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【コラム】中古ピストバイクはどこまで変わるのか

ここで自分のピストバイクの購入~カスタムの遍歴を紹介したいと思います。ジモティで1万円で買ったピストがここまで変わるというのをお伝えしたいと思います。


実際のジモティの出品のスクリーンショット

①ジモティでの出会い

前の記事でも書いた通り私のピストバイクはジモティで譲ってもらいました。ジモティ石川版となっているのですが、当時私は転勤で石川県に住んでおり、ちょろっと近所に行く用の自転車を探すところから始まりました。

ママチャリでも何でも良かったんですが、1万円でスポーツバイクっぽいチャリを発見。タイトルも"fork"とだけ書いてあり詳細も全く不明。

ただフレームをよく見るとFolkと書かれており検索すると、ARESBIKESというBMXメーカーの700cシングルスピード/ピストバイクということを発見。

BMXメーカーとしては有名だとわかり、ちゃんとした自転車でしょう、ということで問い合わせて購入。車で引き取りにいきました。



②引き取り直後
写真は自宅アパートの前で記念撮影した写真ですが、改めてみると屋外保管だったのかシートやハンドル、フレームも日焼けしておりボロい印象。
この時たしか1月ごろで雪も降っておりしばらくそのまま放置してました。


③ペダル交換
3月になり晴れ間も増えてきて家の前で初ライド。固定ギアの独特の感覚を覚えました。固定ギア乗車に必要なペダルストラップをハードオフで購入し交換。


④ハンドル交換
アップガレージサイクルでなんとなくドロップハンドルに交換。
1,000円のキャノンデールのドロップハンドルですが、なんとなくカスタムの楽しさを知りました。



⑤ハンドル・ステム・シートポストを交換。ホイールリム塗装。
ロングライザーバーがカッコいいとのことでNITTO for Shred Barに交換し、シートポストとステムをThomsonに交換。リムが白くて統一感なかったのでスポークをマスキングしてリムをマットブラックに塗装。



⑥フレーム塗装・サドル交換
自転車フレーム塗装用のSpray BikeのwhitechapelをBROTURESの通販で購入し塗装。この頃にはBB含めて全バラシできるようになっていました。サドルはアメリカのWTB社のSilveradoというサドルのbluelug別注モデルに交換。



⑦クランク交換・ペダルストラップ交換
クランクを憧れのSRAM OMNIUMに交換。ペダルストラップも最初につけたノーブランドのトゥークリップからHOLD FASTのペダルストラップに交換。


⑧コグ交換
EURO-ASIAのDELUXE Cog 17Tに交換。ドライブトレインはこれで満足。


⑨フレームパッド装着・BMX風にカスタム。
YNOTのフレームパッドを装着、ペダルをcultのプラペダルに、ハンドルもNITTOのbluelug別注のHi-Hi BarにしてBMXぽくして遊んでました。ダウンチューブに車のカスタムも好きなのでSPEEDHUNTERSのデカールを貼って一気にストリートっぽくなりました。


⑩ステムをショートに交換。
ThomsonのX4 100mm→形状の違う50mmに交換。一通りカスタム満足しこのまましばらく乗ってました。


⑪フォーク交換
ベントフォークがクラシックな印象で気になり、レッドに塗装されていたALPINAのカーボンフォークをメルカリで購入しマットブラックに再塗装し装着。これで外装はフレームとホイール以外はすべて交換したことになりました。



⑫ブルホーンハンドル装着・タイヤ交換。これで一通りカスタム完了。
Cinelli x MASHのブルホーンハンドルに交換。もともとついていたCSTの謎の28cタイヤもスキッドでだいぶ削れてきたので、Thickslick 25cに交換。


約1年でここまでカスタムしました。かかった費用ですが、すべてメルカリやハードオフでの中古品購入なのでトータル10万円くらいです。

お察しの通り車のカスタムも好きで全てDIYでやっているので、機械いじりの知見は多少あり状況でした。ピストのカスタムも全部自分でやりました。なので工賃は0円です。多少工具も買いましたがトータル5,000円もかかっていません。

YouTubeで勉強すればピストのカスタムはすぐわかると思うのでぜひ自分でカスタムする楽しさを知って欲しいです。


次回からはそれぞれのパーツの交換方法や注意点の記事を書いていきたいと思います。

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