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小説

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2021年5月の記事一覧

うそつきとトマト⑧

ブリエラは僕がトマトをもっている事を知っていて、トマトを取り返そうとしていた。 人間…

きの子
3年前
2

うそつきとトマト⑦

これには僕はおどろいた。と言うか、にわかに信じ難いその話を信じてよいのか、わからなくなっ…

きの子
3年前
3

うそつきトマト⑥

ブリエラの言う通り歩いて行くと、木のトンネルに辿りついた。 あとはここをくぐればもとの…

きの子
3年前

うそつきとトマト⑤

入り口に立ち、ドアをノックした。 中から顔を隠すようにフードのついたマントを羽織ったブリ…

きの子
3年前
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うそつきとトマト④

「何を困って居るのですか?」 と尋ねると王様は力なく話しだした 「私には妃がいる。名をブ…

きの子
3年前
2

うそつきとトマト③

ぼくがキョトンとしていると、彼は色々はなしてくれた。 彼が言うには、これはナスの形をした…

きの子
3年前
1

うそつきとトマト②

これには驚いた。 ナスに話しかけられた人がこの世に何人いるか。 多分ぼくだけだろう。 ぼくはおそるおそるナスを拾った。 内心まだ信じていなかった。 だってナスが話すなんて、そんなのきいた事がない。 ぼくの目の前にきたナスは話し出した 「私はやさい王国からやってきました」 やさい王国!?! ぼくがこんらんしているのはおかまいなしにナスは続けた。 「あなたのこれまでの冒険の数々はやさい王国にも届いています」 何のことだ?? 冒険どころか、僕はほとんど何処にも

うそつきとトマト①

もし道端に置いてあるトマトを見つけたらそれは拾ってはいけない場合がある。 あるあつい晴れ…

きの子
3年前

水路の中

私は天涯孤独だ。 行儀がわるいという理由で、友達も家族もいない生活をおくっている。 幸い…

きの子
3年前
1

しましま石のなぞ

山の上にある「たかい村」にはとっても珍しい石があった。 この石は白石と呼ばれ、白地に赤の…

きの子
3年前
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夏の終わり

はれて大人になった日。 ぼくは旅に出ることにした。 そしていまぼくは困っていた。 周りの…

きの子
3年前