらず、エゴや奇行ばかり目立ったプールをどのように扱うかも悩ましい所。

5-2．FA補強

正直今オフのFAで獲った方がいい選手も多くなく、意外とキャップスペースも空いていない為、FAに走るのは得策ではない。
タイアス・ジョーンズも残したい所だろうが、跳ね上がるようであればドラフトに注力した方がいいかも知れない。

5-3．トレード補強

先に書いたようにフォワード陣はクーズマ・アブディヤ・クリバリ・キスパートと特にナチュラルではSFの選手が渋滞気味。
市場価値と自チームの今後を見据えて、ここの誰かをトレードアセットとして質が不足気味のバックコートを補強したい所。

5-4．ドラフト補強

2位・26位・52位と保持しており、多少重複してもバックコートで司令塔になれる選手を獲るのがいいと思う。
具体名を出すなら負傷持ちで評価も落ち気味ではあるがトピッチや、守備型のステフォン・キャッスル、トータル的に能力の高いロブ・ディリンガムのうちのいずれかが妥当だろう。
26位ではインサイドプレイヤーを獲りに行くのが無難だが、初年度から使えるかわからないトピッチや、純粋なPGではないキャッスルの場合には26位、または52位でSeniorのハンドラーを確保する方がロスターバランスは整いそう。