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ボカロ曲「虹色マーブルガール」について

発表する曲としては4曲目となる「虹色マーブルガール」をアップしました!


今回の制作について

今回は特別企画と言いますか…いつもと違った布陣で挑んだ作品でした。
作詞/作曲  :HIKOBOSHI
編曲     :るしおら
イラスト/動画:小町ゆっけ

編曲を依頼すること自体が初めての試みだったのですが、
いきさつをお話します。(←話し好き)
るしおらさんとはちょっとしたキッカケでTwitterで知り合いました。
バンドマンであり、私と同じくボカロPもやっています。
ある日の会話。
HIKO&るし
「バズりたいっすね~どうすればいいんですかね~」
「影響力高い人に拡散してもらうとかですかねー」
HIKO「もしバズったら便乗させてくださいね(笑)」
るし 「いいですよ!じゃあ逆も…というか一緒にやってみます?」
HIKO「MAJISCA!?」

…です。
今回は詞と曲を私が作って、アレンジをるしおらさんにお願いすることに。
折角なので自分が作るジャンルからは少し外したところでイメージしようと思いまして。
今まで聴いてきた音楽のジャンルの広さや数の多さはまあまあ自信があるのですが、割と最近知った「Future bass」というジャンルがありまして、
聴いた感じ結構好きだなってなったのと、以前るしおらさんがTwitterで
Future bassの話をしてたのを覚えていたのでFuture bassアレンジに合うように曲を作っていくことにしました。
ちなみに2人の共通項はHR/HMだったりします。

作曲について

Future bassで作ろう!と決めた時に、アレンジのし易さを考慮すると、
まず先に「お洒落っぽいコードにしなきゃな」でした。
そうじゃなきゃいけない、は無いと思うんですけど、何となく…。
という訳で、作曲方法はいつも同じでは無いのですが
今回はギターを担いで鳴らし始めました。
コードは考えてというよりも自分の感覚として気持ちいい感じに
ギターを弾いて、結果的に〇〇ってコードだった、のような
感じです。段階的に下がっていく(伝わりますかね??)コード感が
好きで、イントロ⇒Aメロは「AM7→AmM7→G#m7→C#7」の
進行になっています。
コード名は後調べなので「エーマイナーメジャーセブンス」
って何?どっちなの!?とか思いましたまる

大体全体の曲の流れが出来てきた時に気付いたのが、
一度の和音使って無くない!?でした。
(一度の和音というのは、よく終礼の最後のジャーンみたいに
あ、何か完結したな、っていう聞き心地のアレです。)
個人的にキャッチーさは大事にしている(つもり)なので、
曲のラストに最高のキャッチー展開(当社比)を意図的に作っています。
一番最後に使っているコードが完結した感のある
一度の「E」のコードです。

編曲担当のるしおらさん曰く、最後のポップどころの
アレンジが一番苦労したそうです(笑)

作詞について

昔バンドマンだった時代は普通に書いてましたけど
ボカロ曲として発表する曲としては初の作詞曲です。
テーマを決めてからキャラ設定、キャラの背景設定、
歌詞に載せていないことまで細かく裏の設定を組んでから
大枠のストーリー作成、歌詞に落としていきました。
思春期マイペース女子の心模様的なテーマです。
一番力をいれたところはずばりタイトルです!
色々と想像しながら動画と合わせて読んでいただけると嬉しいです^^
作曲と比べて語ることが少ないのはシャイだからです!

編曲について

知り合ってからは結構よく話す間柄で私は勝手に仲良しだと思っている、
るしおらさん。彼の音楽愛や向き合い方はとても好感が持てて、
曲をお渡しして、こんなイメージなんです~って伝えた後も、
ズバズバっと自身の持つ意見も言っていただいて、私の意見も
しっかり聞いていただいて、自分では絶対今後も作れないだろうな
って素敵なアレンジを作っていただきました…!
主旋律(ミクちゃんのボーカル)の裏でコード以外に鳴っている
裏メロディのセンスが抜群です。やり手です(笑)
いただいた日は嬉しくて寝る前まで何度も何度も聴きました。
優しくて真面目で本当に素敵な方なのでチェックしてみてください★
(また一緒に作る機会があればいいな…)

イラスト/動画について

今回はピアプロ内で知り合った小町ゆっけさんに、
是非にということで依頼をさせていただきました。
理由は単純明快で、小町さんの絵がメチャメチャに可愛くて
好きだからです…!
歌詞の内容を事細かくお伝えして、動画の原案となる
ラフから色々なパターンを用意してくださって、
相談しながら淡い色合いでカラフルポップな
最高に素敵な動画を作成していただきました!
動画では初めて初音ミク以外のオリジナルキャラクターで作りました。

まとめ

今回の曲を発表したくてしたくてウズウズしてました(笑)
コンセプトや、個々人の意識の向き先がしっかりしていて
良い制作活動が出来たなって思っています!
毎度思うことですが、DTMやってみようって真剣に始めて、
発信して良かったな。真剣にやっていれば同じ温度感の
クリエイターさんと繋がったり、作品を好きって言ってくれる
方が居る。関わってくれた方をまた色んな方に紹介できる。
今後個人的事情によりちょっとペース落ち気味にはなります
(曲のストックはあるのでちょいちょい発表はすると思います)が、
音楽はずっと辞めないんだろうなって思っています。
すごい長文になりましたが読んでくださってありがとうございます。

おわり。

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