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入院あれこれ ひとりごと

重い病気をしたこともなかったので なれてなくて、死んでも別にいいやと思っていました。

初めに診てもらった病院の先生があまりにも失敬な人間だったので 放置。
地元の先生にすすめられた病院で。

そこは、いい先生の部類に入る担当医だったです。

背中から麻酔が入って数日間は痛みもなく。
体から色々と線が出てるので「改造人間みたいだ」と言っていたが これはウケてなかったかな。

なんか担当医はヒゲをマスクの下にはやしていた。
自意識過剰かい、とか思ったね。

その下のイヤに若くてハンサムな真面目な にーちゃん(医師)は、好感は持てるがこんなにハンサムだと意識してしまうので迷惑だと思った。
なんせね。
こちとら見かけも中身もボロかったから。

子供の頃から、人が回りにいると観察しすぎて疲れるタイプっす。
何も考えていない人と思われていたとしても。

すごく人懐っこいんではあるのです。

あまり、くだけて話して せん妄かと思われてもいけないと 自重しました。

年配の掃除の女性や患者さん、看護士さんたちと話をしてとても楽しかった。

病院の廊下でヒゲ担当医と会い声に出して
「えっ、なんと挨拶するんだ…今晩は(かな)」
と、ひとりごとのように言って

しまったのが、自分自身の狼狽感が自分の中でウケたです。

朝じゃないのにおはようございます?(芸能人じゃないし)
こんにちは は(道端じゃないし) なんか変だろ…と。

このヒゲ担当医、間が悪くて 声かけと同時にカーテンをあける。
パジャマをはきかけの私は、よくうろたえる。
まだシャバ感覚で。
むこう様は次をこなす為だと私も心得ては、いるっす。

ベッドごと移動するのも、おぉこんな感じなんだと天井が過ぎてゆくのが興味深く、車椅子移動もなんとかランドのコーヒーカップのようで感激して(自分アホすね)押してくれる人についそれを言ってしまい これはウケました。








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