第115回ご紹介フレーズ〜レイニー先生の今日から役立つ英会話(podcast)〜
【第115回ご紹介フレーズ】
《関係代名詞とは》
大きく分けて、
主格(主語)の関係代名詞
目的格(目的語)の関係代名詞
が存在します。
関係代名詞
→二つある文を一つにくっつける役割を持つ。
→二つある文で、共通している単語を一つにまとめる。
《主格の関係代名詞とは》
Aの文とBの文で構成された文章があり、そのそれぞれAとBの文に共通の「人」が表現されている場合には、その「人」をwhoで繋いで、AとBを合体して一つの文にします。
一方で、
Aの文とBの文で構成された文章があり、そのそれぞれAとBの文に共通の「物・動物」が表現されている場合には、その「物・動物」をwhichもしくはthatで繋いで、AとBを合体して一つの文にします。
さらには限定的に、
Aの文とBの文で構成された文章があり、そのそれぞれAとBの文に共通の「人と動物」がセットで表現されている場合には、その「人と動物」をthatで繋いで、AとBを合体して一つの文にします。
つまり、主格の関係代名詞は、who, which, thatの三つから構成されます。
そして、「主格の関係代名詞」と呼ばれる理由は、Aの文とBの文に共通する単語でBの文の主語を関係代名詞で繋ぐので、主格(つまりは主語)の関係代名詞と呼ばれるのです。
《主格の関係代名詞の文の構成》
二つの文で構成された文章:I have a friend. She lives in America.
文A:I have a friend.「私には友達がいます。」
文B:She lives in America.「彼女はアメリカに住んでいます。」
上記の文Aと文Bで共通した単語は、「友達でありアメリカに住んでいる彼女」
文Aは、a friend「友達」
文Bは、She「彼女」
であることがわかります。
この共通した単語は「人」なので、主格の関係代名詞whoで文Aと文Bを一つの文にします。つまり、文Bの主語Sheを繋ぐので、「主語を繋ぐ」ということで、ここでは主格の関係代名詞が必要なのです。
結果、主格の関係代名詞を使って合体した一つの文は次のようになります。
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